今月のメッセージ 100-030901
「お元気ですか?」     牧  師:永 山  進

    「自分を知恵ある者と思うな。主を(おそ)れて、悪から離れよ。それはあなたのからだを健康にし、あなたの骨に元気をつける。」(聖書 箴言3:7〜8)

  「骨に元気をつける」とは面白い表現ですが、ユダヤ人にとって「骨」は「心」と考えられていたと言う事です。それはちょうど、英語では心臓が「心」と結び付けられて考えられているのと同様です。ともかく、身も心も元気なことが、私達の願いであります。

しかし、現実には疲労困ぱいで生きている人がなんと多い事でしょうか。ちなみに、東京の丸の内近辺で一番売れているのは、胃の薬と痛み止めだそうです。多くのサラリーマンが疲れているのでしょう。現に、厚生労働省の調査によると、サラリーマンの70%は常に疲れていると訴え、勤めを休みたいと考えているとの事でした。

私も何年間かサラリーマン生活を送りましたが、心身ともに疲れを感じながら働いていた事を思い出します。職場の人間関係、得意先との対応、その他様々なストレスがありました。疲れて当たり前です。

疲労困ぱいの解決法として、聖書は「主を畏(おそ)れて、悪から離れよ。」そうすれば「あなたのからだを健康にし、あなたの骨に元気をつける」と教えます。

その理由は、私達が真の神を主として畏敬うときに、本当の信仰が与えられ、更に、その信仰は神への信頼を生み出します。つまり、真の神が私達を守り導いて下さることが分かり、疲れが吹き飛ぶのです。事実、神はちょうど、親がその子をいつも心にかけ、心配してくれているように、愛と恵みをもって、私たち一人々々を助けてくださるのです。

あなたも是非、真の神を信じ、心身ともに元気な人生を送ってみませんか。

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