質問:
ゴスペルと十字架
ゴスペルは歌だと思っている方へ。十字架はファッション・アクセサリーの一つだと思っている方へ。
答え:
ゴスペルと十字架(クロス)はキリスト教がこの世に影響を与えた物の中で特にファッション性の高いものです。その二つとも本来の意味からかけ離れ一人歩きをするようになりました。十字架はネックレス、ピアスなどのデザインの一つとして考えられています。どこの宝飾店に行っても十字架のデザインのものはあります。さらにもう一つのファッションはゴスペルです。
以前、「そちらではゴスペル・ソングは歌っているのですか」と電話で問い合わせがありました。ゴスペルとは一般的に「クリスチャンの歌の中のある特殊な歌、たとえば黒人霊歌」の意味で考えられています。言語は生きていますから、時代とともに変化していきます。ゆえにゴスペル本来の意味からクリスチャン的な歌、特に黒人霊歌を指すようになってきた事も不思議ではないでしょう。
本来十字架とは、重い罪人を処刑にするにする道具の一つでした。その十字架にイエス・キリストがつけられて処刑されたのです。それは全人類の罪の身代わりとしての死でした。しかし、三日目に死人の中から甦られました。そのことによって、イエスを救い主として信じる者に救いの道が開かれたのです。
「ゴスペル」とは「福音」と言う意味ですが、それはイエス・キリストを信じるだけで救われると言う意味が込められているのです。
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