お墓は一戸建ての注文建築
一般的お墓の価格の目安としては、70万円〜200万円くらいが相場となります。
ただし、お墓を建てる土地の広さがどれくらいか、石はどれを選ぶのか、墓石以外の部材をつけるかつけないか、これらで価格は大きく変化します。 基本的には、お墓づくりは「一戸建ての家を注文住宅で購入する」ことと同じです。
土地を用意してから、その上に住宅を建てる場合、「土地の広さはどれくらいか」「鉄筋なのか木造なのか」「駐車場はつけるか」など、いろんな条件で値段が変わってしまいます。
このように、お墓を建てる場合も、まず墓地(土地)を用意して、それからお墓を建てます。そうすると、墓地の広さやお客様のニーズによって、必要なものが変わり、値段も大きく変わってくる、ということなのです。
一人ひとりのお客様のケースが違うので、予め価格表というものは存在せず、じっくりお客様の状況やご要望をお聞きし、毎回お見積りを提出させていただき、はじめて値段は決まってきます。
石材の価格について
石材の価格は、原石の価格と、加工にかかる価格の差によって決まります。
原石は、産地や人気度、石質などにより変わります。加工は、加工度合いと国内加工か国外加工かにより変わります。
国産の昔から使われていた石は、その分、安心して使用できる反面、人気があり値段は外国産石材より高い場合が多いといえます。
逆に、外国産石材は品質にともなった価格になっているものが多いといえます。
中国産石材などは、使われてからの歴史が浅いため、比較的安価な石種が多くあります。
また、外国産石材でも品質が安定していて、ある程度昔から使われていたものなどは、国産の石より高価なものもあります。
その為、必ずしも「外国産石材だと国産石材より価格が安い」または「国産の石は外国産の石より価格が高い」というわけでもありません。
国産の石材国産の石材の特徴として、西日本では白系の石が多く採れ、東日本では黒系と白系の石両方が採れます。 |
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中国産の石材中国産材の石材の特徴として、石種が多く、色も豊富です。 |
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その他外国産の石材国産、中国産以外の国の石材ではインド産、南アフリカ産、スウェーデン産、ウルグアイ産などが有名です。 |
墓石工事以外で、お墓を建てるときに必要な費用
墓所使用料
「永代使用料」「墓地使用料」などと言うこともあります。 お墓の使用権を得るために、お寺様や霊園管理事務所などの墓地の管理者にお支払いするお金のことです。一度払うと、理由の如何を問わず返還されないことがほとんどです。
年間管理料
毎年かかる費用です。墓地の維持管理に対してその管理者に支払います。多くの霊園が参道や園内の清掃、休憩所や施設の管理などにこの費用を役立てています。料金は墓地の広さにより異なります。
入檀料
寺院墓地の場合は、檀家(入檀)になるのが条件ですので、一定の入檀料を納める寺院もあります。