質問:
「どのようにしてクリスマスを祝うか」
答え:
「そして急いで行って、マリヤとヨセフ、また飼い葉おけに寝ておられる幼子を捜し当てた。」ルカ2章16節
羊飼い達は不思議な経験をしました。御使いが彼らに現われ、「御使いは彼らに言った。『恐れることはありません。今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです。きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キトストです。あなたがたは、布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。これが、あなたがたのためのしるLです。』」 (ルカ2章10〜12節)。
「御使いたちが彼らを離れて天に帰ったとき、羊飼いたちは互いに話し合った。『さあ、べツレヘムに行って、主が私たちに知らせてくださったこの出来事を見て来よう。』 そして急いで行って、マリヤとヨセフと、飼葉おけに寝ておられるみどりごとを捜し当てた。」(2章15〜16節)
とあります。
ここに、羊飼い達が、どのように救い主をお迎えしたかが書かれております。私達が、クリスマスを迎えるにあたって大切なことは、救い主を捜し求める、と言う姿勢ではないでしょうか。「急いで行って、捜し当てた」と言う言葉にそのことを教えられます。
しかし、「ベツレヘムに赤ちゃんが生まれた。捜しに行ってみよう」、と言っても簡単な事ではありません。彼等は時間をかけ、労苦を重ね、ついに捜し当てたのです。
救い主は、私達を罪から救い出して下さる為においでくださったにもかかわらず、ある人達はそこに至らないまま、キリストの探求をやめてしまいます。本当に残念です。時間がかかるかもしれませんし、悩みを抱えながらになるかもしれません。しかし、それらを越えたところに、必ず救い主の恵があるのです。
救い主を捜し当てた羊飼いのような思いで、クリスマスを迎えられるようにと、心から願います。
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