ある雑誌に載っていた数々の教訓の中に、「なるほど」と思わされるものがありました。その幾つかをご紹介しましょう。
「私は20歳で、犯罪はたとえそれがうまくいっても、決して心を満足させるものではないことを学んだ。」
「私は40歳で、幸せというのは、何か好きな事をするのではなく、現在の仕事を好きになることだと学んだ。」
「私は55歳で、小事は頭で考え、大事は心で決めるべきことを学んだ。」
「私は60歳で、人は愛がなくても与えることが出来るが、愛は与えることなくしては得られないことを学んだ。」
「私は65歳で、長い人生を楽しく過ごす為には、好きなものを食べる前に、食べねばならないものを先ず食べることを学んだ」
「私は75歳で、人生は自分がまだ未熟だと思うと成長するが、すでに成熟していると思う時は、もうすでに腐敗していることを学んだ。」
「私は80歳で、愛し愛されることが人生最大の喜びであることを学んだ。」
一つ一つ「なるほど、そうだ」と思わされます。その中で特に80歳の方の言葉は「やっぱりそうなんだろうな〜」とあらためて教えられました。
古今東西を問わず、人間の幸せは愛抜きに考えられません。
聖書の著者の一人であるパウロも、人生の中で「最も大いなるものは、愛です。」(Tコリント13章13節)と述べています。
愛というのは人間が生涯かけて学んでゆくべき教訓なのでしょう。
|