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2010.03.29 (mon)  みえないチカラ
あのね、やっぱり偶然じゃなくって、どこかでつながっていたんだって思うの
運命とかいうと大袈裟かも知れないけれど、人とひとって、どこかで交わっていて
だからその行動とか、記憶とか、好きなものとか、そういうのは必ず接点があって
どこかでつながっているんだと思う

小説で読んだ好きだった物語が映画になって、その映画も見に行って、その世界はキレイな映像となって表現されていて
随分と久しぶりに、その映画のDVDを見たの
そうしたらね、その映画の舞台は、なんと海な彼の街だった
DVDを見てみるまで、全然気がつかなくって、その背景とか見ていたら、あれって思って
エンドロールを見たら、海な彼の街の名前が出ていたの

あひゃ!なんだかとっても嬉しい気分になって、やっぱりつながっているんだなって思えた

彼と手を繋いで歩いた通り
彼とクルマの中で夜を明かした海岸
彼と追いかけた海に沈む茜色の空
彼の好きな大きな風車のある公園

彼との想い出の風景が、そのまま好きな物語の中でキレイな風景となって記録されている

海な彼のキレイな街の風景
わたしの好きな物語
なんだかココロの中があたたかになるつながり

海な彼の街

つながっているんだなって思えた



 
 
2010.03.20 (sat)  卒業式と春の嵐
娘の卒業式があるからって、この週末も天使さん家へ

ただ、海な彼がこの週末にスノボへ行こうって言っていたから
天使さんに、「卒業式の後スノボ行ってもいいかなぁ」って聞いたんだ
「海な彼氏とでしょ、いいよ、で、いつから行くの?」
「はい、それが分からない・・・」
「相変わらずハッキリしない彼ね」

そのあと、海な彼から、「土曜の深夜に出発して日曜に滑ろう」って、メールがあったのだけれど
「日曜は大丈夫です、けれど春の嵐で山は大荒れだって、どうしよう」って、返信しちゃった

わたしの迷いを天気にかぶせちゃってる

海な彼から、「山は大荒れのようですね、やめときますか、またチャンスはあるから・・・」

あ〜止めになっちゃった

「天気悪いから行かないことになった」って、天使さんに言ったら
「え、デートもなしなの・・・」
たしかにね

海な彼が、わたしが天使さんトコにいるからって、気をつかってくれたのか
ただスノボができそうもないから止めにしたのか
それとも他にすることがやまもりなのか

・・・というか、いずれにしても、わたし、ひどいことしてるよね




そんな天使さんは、土曜は、お仕事の研修会で、近所の街まで行っていて
その帰り、仕事の人と、食事してきたんだって
海辺の素敵なレストランで、料理が美味しくって、特にドレッシングが最高で
砂浜が一望できて店内の雰囲気が、meru ちゃん好みだったって
こんど、一緒に行こう!っていってくれたんだ♪

海辺のレストラン「iL CHIANTI BEACHE」

パンフもってきてくれて、ほんと良さそうなレストラン
天使さんと、ぜったい行くんだ







 
 
2010.03.18 (thu)  「クローバー」
ままならない、思い通り進まない人生
こうありたい、そのように進みたいと思っていても
大切な人、そうありたいと思う人を考えると、そんなふうには進めない
はたして、本当に自分の進みたい道は、何なのか分からなくなってくる

島本理生著「クローバー」

自分のしたいこと、ありたいと思うコト
大切な人のために自分のできるコト
理想からかけ離れた現実をつきつけられて
それでも折りあいをつけて歩んでいく



過去を振り返れば、ここまでたくさんの選択肢があって
いま、ここにいる自分は、本当に望んでいたものなのか
この先に、自分の望んでいるものがあるのか
そんなこと、考えていたらいつまでも分からなくなってしまうから

ただ、大切な人と一緒に歩んでいけたのなら、それでいいと
自分の望むものだけを求めても、そこにたいせつなかけがえのない人がいなければなんにもならないから
だから、この先も迷い続けて、二人の重なるところを探しながら、大切な人と握った手だけは決して離さないように





やっぱり、いいですね、島本さんの作品
読み終えてしまって、華子さんや冬冶くんにもう会えないかと思うと淋しくなっちゃいました
熊野氏の頑張りが報われるのか、雪村さんと冬冶くんのこの先も気になります
雪村さんのキャラはとても好感持てたし
続編で会えることを楽しみに☆



 
 
2010.03.15 (mon)  ブーツ
海な彼を、送ってから、そのまま母の家へ

ちょっと母のトコに用事があったからね

日曜は、そのまま母のところへお泊りして、月曜は、会社をお休み



で、その日、母のところに来客があって、気づくとコレ

片付けられたわたしのブーツ

玄関に脱ぎっ放しだったわたしのブーツが、いつのまにやらリビングへ

母は、とくに何も言わなかったけれど・・・、母が片付けてくれたのね
わたしの、注意が足りなかったね、ごめんなさい

でも・・・新聞紙の上のブーツをながめていたら、なんだか悲しくなっちゃった
それは、わたしの我侭なのかな

夜、わたしの部屋に戻ったら、春の雨がガラス戸を叩く音だけが響いていた





 
 
2010.03.14 (sun)  逢いたくていま
♪〜

初めて出会った日のこと 覚えてますか
過ぎ行く日の思い出を 忘れずにいて
あなたが見つめた全てを 感じていたくて
空を見上げた 今はそこで 私を見守っているの? 教えて…

今 逢いたい あなたに
伝えたいことが たくさんある
ねえ 逢いたい 逢いたい
気づけば面影 探して 悲しくて
どこにいるの? 抱きしめてよ
私は ここにいるよ ずっと・・・・・

今 逢いたい あなたに
聞いて欲しいこと いっぱいある
ねえ 逢いたい 逢いたい
涙があふれて 時は いたずらに過ぎた
ねえ 逢いたい 抱きしめてよ
あなたを 想っているよ ずっと

運命が変えられなくても 伝えたいことがある
『戻りたい…』あの日 あの時に 叶うのなら 何もいらない

今 逢いたい あなたに
知って欲しいこと いっぱいある
ねえ・・・・・・

〜♪
『逢いたくていま』 MISIA
http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=85467




そこまでうたったら、なんだか急に
嬉しいのか、悲しいのか、なにか分からない感情が、こみあげてきちゃって
抑えきれず、なみだが溢れちゃった
笑顔をつくろうとしたけれど、その先はうたえなかった

せっかく、海な彼が、来てくれたのに
彼との夜を過ごせたのに

その夜、彼は、わたしのベットの中で、ずっと手を握って一緒に寝てくれた
ぼくは、ここに、何処にも行ったりしないから、ずっと一緒にいるって、伝えてくれているみたいに





土曜に、ケーキを持って、電車で、わたしの部屋まで来てくれた海な彼
わたしの部屋に彼が来たのは、何ヶ月ぶりかな
その夜に、カラオケ屋さんへ行ったのだけれど、そこで泣いちゃったわたし

日曜、そんな彼を、クルマで送るからって、わたしが運転して、彼が助手席で、いつもと反対だね
ドライブしながら、何処かの駅まで送るつもりが、結局、彼の街まで
「せっかく、今回は、こっち来たのに、意味ないね」
「そうだね」
だっていつまでも別れたくなかったから
春の日差しが、眩しいくらいに、フロントガラスからさしこんでいた

海な彼とドライヴ

彼のマンションについて、彼が、まわりをキョロキョロ見回していると思ったら
わたしに、キスをしてくれた
「またね、送ってくれてありがとうね」
「うん、また、こちらこそありがとう」
最後にくれた彼の充電は、わたしの口に彼のザラザラしたヒゲの感触を残していった


 
 
2010.03.10 (wed)  「つめたいよるに」
子供のころと比べてみると、時間の経つのがやたら早い気がする
それは日に増して、一年前の出来事がつい昨日の出来事のように感じることもあるし
随分と遠い昔だったような気もしたりする

江國香織著「つめたいよるに」

時間という感覚が、歳を重ねるごとにあいまいになっていって
そのうちにその意味もなくなってしまうような

子供のころの愉しかったことも、昨日の悲しかったことも
それは自分の中の記憶の断片で、それを時系列的に並べる意味はないのだと思う

つきつめれば、それは生と死の境があいまいになるということ
ココロの中で生きつづけている人は、その人にとって、時間的概念がなければ生死は関係がない

だから、人との出会いはとても大切なのだと思う
その人との記憶が永遠に刻まれるわけで、時間という意味がなくなってしまったのなら、それは永遠に続くものだから




なんだか、わけの分からんこと書いているけれど

で、海な彼氏が、今週末に会いたい!だって
わたしの部屋に行っちゃおうっかな☆だって
うひゃ♪ウレシイ〜

んまぁ、出会いはたいせつにね
わたしったら、充電切れ気味だから




 
 
2010.03.08 (mon)  「KIDS」
アサトくんは他の人の傷を癒すことができたけれど
タケオくんはそのアサトくんのココロのキズを癒すことができたんだね

「KIDS」

ココロのキズは一人では癒すことができないけれど
だれか頼れる人がいてくれたのなら、きっとそれは軽くすることができる
イタミもヨロコビも分かち合える人がいたのなら、きっとその先も歩んでいける



そんな人がいてくれるコト、それは分かっているよ、そうであると信じているよ
けれど、ときに落ち込んで、へこんじゃって、ひとり閉じこもりたいときだってあるよね
人のココロはきっとそんなに強くできてはいないから
自分のココロの奥に触れてみて、やっぱり人のあたたかみがわかる
いつもいつも上手くはまわらない、ときにガタガタしながら、ときにとまってしまっても
それはきっとまた回りだすから、そうでありたいと願っていれば



あ〜でもね
「おまえ一人ぐらい、俺が支えてやるから!」
なんてわたしも玉木くんに言ってもらえたのなら、嬉しくってもう死んじゃってもいいかも★あひゃ



 
 
2010.03.06 (sat)  「きみにしか聞こえない」
頬をつたうものがキモチいいくらい
あふれるものがとまらない
とめどなく溢れてもそれはかれることがないんだね

「きみにしか聞こえない」

ココロを開いてくれた人
わたしの声がとどいた人
その声をきいてくれた人
その人の声でわたしも一人じゃないって思えた
これからもいきていける気がした

それなのに、もうそれはずいぶんと、聞こえないきがする
とどいてこないよ、つたわってこないよ、ココロに響かないよ
わたしの声もとどいていないのかな
ううん、ただとどけていないだけのかな

部屋の隅っこで、背中を角の壁にあずけて
膝を抱えて座っていたら、なんだか誰かに抱えてもらっているようで安心する
そういえば、随分とそんなことしてもらってないな
そんなこと考えていたらそのままいつのまにか眠っちゃって
夜中に寒くって目がさめた
やっぱり一人だ
起き上がろうとしたけれど、気持ちわるくって、あたまの中の血がすうっとぬけていく気がした
起き上がれずそのままそこにうずくまって、白くなっていくあたまの中で、このままいっちゃうのかな、なんて
そんなこと考えながら、それでもなんとかベットに這い上がってふとんの中にもぐりこんだ

雨の音で目がさめたけれど、やっぱりならないケイタイ

海な彼に、「この週末は久しぶりに部屋でマッタリできそう」
ってメールしたのに

もしかして、彼が「来ちゃった」とかいって、ほんとうにきてくれたのなら
もう抱きついちゃうのに

ならないケイタイをみつめながら、時計の音だけが響く部屋でひとり、そんな妄想にふけっている



 
 
2010.03.04 (thu)  卒業のシーズンで
ずっと気になっているコトがあって
それは卒業式のこと

小学生のときはずいぶんと練習をさせられたのを憶えてる、冷たい体育館
中学のときは雨が降っていて、早く高校へいって開放されたいと思ってた
大学の卒業は、小さなちいさな講堂でひっそりと、卒業生もまばらで、
とにかくあの人と別れるのが、もう会えないと思うのがつらかった

で、高校なんだけれど・・・これが何故か、きれいさっぱり思い出せない
するっと記憶から抜け落ちている
ひゃ〜なんで?どうして?
クラスではまるっきり友達とかいなかったのだけれど、クラブではそれなりに盛り上がっていたし
あのころ付き合っていた子もたしかにいたし、卒業したら地方で一人暮らしが始まるっていう時だったし
鮮烈な想い出になっているハズなのにね

河津サクラ


卒業のシーズンで、その想い出を探しているわたし
卒業アルバムとか見れば思い出すのかな
あ〜でも、あのころの自分を見たくない、おもい返したくない気もするし
いまのまま、そっとカギをかけて封印しておいた方がいいのかな
想い出の箱がいっぱいになったとき、おもいがけずヒョンって出てくるのかも知れないね




 
 
2010.03.02 (tue)  「パズルの軌跡」
にしても、沙羅華さんのキャラはステキ☆
「気難しく、皮肉屋で、人を寄せ付けず、なのに孤独」
そのキャラに、オンナの子としての人間性も増してますます魅力的
つかえない基一くんとのコンビネーションに更なる展開を期待しちゃう♪

機本伸司著「パズルの軌跡」


ところで相変わらず考えさせられる
人の生きる目的、なぜ人は生きるのか、その真理は、果たして自分とは何なのか?

egoとnos  エゴスとノアス 自我と全体我

一人ひとりの自我、我侭があるからこそ協調が生まれるんだと思う
自我は人それぞれで、けっしてどんな型にもあてはめることも、分けることもできない
人と人が分かり合える喜びは、そんな自我があるからこそ
確かに自我があるからそこから悩みも生まれてくるのだろうけれど
それを消去してしまったら、そこに至福はないのだと思う

目標に向かう道には少なからずプロセスがあって、それらを飛ばしてただ目的が得られたのだとしても
そこに何の意味があるのだろう、目的そのものの価値が失われてしまうような気がする

だから、きっとそこに至るプロセスに価値があって、たとえそれが苦しい道のりでも
どんな道のりでも、そこに意味があるんじゃないかな

人の通ったことのない道でも、その先に信じるものがあると思えるのなら、きっとそこに意味がある
自分を信じて、その先を進もう、そこに必ず信じるものがあると思えるから




 
 

日々日記 by Small Ocean