エリーゼ(機構関連)


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2023年04月07日
ステアリング関連( 其の二 )

        この状態が、正常なのかどうなのかが解らない。
        記憶上では、こんな状態では無かった筈。 
        路面の悪い所では、コクコク カタカタ と 耳障りな音が発生し、手にも伝わってくる。


https://youtu.be/EzmNo1E1kzk


        音の発生場所を探ると、ユニバーサル ジョイント部ではなく、 どうも下図の赤〇部から聞こえてくる。
        ラック&ピニオン部の摩耗( バックラッシュ大 )が、色濃いか ? I





        グロメット(No.14)をめくってみても、見えないだろうし、グリスも注入出来そうにない。









         そこで、ユーザーマニュアルを見てみると、” プリロード調整 ” が出て来た。
         ユーザーマニュアルは、下記の通り。( マニュアルには、図面上に出てこない語句があるので
         修正して載せている)


         < スラストパッドの調整 >

         1. スラスト パッドは、ラック バーの歯とピニオン ギアの間のプリロードを制御するために使用され
            スレッド プラグを介して調整が可能。
         2. 適切なプリロードにより、ラック バー を、50 - 70 Nの力で移動させることが出来る。
         3. 調整を行う前に、ラックとピニオンのアセンブリを、シャーシから取り外す必要がある。
         4. スラスト パッドを調整するには、ロックナット (36mm ソケット) を緩め、5.5mm 六角ビットを用い
            スレッドプラグを調整した後、ロックナットを締める。
         5. おおよその初期設定を行うには、スレッド プラグをしっかりとねじ込んでから、1/2 回転戻す。





         この調整で治るかどうかは解らない。
         いずれにしても、ラックとピニオンアセンブリを、シャーシから取り外す必要が有るので、非常に腰が
         重くなる。 
         リベット除去、ピニオン シャフトとユニバーサルジョイントの位置合わせ、アライメント再調整等々
         考えただけでも、腹一杯となる。

         手間暇考えたら、ラック&ピニオンアセンブリ全交換した方が、得策だろうね。






         M10側、薄手のソケットが必要そうだ。
         リベットも有る ..... ドリルで揉んで除去したら、そのままにした方が良さそうだ。
         下写真は、助手席側なので、比較的やり易い様に思えるが、運転席側は、ペダルの背後。
         やり辛そうなのは、明確。








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