質問:
聖書が教えている神はどのような神ですか。
答え:
第一に、「創造の神」です。聖書は、「初めに、神が天と地を創造した。」(創世記1章1節)という宣言で始まります。神の存在を説明したり、証明したりしていません。
宇宙とその内にある一切のものが神の意志によって、しかも一定の秩序をもって造られました。神だけが永遠の存在であり、無限の存在です。神以外のものはみな神によって造られた被造物ですから、時間的にも空間的にも有限です。
このような神は、まさに私たち人間の知恵や理解を超えています。そもそも私たちは有限な存在ですから、「無限」とか「永遠」ということが観念的には分かつても、実感したり体験したりすることが出来ません。「万物を創造する前に神は何をしておられたか」「神はどうして存在しているのか」「神はどのような姿をしておられるのか」などと言った問いに、十分な答えを得ることは出来ません。人間の理解を超えた事柄だからです。
日本では「進化論」が絶対的な真理のように教えられていますが、公平に客観的にみれば、一つの仮説であることをご存知ない方が多いようです。欧米の科学者の中には熱心なクリスチャン科学者がたくさんいます。彼らは聖書の教えている神を信じ、「創造論」に立って科学に携わっております。日本にも、数はそれほど多くはないかもしれませんが、クリスチャンの科学者や医学者がおられます。聖路加国際病院理事長・同名誉院長の日野原重明氏はそのお一人です。
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