女と男のシアワセ |
女の私がシアワセになるのには、男の協力が不可欠です。特に男性にとっては「聞きたくない、見たくない」話もあるかなと思いますが、まぁ、ちょいと聞いて見てくださいな。御意見は掲示板かメールで!
「女と男のシアワセ探し」の連載未掲載分を別館のマンガ&イラスト館に少しずつアップしていきます。ぜひごらんになてください。
母の日 |
ホントにあるんです、この看板。最近、同じ店の同じ看板が、ますます我が家の近所にもう一つ立ちました(笑)
いつも家族でこの看板を見るたび、話題にのぼります。だって、「たまに」って・・・ねぇ・・・妻にのあとの「・・・」もなんだか意味深で、いろいろ妄想をかき立てる看板です(笑) ちなみに私共夫婦は、結納などと言うモノを省いて結婚式だけやりましたので、結納品に付き物の婚約指輪とか言うモノもありません。いまだに私は石のついた指輪というのを所有していません。 結婚指輪は式の時に交換するのに必要だと言われ、購入しました。せっかくだからと思ってしばらくはめていましたが、行く先々で「えっ?結婚してるの?」とか聞かれるのが面倒になったことと、「なんだかこれって、犬の首輪みたい?夫に見えない鎖で繋がれてる?」といううっとうしい気分になることもあり、外してしまいました。 夫は私が外したあともしばらくはめていましたが、どっかに落としてきて無くしました(オイッ!)私は外したけど、無くしてないぞ。そのうち、歯の被せものにでもするかな・・・(笑)
|
ご主人様 |
「ウチの主人とかって呼ばれたい?」と夫に聞いたところ、「いや、別に・・・」というので、結婚当初から人に夫のことを言うとき「主人」と言っていません。
結婚した翌日から、「主人、主人」という友達への違和感や、夫の顔を見ていて、どうしても「主人」と呼ぶことの違和感があり、駄目です。 マンガにあるように、夫を「主人」と行った途端、自分がハチ公やランプの精に変身しそうな気がしてしまいます。 人から「ご主人様」と言われるのも、変な感じで・・・。我々夫婦は、立派な「割れ鍋綴じ蓋カップル」で、「御」や「様」が付くような者はおりませんが・・・ってそんな気分です。 人の夫を呼ぶときも、相手の女性をハチ公やランプの精にしてしまいそうで、「ご主人」なんて呼ぶのはチョット苦手です。「ウチの主人」と自ら言う人は「ご主人」と呼ばれても抵抗ないだろうとは思うのですが・・・。 |
男女平等 |
「平等」は賛成なんです。やりたい人がやりたいことを、性別に関係なくできるというのは。でも、まわりを見渡せば・・・。結局、上手いこと持ち上げられて、女性って良いように使われてないか?と思っちゃいます。
夜中まで「男並みに」働けるって良いことなの?漫画のように女も兵隊になれるって、歓迎できることなの?男女平等だから「男並みに」とはいうのに、なんで男女平等だから「女並みに」とはいわないの?私の頭は疑問だらけです。 今までの「女並み」に、男性も夜中まで働かなくて良くって(職種にもよるけれど)、今までの「女並み」に兵隊なんてしないってことには、ならないのかしら。 「男並み」の男女平等って、「男のやり方が一番」と認めちゃってるってコトになると思うんだけど・・・?今までの「男のやり方」がすべて正しいとは思えない私です。「男のやり方」「女のやり方」両方を見比べて、人間として一番良いやり方はどっち?って言うのが本当だと考えてるんですが。 |
脅される出産 |
出産・・・聞くとするとは大違いでした。「陣痛」がまず、大違い。朝「チクッ」ときたんですが、まさかそれが陣痛の始まりなんて・・・私は偶々勤務が休みの旦那と、るんるんドライブで出かけてしまい、出先で出血(おしるし)を見てそこから病院行きになってしまいました。
ドラマなんかで見慣れていた、いきなり「ズンッ!」と来て「うっ、産まれるっっ!!」なんて痛さなら気付いたのでしょうが、最初は「チクッ♪」で、その2〜3時間後ですよ、2度目の「チクッ!」は。「さすがに出産近くには、時々チクッとするのね♪一瞬だけ痛い生理痛みたい(笑)」なんて言っていたのでした。 おしるしを見て、始めて「もしかしてコレって陣痛?」と思い、病院に電話したら「すぐきてください」。はい、陣痛だったんです。入院したら「チクッ!」は「ズンッ♪」「ズンッ!」「ズズンッ!!」と強さを増し、1時間、30分、15分と、計ったように2分の1の早さに縮んでやって来ました。「教科書みたいに進むわねぇ」と看護婦さんに笑われました。 それにしても驚きだったのは、さんざん脅かされ、聞かされてきた陣痛が、結構のどかなものだったこと。だって、痛いその時だけは確かにかなり痛いんだけど、波がひくとぜぇーんぜん無痛。「あの痛みって、幻だった?」と思うくらいなんでもないんですもん。5分おきになるとさすがにせわしないけど、それでも合間は無痛です。産む直前は「アア〜っっっ!!!」とドラマみたいになるのかなぁと不安と期待(笑)がありましたが、直前はいきみを感じるだけで、痛みはどこかへ消えている・・・・。「噂や脅しと違うぅ〜」というのが正直な感想でした。 |
|
産婦人科、嫌いです。妊娠検査、ガン検診、出産、不正出血、その他でアチコチの産婦人科にかかりました。でも、気持ちよくお任せできる医者に当たったことがありません。そばにいた看護婦さんがいい人じゃなかったなら、キレていたのじゃないかと思うところもあります。
乳ガン検診で「アンタのように大きいオッパイの人は、触診したってガンかどうかなんて分からないんだよね〜」と言いながら、長時間、熱心に触診してくれた先生がいます。分からないから長時間診てくれたんでしょうけれど、「分からない」と言われながら黙って触られなきゃならない苦痛・・・。「分かんないなら行っても無駄。触られ損!」と、それきり検診をやめてしまってずいぶん経ちます・・・(^^;.... |
男女共同参画 |
「女なんだから・・・」「女のくせに・・・」何度そう言われたことか。両親、祖父母、弟、親戚に始まって、学校では先生や友達に、結婚すれば夫と彼に繋がった人たちにと、キリなく言われ続けてきました。
昨日、久しぶりに美容院へ行きました。マンガの通りのショートカットが、半年の間にすでにセミロング状態。最近、何人かの知人に「この頃色っぽいね、髪型♪」と言われたんで「よーしゃ、しばらくは色っぽくいくかぁ!」と、なじみの美容師さんに「此の色っぽさを壊さないカットにして!」と頼んだら・・・「中身が変わんなきゃ!アンタ、中身が男だもん!!」と笑われました・・・。色っぽい男だっているジャン!(負け惜しみ) 私って男らしいんだ。必要以上に「女なんだから・女のくせに」と言われるはず?何だか納得した私。 |
|
ジミ婚なんて言葉のなかった18年前に結婚式をした私。結婚式が「女の夢」「一生一度の晴れ舞台」なんて女性もいますが、普段からスカートを履くことの無かった私は、フリフリ・純白のウエディングドレスや、ピンクの花柄なんかの打ち掛けを身に付けたい気持ちがありませんでした。おまけに、私たちの結婚は歓迎されていなかったので、結婚式費用は自分たち持ち。ホントはしたくもない式を成り行きですることになり、費用を削りに削って「とりあえず」のハデ婚をしたのでした。 一緒に暮らし始めたのが真冬で、式はその年の初夏。当時住んでいたアパートの一斉清掃日が式の日と重なってしまい、組長さんに欠席をお願いに行きました。「どちらかが代表で結婚式に出席して、一人は清掃に参加できないの?」と言われ、「実は私たちの式なんで、一人欠けると困るんです・・・」と答え顰蹙をかいました。順序が逆って、そんなにイケナイことなんでしょうかね。 お金使って、着たくないモノ着て、後ろ指刺されて。結婚式なんてむだ遣いだったよなぁ・・・。
|
夫婦別姓 |
実は私、戸籍名は川口ではありません。諸事情により、夫には川口になって貰えませんでした。私が別姓で川口を使い続けてる理由は、大げさなもんじゃありません。智子という名前に、夫の姓名を付けて読み上げたときの音、見たときの漢字の並びがあまりに合わないと、自分で感じるというに過ぎません。 「名前なんて、記号じゃない」と言われたりもしましたが、二つの記号があって、どちらでも選べるなら、好みの記号にしたくはありませんか。ホントに記号だと思うなら、「夫の姓」にさせるため、「ただの記号だから・・・」なんて説得は「ウソッペ〜!」です。 別姓が法律で認められたら、戸籍も川口に戻す約束が夫とは出来ています。「でも、母と親戚には内緒ね」(夫・談)実に、諸事情の諸問題がここらにあります(笑)
|
我が家の場合 |
私たちが結婚したのは、1984年。ビートルズのジョン・レノンが暗殺されて4年後のことでした。ジョンが大好きだった彼は、ジョンのハウスハズバンド時代を真似たかったらしい。家事をする夫、子育てをする夫は、私にも非常に都合がいいと思いました。世間はまだまだ「男に家事させるなんて・・・」と言う人が大多数でしたが、私はそんなの気にならない方です。
彼は良くやるほうだとは思います。友人、知人の連れ合いを拝見し、愚痴などを聞く限りは・・・。子育ても「ウンチ以外は」オムツも替えていたし、風呂は彼がいるときは、彼が入れていたし。今も「気が向けば」皿洗いや「トイレ以外の」掃除もします。でも、気分はあくまで「妻の補助」。ジョンも、ヨーコに「ハウスハズバンドをしてあげた」と言ったんだろうか? |
ジェンダーってなんじゃーぁ? |
ジェンダー(Gender)っていうのは、社会的・文化的に作られる性差のことだそうです。というと何だか難しいけれど、女の人、覚えがない?「なんで女だからって、共稼ぎなのに私一人が家事をしなきゃなんないんだぁ・・・!」とか。
男の人も覚えがあるはず。「彼女とのデートで、食事代、ホテル代、全部オレ持ち。彼女の方が、稼ぎがあるのによぉ〜!!言えないけどサ」とか。
コレが、いわゆる文化の作った女、男ということなんだって。女→家事をやるのが当たり前、男→女に金を払わせるのは恥とかいうのが。