エリーゼ(機構関連)


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2023年07月14日
A/C コンプレッサー

            A/Cを復活させようかと思うこの頃。 コンプレッサーを念の為 再整備する事にした。
            電磁クラッチに通電して、動作確認はOK。 プーリーを回してみると、固着していて微塵も動かない。2021年06月24日に撤去した後
            放置状態であったのだが、コンプレッサーの入出力の口は閉じていたので湿気が入る筈もないし、オイルも多少は入っている筈。
            こうなると、分解するしか手はない。

            クラッチ面に錆びらしき物が浮いていたので、#350で軽く研磨。


 


            金属シール面の研磨( #1000 )と、ゴムシール部洗浄後、 エアコンシール用オイルを吹き付ける。


 






             ここまで分解すると、コンプレッサーのベーンが見える。 コンプレッサーオイルの手持ちは無いので、エアコンシール用
             オイルを吹き付け、回してみるが  .......  駄目だ 回る気配が無い。
             暫く待った後、コンプレッサー本体外周をゴムハンマーで、叩きまくる。 すると、固着が少し解けて90度程回転した。
             一度組み立て直して、電磁クラッチを駆動させ、プーリーを回してみる。 力を掛けれるようになった為、少しずつ固着が解けて
             行くが、180度程しか回らない。 ゴムハンマーで叩いては回す事を繰り返す事30分、疲れ果てた頃、やっと回り始めた。
             恐らくは、ベーン部の固着だろうが、コンプレッサー内面のダメージが気になる。
             このまま放置は出来ないので、オイルを注文する事にした。






             純正のオイルは、SK−20となっているが、検索してもヒットしない。
             圧縮機構( ローター、ピストン、ベーン)に因って、使用不可のオイルが有るらしいが、そうそう焼きつく事も無いだろう?
             そこで、R134a用の粘度指数はPOE32〜100対応(ワイドレンジ)のオイルを注文した。 鉱物、エステル、パラフィンとPAG油に
             互換性を持つとの事なので、まあ大丈夫だろうか。 しかし、納入まで日数が掛かる。 ( 待つしかない ....


             < 追記 >

             このコンプレッサーは、新品が手に入る。 リトアニアから空輸となる。 実際コンプレッサーを再実装となると .......
             リアカウル脱着、取付、真空引き、ガス&オイル注入 と、実に手間が掛かる。 仮に、旧コンプレッサーを実装して圧縮不良
             となれば、目も当てられない。 なので、実装品は、新品とならざるを得ないだろうね。
             果たして、乗る機会がめっきり減った この車  ..... やはり、non A/C仕様のままになるのか ?




             オイルが来た。 236ml/¥3,000 と、バカ高。 







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