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2009.03.30 (mon)  「落下する夕方」
一度外に出てしまったら、帰ることなんてできない
外に出るというのはそういうコト
帰る場所を失ってしまうというコト

江國香織著「落下する夕方」


限りの無い淋しさの中で、自分の感情も信じられなくなって、愛情も友情も、人も自分も、幸福も不幸も
初めから何もなければ、失ってしまうコトもないのかな

愛情を信じ、人を信じて、それが変わらず永遠であると信じて
その溢れるような贅沢を、ときにそのすべてを失ってしまう

信じていたから失ってしまうのか
失ってしまったから信じられないのか
初めから何も信じていなければ失うものなんてないのか



たとえすべてを失うことになってしまうとしても、わたしは信じ続けていたい
失っても失っても、それがなくなってしまった現実のこちら側で、
わたしも、そのリアルの中で、生きつづけていたいから

すらりとした長ねぎがコップの水にさして置いてある
淋しすぎるほどの美しさ・・・
でもね、
信じていればきっとある
帰る場所だって
信じれる人だって
信じれる愛情だって



 
 
2009.03.29 (sun)  思い通りにならない、そんな夜に
結局、予定も無くなっちゃったのに、お天気だけが、空々しいくらいに青空で
お日さまが、意味もなくわたしを照らしている
外の風は、まだ寒い

「申し訳ございませんが、今日と明日、都合により臨時休業とさせて頂きます。日曜からは通常通り営業いたします」
いつもの美容院に、予約の電話をしたら、機械的な冷たいテープの言葉が流れてきた
そう、つまづきはこの電話からだったのかもしれない
予定の無くなってしまった、金曜日
することも無く、冷蔵庫の中も空っぽだったから
天使さんのお家へ行くことにした

天使さんのお家に着いて、WISHくんを車庫に入れていると
下の子が、玄関から出てきた
「おかえり!」
すでにわたしの帰るのを知っていましたというような言い方で迎えてくれた
天使さんに、ついさっき帰るってメールしただけなのに
天使さんが、下の子にメールしてくれていたのかな

天使さんは残業で、遅くに帰ってきた
「どうしたの?とつぜん帰ってきて、いつまでいられるの?」
「美容院にね行こうと思ったのだけれど、臨時休業だって、だから、
日曜までかな、分からないけれど」
「そう」
突然に、特に用事も無いのに帰ってくるわたしは、なにかわけありに見えたのかな
日曜までいるよって、はっきりと言えないわたしだった
どこかで、海な彼からの誘いのメールを期待しちゃっているわたし・・・ダメだね

その夜、彼からのメールは無く、母からの電話があった
定員に満たないから、南の島のツアーは中止だって
はぁ〜南の島にいけるのちょっと楽しみにしちゃっていたのに
天使さんと何を着て行けばイイのかな、暑いのかなとか、話していたところだったのに

上手く、思い通りには、コトは進まないものなんだね

翌日、下の子と、クッキーを作った
机の上と、手を二人で粉だらけにしながら
下の子は、お菓子作りには、わたしより随分と慣れている

クッキーは美味しく出来たんだよ


上の子は、彼氏とデート
天使さんは、病院へ、甲状腺の検診だって



夜、寝室に行ったら、なんだか天使さん機嫌が悪くって
となりのお布団で、顔までもぐって寝ちゃっている天使さんを、随分と遠く感じちゃって
わたしもお布団にもぐったのだけれど、なかなか眠れなくって
そのうちに、目が潤んできて、涙があふれてきちゃった
スティを抱っこしながら、海な彼のコトを考えちゃった
海な彼にギュって抱きしめてもらいたい、そうすれば、こんなココロ寂しい夜も大丈夫なのに
天使さんの寝息が聞こえてくる
こんなに近くにいるのに、手も握れない






 
 
2009.03.25 (wed)  「号泣する準備はできていた」
何かを失うというコト
そのためには、その何かを所有していた、確かに持っていたと感じなければならない

その確かに持っていたという感覚
その感覚をずっと、ずっと感じていたい、感じていなければならない
その何かを失ってしまっても

江國香織著「号泣する準備はできていた」


ひとは、何かを失うとき、簡単に泣けるのかな、泣きはらすことが出来るのかな
泣いても泣いても泣いても、その先を生き続けなくてはいけないから
それを確かに持っていたという感覚を抱きながら


かなしいのは口論ではなく和解であると知ってしまったコト
自分がまだ”じゃこじゃこのビスケット”だった頃を抜け出していつの間にかツマラナイ大人になってしまったコト
確かに愛し合った過去があったのにお互いのこと-冷蔵庫の奥に何が潜んでいるかとか-何にも分からなくなってしまったコト
いつでも戻れると思っていたのに恋に落ちた時もう帰る場所を失ったしまったと気付いたコト
一人のひとをちゃんと想い続けようとすることは途方もない大仕事だと思うコト
・・・いろいろな悲しみの中で人は生きている


オトコとかオンナとか、そんなものすべて関係なくして
ただ二人だけで、”世界の外側”に行って、人としてスキでいられればそれでイイ、それだけでイイ
「人生は危険よ。そこには時間が流れているし、他人がいるもの。男も女も犬も子供も」
・・・だから私たちは危険なものが好き


わたしも危険な人生が大好き
何に対しても正直に生きて行く
何があってもそれを乗り越えてその先の向こうへ
その”危い”生き方が好きだから




 
 
2009.03.24 (tue)  いねむりなわたし
やったら眠かったりするの
何で、なんで???

睡眠不足というわけではないと思うのだけれど
だって、11時にはベットに入って
本を読んで、12時には寝てしまうから

よる眠れないとかいうコトもない
どちらかといえば、意識不明状態で寝ちゃってる


でもね、眠いんだ、これがまた
あさ、眠くって、目覚しくんが怒り出すまで起きれない
起き上がってもベットの上でしばらくボーっとしていないと動き出せない

会社でも、困った事にひじょうに眠くって
今日とかは、会議中に居眠りしちゃって、資料が回ってきたのに気付かず、隣の人に笑われちゃった★あちゃ


ホルを始めたころも眠かったけれど、あの時くらいに眠いかも

春だから眠いのか
気抜きまくりだから眠いのか
ホルくんがカラダの中で働きまわっているから眠いのか

ホルくんのオカゲだったらイイなぁ


スティと寝ているの♪

そんなに眠いのなら、もっと早くに寝ちゃえばいいのにね
スティ〜!寝るよ〜!




 
 
2009.03.22 (sun)  雨な週末
海な彼が、来るって、2時位には着くからって
1時過ぎには、お化粧も終わって、彼が来るのを待っていた
外は、風と雨のふきつける音がする
2時を過ぎても、彼は来ない・・・

この週末は、今シーズン最後のスノボにしようって、彼が言ってくれたから
うん!行こう☆ってふたつ返事でこたえたわたしだった

木曜の深夜、3時近くなってようやく彼が着てくれた
ドアを開けた途端、いつもの彼の優しい笑顔がそこにあった
遅れたホワイトデーのプレゼントを持って
プレゼントの、手作りのケーキ
しっとりいていて美味しい!でも、ちょっと意外だったな

スノボへ行く途中、雨はやんでいたのだけれど、長いトンネルを越えたら、激しい雨で
結局、スキー場の麓の駐車場に着いても雨、雨な週末

雨な週末の始まり



その日は、スノボを滑るのをやめにして、温泉に行こうというコトに
彼が、貸切の温泉を探してくれて、行ったのだけれど
脱衣所は無し、露天風呂のサイドで、脱ぐって
でも結局、その露天風呂、男湯と繋がっていて
貸切とは名ばかり・・・なんかね

なんかな露天風呂




その夜、飛び込みで泊まれる所を、彼が探してくれて
日帰り温泉の、仮眠室
寝るところは、カーテンで、仕切られているからって
でもね、周りは、おじさんばっかり
いくらカーテンで仕切られていてもね
で、お風呂は、男湯と女湯だけ

その夜泊まっているのは、他に女性はいないって、彼が確認してくれた
だから、オンナ風呂へ・・・でも、なんかね
あとから、オンナの人が飛び込みで来ないわけでも無いワケで
結局、ドキドキで、女湯へ入ってしまったのだけれど




スノボ日和

翌日は、ピーカンのなか、スノボ
滑りまくって、夕方、ゲレンデクローズまで滑っていた
彼もシーズン最後の滑りだったから、彼は彼のペースで、わたしとは一緒に滑らず
最後、帰るときぐらい、待っていてくれるかなと思ったけれど
かれは、もう先に車まで帰っていた・・・なんか、サミシイ
夕日が沈むゲレンデを、わたし、一人で見ていた
キレイねって言う相手もいない

彼はこの夕日を見れたのかな





その夜、彼は、わたしの部屋に泊まって
朝、帰っちゃった
そう、わたし、ホルの病院に行く日だったからね
そして、外は雨
たたきつけるような雨
雨の中、一人、病院へ行ってきた

病院から帰って、疲れたから、お風呂に入って、すぐにベットにもぐったのだけれど
彼の、匂いがした
ベットの中、彼の匂いだけが、残っていた

そうだ、明日、毛布を洗おう

みんな洗って、わたしのイヤなココロの中も、雨な週末も、みんなみんな洗い流して





 
 
2009.03.19 (thu)  「お前に逢うには金がかかる」
ってね、前を走るトラックに書いてあったの

何となく、クスクスって笑ったのだけれど
なにか、引っ掛かるものもあって

一緒にレストランで食事をするとき
スノボに行ったとき
何処かへ遊びに行ったとき
みんな、海な彼が、あたりまえのように払ってくれる
自然に、当然のように・・・
ありがとうって言うのだけれど、それでいいのかな
天使さんは、今どきのオンナの子なら、自分で払わなきゃダメだよって言うのだけれど

彼が、わたしの部屋に泊まりに来てくれたときとか、わたしの料理をゴチソウする
それくらいしか、返してあげられていない

あとはキモチの問題
わたしはそれを返そうと、癒してあげようと思っているけれど
わたしの以上に、それを彼からもらってしまっているような気がする




きのう、足の爪を切った
夜に、パチンぱちんと
脚を抱えて、イスの上で
何ヶ月か前に塗ったペディキュアが、もうしわけ程度に残っている
彼とシーズン最後のスノボに行こうと約束をしたから

今朝は、春風がふいて気持ちイイ
もうすっかり春な季節
早咲きのサクラに、ピンクのマニキュアを塗った手をかざした
わたしのハートは伝わっているのかな

わたしのハート






 
 
2009.03.17 (tue)  「神様のボート」
インモラル・・・モラルって、なんだろう、正しさって何だろう
インモラルだと思われることも、本当は、それがいちばん正しいのかもしれない

江國香織著「神様のボート」お風呂で読んでいるから少しよれてる

戻ることの出来ない船に乗ってしまって、何処までも、だれとにも馴染まずに
ただ、タカラモノだけを大事に抱えて、流されていく
ひとつのコトだけを信じ続けて

インモラルといわれる罪を、時が解きほぐしてくれるとき
大切だったタカラモノも、その大切さが本当だっだのか、ただの夢だったのかも分からなくなって
けれど、船は、元のところに戻り、信じ続けた一つの願は叶う
わたしは、叶ったんだと信じたい、きっと



ベットの中で、最後のページをめくるとき、あふれてくる涙が止まらなかった
ココロの中が、あたたかいもので満たされていくのを感じた
スティを抱っこしながら、「よかったね」ってつぶやいていた



「人生は苛酷だ」なんて言わないで
つらすぎるから


それまでの人生を切り離し、戻ることの出来ない船にのる
わたしもそれに乗っている
わたしの船は、何処に流れて行くのだろう
わたしは誠実じゃないし、ズルイから・・・

ただ、戻ることは出来ないけれど、最後に一緒に乗ってほしい人
その願は、今もかわらない
けれど・・・不誠実なわたしには叶わない夢なのかな


インモラルな正しさ、誠実さ・・・それは、狂気なのかな
それなら、ときに狂気でもいいような気がする







 
 
2009.03.16 (mon)  温泉とマングローブ
母の骨折も、もうギブスも取れて、リハビリをしていたけれど
もう、母は、それも飽き気味の感じで

直ったら、旅行に行こうねと約束をしていたから
4月の週末で、良さそうな温泉旅館を探していて
北陸の方に良さそうな旅館を見つけて、予約を取れそうな日程を連絡したの

そうしたら、ふたつ返事で喜んでくれて、母ったら一泊じゃつまらないから、二泊にしてねだって
二泊とも同じところではつまらないかなと思ったから、もう一つ宿をみつけて、予約を入れといたの
予約できたよ〜って、連絡したら

「芽瑠ちゃん、南の島に行ってみない!」
「うん、いいよ、でも温泉取れたよ」
「それは、それ、これは、これよ」

母の旅行好きは、なみじゃないから
骨折っちゃって、溜まっていたからね

にしても、スポンサーは、全部母
ナサケナイけれど、いまだスネっかじりなわたし



4月になったら、お気に入りの赤い旅行カバンも、久しぶりの活躍だ

赤い旅行カバン


そうそう、南の島の申し込みは、

「芽瑠ちゃんとわたし、オンナ2人で申し込んでおくから、
それと、マングローブの林をカヌーで行くんだって〜」

と母から連絡あり

なんか、オンナ二人は嬉しいんだけれど
ちょっと、どんな旅行なんだか心配でもあり
とりあえず、日焼け対策は必要だね

北陸の温泉と、南の島のマングローブ
わたしは、温泉でホッコリしている方がシアワセかな
でもね、元気な母と、旅行ができるコトがもっと幸せだね






 
 
2009.03.15 (sun)  海な彼からもらった一日
あれから、スティとベットの中にもぐって寝ていたら
夜中に、ケイタイが鳴って

真っ暗の部屋に、やけに眩しくケイタイの着信を知らせる明りが点滅してた
期待と不安・・・眩しいケイタイの画面をのぞきこむと海な彼からのメールだった

「あした遊びに行ってもいいかな?ホワイトデーのプレゼントもあげたいしね!」

嬉しくって、また涙が出てきちゃったよ
やっぱり彼は優しい




でも、結局、今週末は、海な彼には会えなかったの
それでも、いいんだ
何となく、そう思っていたから

彼が、来てくれるとか、会おうとか、約束していても
未だに本当に会えるのか、ドキドキしているの
だから彼が本当にあらわれてくれたときは、とてもウレシイ
彼が会うって約束してくれて、それを破ったことなんか無いのにね



朝、彼からのメールがあって

「ゴメン、昨日からお腹の調子がすぐれなくて、一晩寝れば直ると思ったけれど
ダメだったみたい。来週、スノボに行こう!」

それを、もうすっかりお化粧も終わってから、見たのだけれど
彼が、来てくれるって、ホワイトデーのコトを気にしてくれていた
それだけで嬉しかったから
プレゼントなんか、正直どうでもよかった
その気持ちだけで、十分、すくわれたから




あ〜お腹が空いた、きのうの披露宴からなにも食べてない

さぁ、いつもの通りの朝ごはんにしよう!
イッパイのお野菜のサラダと、フルーツのヨーグルトがけと、ゴハン
わたしのいつもの朝ごはん
ゴハンのおかずに今日は、湯豆腐とめかぶを添えてみた
お休みの朝なのに、いつもと同じ時間に起きれた
彼のおかげだねv

朝ごはんを食べながら、そうだ、毛布を洗っちゃおう
そして折角お化粧もしたし昨日の続きで、またお散歩に行こう
今日は、もっと遠くまで行ってみよう
なんだか、楽しくなってきた




朝ごはんを片付けて、毛布を洗濯機にかけて
彼が来たら着ようと思っていたお洋服を着て
さぁ、お散歩だ
玄関のドアを開けたら、昨日より、空が眩しくって、少し風が冷たかった



レンガの遊歩道

レンガの遊歩道を歩いて



林の道

林の中の道を抜けたら



春の小川

キレイな小川が流れていて



お散歩



ずっと気になっていた湖まで歩いてみようと思って歩き始めてみたけれど
冷たい空気が、歩いている肌には気持ちよくって
日向を歩いていると、もう春の温かみを感じられて
気がついたら、その湖に着いていた
つりの人がイッパイいた

湖


湖の側に、そのレストランは確かにあった
雰囲気のある、おしゃれなイタリアンレストラン
お友達から前に聞いていたんだ、想い出のレストランなんだって
亡くなってしまった奥さんとよく来ていたレストラン
まだ、みどりの旗が風になびいていたよ
帰ったらメールで教えてあげよう

湖の側のレストラン




12時過ぎにお部屋を出て、戻ってきたのが14時過ぎ
ちょうど2時間のお散歩
少し歩きすぎて、足が痛い
お風呂に入ろう、いつものベイリーズロックと本を持って

バスタブに浸かって、バスルームから見る小さな窓のすりガラスの向こう
まだ日差しがキラキラしている
わたしは、確かにココに一人だけれど
そして、今は、だれもわたしのコトを、意識していないのかも知れないけれど
わたしには、いつでも帰れるところがある
そこに帰れば、きっと天使さんや娘たちが喜んで迎えてくれる
そんな、天使さんや娘たちのコトを、いつだってわたしが想っている
海な彼のコトだって、母のコトとか、いつだってわたしが想っている
それでイイんだ
だから、わたしは一人なんかじゃないんだ

バスタブから出て、髪を洗って、体を洗って、お風呂から出る頃には
もう、小さな窓の向こうは、夕暮れ色をしていた
また、一日、歳をとったね
でも、きょうは、いい歳をとったね
だって、きょうは海な彼がくれた一日だもん

彼のくれた一日


ありがとうね





 
 
2009.03.14 (sat)  結婚式のそのあとで
会社の子の結婚式に行ってきたよ
わたしのコト知っている数少ないオトコの子


手

やっぱり、ウエディングドレスが羨ましかった
そっと腰に添えられたその子の手、花嫁さんは、この手でどれほどの安心を感じれることか
わたしがその手を添えられたような気がしちゃった
羨ましいという感情は、なんかイヤらしいね
その子の門出をお祝いしなきゃいけないのに




まだ、明るいうちに帰れたから
歩いて、いつものスーパーまでお買い物に行ったんだ
飲んだオサケも残っていたしね

午前中の雨もウソのように晴れて、歩いているのが気持ちよかった
少し酔ったカラダを、風が気持ちよく流れて行く
気分がよくなったから、買った荷物をお部屋に置いて、もう少しお散歩


ちっちゃなお花のお花畑

ちっちゃなお花が、お花畑を作っていたり


小川のカモさん

小川で、カモが気持ち良さそうに泳いでいたり


サクラも春を感じてる

サクラの蕾が、開きかけていたり


気づかないうちに、あたりはすっかり春モード
わたしの知らなかったところで、しっかり季節は進んでる



お部屋に戻って、ゆっくりお風呂に浸かろう
そう、いつものベイリーズロックをカラカラいわせながら
本を読んで


お風呂に浸かりながら、本も読み終えて
ぼーっとしていたら、遠くで救急車のサイレンの音が響いてきた
気づくと、外の通りでは、まだクルマも頻繁に走っている
わたしだけ、ココにいる・・・
一人、氷の音がやけにカラカラ響く、バスルームの中に

本当は、待っていたんだよね
海な彼からのメールを
式が終わって、お部屋に戻ったよってメールしたの
メールは、ただそれだけ打ったのだけれど
きょうは3月14日、ホワイトデーだよね
でも、そんなこと、わたしから言えるはずもなく
ずっと鳴らないケイタイ
・・・彼も、彼の生活があるから

マズイなと思ったら、バスタブにずっと浸かっている汗と一緒に涙も流れてきた
きっと、いま、わたしがココにいるって、思ってくれている人、意識してくれている人
そんな人は、誰もいない
ココに、わたしは、ぽつんと一人でいるんだ、誰にも知られずに
そう思ったら、もう涙が止まらなくなった
声を出しても、だれも返事をしてくれない

氷を口に入れたら、冷たくって気持ちよかった
お風呂を出たら、歯を磨こう
そして、スティを抱っこして、ベットにもぐるんだ

披露宴でもらったお花







 
 
2009.03.13 (fri)  「ホリー・ガーデン」
悲しみや、辛いことを受け入れて、それは過去の嫌な経験とか、無駄な経験なんかじゃなくって
それも自分、それがわたしなんだと思えるようになったとき
その経験は、ぜんぶ自分のものになって
その先を生きていくための力になる

過去の忘れられない人、その人を忘れてしまうんじゃなくって
その人をスキだった分だけ、ずっと自分のココロの中にしまって
それがわたしになるのだから

そして、そのココロの中の人の分まで、想ってくれるそんな人があらわれるから
そんな人が、本当にあなたのコトを想ってくれる人だから

きっとね、うん、きっと

人生の中で、無駄なこと、いらないことと思えることほど、大切で、かけがいの無いもの
そんなことが、本当は、いちばん人生を楽しくしてくれているのかも知れない

江國香織著「ホリー・ガーデン」in お風呂


あ〜 またお風呂の中で、読み終えちゃったね
ベイリーズロックの氷をカラカラいわせながら


江國香織さんの描くオンナの人の生き方は、なんかスキ、共感できる
常識で考えたら何かへん、普通とちょっと違う、でもそっちの方がアリのような気がする
世間一般の恋愛感情とは、ちょっと違うような、でもそういうのあるよね
わたしも、そうなんだと思うもん




 
 
2009.03.12 (thu)  WHITEDAY
ホワイトデーが近づいてきた今日この頃

朝、会社に出勤すると、わたしの机の上に、ポツポツと可愛いリボンの付いたプレゼントがあるんだよね

これは、わたしへのホワイトデーのプレゼントなんだろうけれど、たぶんそうなんだろうけれど
わたしがバレンタインに会社の子に配ったお返しなんだろうけれど
はたして、わたしがオンナの子として認めてもらってくれているのか
ただ単に、もらっちゃったから仕方なくお返しをくれているのか

去年は、みんなでまとめてお返しをくれたのに、今年は、一人ひとりなんだよね
それも、なんか、なんというか、気を使わせちゃってわるいような・・・

くれた人へは、ありがとうと笑顔を返すのだけれど
素直に喜んでいてイイのかな

オンナの子扱いされているのかなぁ


ただね、美味しいお菓子とか、スティのグッズとかもらうと
ただそれは、それでとてもウレシイんだけれどね

ありがとう 会社のみんな!



 
 
2009.03.11 (wed)  高いところ
高いところにあるものを取る時とか、気になるの〜

天使さんは、小っちゃいから、わたしが高いところの役目なんて感じだったんだけれど
その、あれです
ブラを付けるようになって、高いところに手を伸ばして背伸びする時とか、
あ〜ブラが・・・って、ずれちゃうんだよね、ブラが・・・悲しいんだけれど
天使さんに話したら、貧乳だから仕方ないね〜だって★ほぇ

たしかに、天使さんと違って、貧乳だからね

高いところ〜


でもまぁ、極力ブラがずれないように、腕より、脚を伸ばして高いところに手を持って行くけれど
それって、意外とやっているよね、世の中のオンナの子たち、、、ね





 
 
2009.03.08 (sun)  週末のリズム
目が覚めると、同じベットで海な彼が横で寝息をたてている
もう、窓からは明りが差している時間、まどろみの中で広がる安心感


金曜の深夜から、海な彼とスノボへ
早朝、ゲレンデに着いて、駐車場のクルマの中で少し仮眠
彼より少し早く起きて、手早くお化粧を済ます
そんなコトをしていると、彼も目を覚まして
あ、おはよう!
吹雪だね
そうね、寒そうだからやめちゃおっか
軟弱なわたし
そんなコト気にもしない彼は、さ!着替えよっか
吹雪の中、乗る気のしないわたしも彼について、リフトへ

スノボって、なかなか上達しない
もうそろそろ慣れてきて、スピードを出し始めたら
後ろ側の逆エッジが引っ掛かるようになっちゃって
背中を強打、頭を強打で・・・呼吸困難になったり、目の前が真っ白になったり
はぁ〜やっぱりわたしって、ウンチ、だぁ〜

そんな、わたしに今回の彼は、ずっと付いてくれて
前回、はぐれちゃったのを気にしているみたい
そんな優しい彼のわたしを待ってくれている視線を感じてしまうと、余計に上手く滑らなきゃって思って
そう思っても、転んだ痛みが強いほどそれがトラウマになっちゃって、どんどんカラダが萎縮しちゃうの
あ〜もうわたし、ダメかも・・・
そうしたら、彼が、今日はもう帰ろうって
疲れて無理するより、気持ちを切り替えて次回に望んだ方がイイよって
ダメなわたしに付きあってくれる彼
結局、彼は殆んど滑れなかったね、ゴメンね


土曜のうちに、わたしの部屋に帰ってきて
疲れ果てたわたしと、彼は、お風呂に入って、すぐベットへ
だから日曜の朝は、ずっと夢の中、まどろみがずっと続いて
そんなまどろみがずっとずっと続けばイイのに
彼の寝息、体温、彼の肌の匂い…そんなのをずっと感じていたい



でも、日曜も午後になると、必ず彼は帰ってしまう
彼には、彼の生活があって、来週分の食材の買い物とか、月曜からの準備とか
その生活のパターンは、絶対に崩そうとしない
お互いの生活のリズムがあって、そのリズムを崩さない範囲でお付き合いをする
それが大人のお付き合いというの?

だから、いつものようにわたしは日曜の午後は、お風呂でベイリーズロック
氷をグラスにカラカラいわせながら
1時間、2時間、わたしの気持ちが治まるまで
カラカラという涼しげな音を浴室に響かせながら
読書とか、ウトウトとか
それも、もう、わたしの週末のパターン、リズムなのかな

吹雪の晴れ間


今回、彼に、遅くなっちゃった誕生日のプレゼントを渡したら

「ありがとう!ずっと大事にするね」って

ウレシイ♪







 
 
2009.03.06 (fri)  財政難で…
昨今の不況のあおりで、うちの会社も漏れなく、給与カット!諸手当カット!で
わたしのお小遣い事情も超〜厳しくって、来週末の会社の子の結婚式のお祝いを出せそうに無くって
いい歳をして、情け無いんだけれども、正直なところ、やっぱり厳しくって

母に、泣きつく事に
あぁ〜ナサケナイね、ホント

そんなコトで、これまた不況のあおりで、毎週末3連休となっているトコロを利用して
母のトコロへ

先日の骨折も直りつつあり、ギブスも取れ、現在、リハビリ中の母
そんな、母にね、なんていう娘なのかしらね

そんなコトをお願いしに行ったにもかかわらず、わたしが来るコトに喜んでくれる母
母のトコロで、リハビリ中の母に代わって、お洗濯とかお掃除とか、お買い物、お料理とかして
それなりに親孝行はしたけれど、やっぱり、ナサケナイね

母はただ、そんなコトは気にもせず、わたしの顔を見て、「meruちゃん、ほお紅が濃すぎよ!」だって
「どっかの田舎娘が上京してきたみたい」 とか
あ〜確かに、濃いかもね ただそういうお化粧をしていたつもりだったのだけれどね

ま、わたしは、いろんな意味で、この母の娘でよかったと、ホント、感謝です
ありがとうね

上京したての田舎娘☆


母のトコロからの帰り、いつものホルの病院の後、海な彼への誕生日プレゼントを買うんだって言ったら
そのプレゼントのお金は大丈夫なの?って、心配してくれる母
あ、それは、自分で何とかしますから
ってさすがに、そこは自分でしなきゃね





 
 
2009.03.03 (tue)  ユキな夜の雛祭り
ユキが降るとなんだか、ワクワクする

ふだん住んでいる街で、ユキが降って積もったりすると
子供のようにココロがウキウキしてきて、なんだか楽しくなってくる
スキー場とかに行けば、雪なんてたくさん見ているのに、なんか変だね


明日の朝、会社に行くのが大変だなとか、考えない
もっともっとたくさん降って、ユキがたくさん積もればイイのに

そして、何もかもを真っ白く被って、ただ一面の銀世界へ
天使さんの街や、海な彼の街でもユキは降っているのかな
そうすれば、わたしの街からずっと白い世界で繋がるのにね

ユキな夜


ただ静かにユキが降る夜は、街の中のいつもの喧騒が無くなって
音の無い世界に、白い天使が舞う
その白い天使が舞う夜の雛祭り
チョット素敵だよね

あしたは、いつもより早く起きよう


 
 
2009.03.01 (sun)  スキー天国 スノボ天国
楽しい時間というのは、どうしてこうもすぐに過ぎてしまうのだろう

今週も、行ってきちゃった
海な彼と、スキー and スノボへ

スキーやスノボが楽しいんじゃなくって
彼といる時間が、共有できる時間が流れている、彼の子供のような寝顔を見れる距離にいられる
そういうのがウレシイのだろうって思う


今回もスノボをやったのだけれど、彼のペースにはついて行けず
彼とはぐれてしまって
まぁ、あまり付き合せてしまっては、彼も自分の滑りが出来なくって
楽しく無いだろうって思って、しばらく一人で練習していたんだけれど
いい加減、疲れたし、お腹も空いたから、合流しようって思って
分かれたリフト下り場で、ずっと待っていたんだけれど
全然会えなくって
だんだん淋しくなってきて…そこに彼がいないと、こうも心許なくなるのだなって

結局、クルマのトコロで会えたのだけれど
会ったら淋しかったんだぞ!って言うんだとか思っていたのに
彼の心配そうな笑顔をみたら、そんなの何処かに行っちゃって
彼も、随分、あちらこちら探してくれていたんだって

そういえば、スノボで転びまくって、疲れ果ててゲレンデの隅っこで
ひっくり返って、寝ていたりしていたからね
ごめんね

眩しい青空

ゲレンデサイドの雪原で、ひっくり返って見ていた空
あたまの中が空っぽで、いろんなコト、全部おき去って
ただ、ぼーっと見ていた青空
ここだけ、時間が止まっていたようで
・・・あ、実際、寝ちゃっていたから、時間は止まっちゃったんだけれどね


海な彼が、わたしの部屋まで送ってきてくれて
その別れ際にくれた、彼の優しい唇
その温度が、今度会えるときまでの、わたしにくれた彼の優しさ
ありがとう





 
 

日々日記 by Small Ocean