今月のメッセージ 107-040503
「大切な子育て」 (「ママ、わたしがプレゼント」より抜粋)
伝道者であり神学者であったジョナサン・エドワードの妻セーラは、11人の子供に恵まれていました。息子のサムエルは、母の死に際して、次の様な賛辞を述べています。「母は、子供達をうまく操縦するコツを知っていました。大声を上げたり、怒りのことばを使ったり、ましてや強く叩いたりすることなく、子供達の注目を引き、言うことを聞かせるにはどうすれば良いのかを心得ていました。子供達にお仕置きが必要なときにも、母は自分の感情にまかせて行うような事はありませんでした。母がしつけについて重要視していたのは、子供達の理性に訴える事でした。つまり、子供達が母親の意図するところを知るだけでなく、その正当性を納得できるようにと考えていたのです。母は、子供達がとても小さいときから、この方法でしつけました。子供の中に怒りや反抗心が芽生えて来たときも、後になってからではなく最初に摘み取ると言うのが、母のルールでした。子供が親に従えないうちは、神に従えるはずがないということを確信していたのです。」 毎晩、子供達が寝た後で、セーラと夫は書斎で一緒に神に祈るときを持っていました。11人の子供をベッドに寝かせた後は、どの子であっても、夫とのこの大切な時間を邪魔する事を許しませんでした。 セーラは子供達が真の神を畏れ敬い、社会に役立つ者となるように、と祈りながら育てたそうです。 子育ては一大事業ですが、それと共に自らのあり方も問われるものです。子は親の鏡とも言われますから。 聖書に「主を畏れることは知識の初めである。愚か者は知恵と訓戒をさげすむ。」(箴言1章7節)とあります。まず、自らが真の神の前に襟を正し真摯な生き方をすべきではないでしょうか。 |
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