朗読イベントを行いました。 2016年10月7日18:00~20:00少し過ぎ 声にだしてよむシェイクスピア 『オセロー』進行役 宮城嶋遙加さん 解説 鈴木実佳 松岡和子訳の『オセロー』から、読む部分を抽出し、宮城嶋さんと準備しました。--その作業をやってみると、エミーリアのwitness(目撃し、話をきいて、あとで真相を明かす)の役割がたいへんよくわかりました。オセローとデズデモナの会話がずっと続く部分で、エミーリアのセリフが突如現れるという箇所があり、範囲を区切ってテキストを見るみなさんには、エミーリアが舞台にいるというト書きがその前にあるということをお伝えする必要がありました。エミーリアは、デズデモナのお世話をしている女性なので、黙ってそこにいるというのが当然と言ったら当然なのですが、同席しているけれども、セリフのないままでいる(目撃者である)ことが続くということ、単にテキストを読んでいるだけではわからなかったことでした。