エリーゼ(機構関連)


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2023年04月12日
ドアミラー

        路面の段差が激しい所を走ると、首を垂れる様になった。
        垂れるのは、ドライバー側のみ。 こちらは、一度ミラーが落下している。
        原因は、一か所のみで止められている部分が折れた事。( 酷い設計だと思っていた 

        オリジナルのミラーは、平板で視角が狭いので、ワイドミラーを張り付けていた。
        後付けしたミラーの重さも有るのだろうが .......






        ミラー部を外すと、オリジナルミラーが割れていた。 ( 1997年製





        ミラーの固定は、バネ張力の減少も有るので確かめたが、錆びも無く、張力は十分だった。





        原因は、どうも此処らしい。
        球面ジョイント部の摩耗か、過去に蛇腹部に保護剤をスプレーした潤滑作用に因る滑りか。





        球面ジョイント部は汚れていたので、脱脂剤を吹いて洗浄。 
        これで、多少はドアミラーを動かす時の手ごたえは増したのだが、助手席側に比べれば
        まだまだ柔らかい。 首が垂れる現象は、これだけでは収まらないだろう。

        そこで、ミラー自体の重量を低減する事にした。
        オリジナルミラーと、ワイドミラーと分離する。 オリジナルミラーは撤去。





        ワイドミラーの台座が無くなったので、アルミ板を切り出す。( t=0.3mm )
        それを貼り付け、台座とした。


< 表側 >                          < 裏側 >
 


         ワイドミラーを張り付けて、完成。 大分軽くなった。







         < 追記 >


         ミラー取付部のネジが緩んでいた。
         オフセットドライバーは有るが、力が入らず、ネジ山が逃げてしまう。
         手持ちの工具 ( インパクトドライバーのビット、8mmラチェット ) を組み合わせる。
         ビットを指で押し込みつつ、ラチェットを回すと、上手く締め込む事が出来る。








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