| A/Cを復活させようかと思うこの頃。 コンプレッサーを念の為 再整備する事にした。 電磁クラッチに通電して、動作確認はOK。 プーリーを回してみると、固着していて微塵も動かない。2021年06月24日に撤去した後 放置状態であったのだが、コンプレッサーの入出力の口は閉じていたので湿気が入る筈もないし、オイルも多少は入っている筈。 こうなると、分解するしか手はない。
クラッチ面に錆びらしき物が浮いていたので、#350で軽く研磨。
金属シール面の研磨( #1000 )と、ゴムシール部洗浄後、 エアコンシール用オイルを吹き付ける。
ここまで分解すると、コンプレッサーのベーンが見える。 コンプレッサーオイルの手持ちは無いので、エアコンシール用 オイルを吹き付け、回してみるが ....... 駄目だ 回る気配が無い。 暫く待った後、コンプレッサー本体外周をゴムハンマーで、叩きまくる。 すると、固着が少し解けて90度程回転した。 一度組み立て直して、電磁クラッチを駆動させ、プーリーを回してみる。 力を掛けれるようになった為、少しずつ固着が解けて 行くが、180度程しか回らない。 ゴムハンマーで叩いては回す事を繰り返す事30分、疲れ果てた頃、やっと回り始めた。 恐らくは、ベーン部の固着だろうが、コンプレッサー内面のダメージが気になる。 このまま放置は出来ないので、オイルを注文する事にした。
純正のオイルは、SK−20となっているが、検索してもヒットしない。 圧縮機構( ローター、ピストン、ベーン)に因って、使用不可のオイルが有るらしいが、そうそう焼きつく事も無いだろう? そこで、R134a用の粘度指数はPOE32〜100対応(ワイドレンジ)のオイルを注文した。 鉱物、エステル、パラフィンとPAG油に 互換性を持つとの事なので、まあ大丈夫だろうか。 しかし、納入まで日数が掛かる。 ( 待つしかない ....
< 追記 >
このコンプレッサーは、新品が手に入る。 リトアニアから空輸となる。 実際コンプレッサーを再実装となると ....... リアカウル脱着、取付、真空引き、ガス&オイル注入 と、実に手間が掛かる。 仮に、旧コンプレッサーを実装して圧縮不良 となれば、目も当てられない。 なので、実装品は、新品とならざるを得ないだろうね。 果たして、乗る機会がめっきり減った この車 ..... やはり、non A/C仕様のままになるのか ?
オイルが来た。 236ml/¥3,000 と、バカ高。
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