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'03.06.27 作成

第67回 都市対抗観戦レポート
また、とんでもない試合をしてしまいました

= 河合楽器 VS J T =

at 東京ドーム 8月23日 (Fri)

 見たいと思っていた河合とJR東日本東北がうまい具合に初日、2日目に絡んでくれた。組み合わせを見た瞬間「私の運もまだまだ捨てたモンじゃないな」と思わずほくそ笑んでしまったのはいうまでもない(笑)。
 4回目にして初めて開会式を見た。32チームのユニフォーム一挙公開はなかなか壮観。しかしぃ・・・、ちんたらちんたら歩くのはちょっといただけない(-_-;)。別に高校生のようにシャカシャカ歩けとは言わないけどさ・・・。
 王者・日石サマのW(若林)・T(徳永)砲2本のアベックHRを拝ませていただいた後は・・・さぁてメインだぞ、と。

 松下の選手とすれ違いで、コリアンカラーのユニフォーム軍団が登場。やっと見慣れてきたとはいえ、やっぱりなじめないユニフォームであることには変わりない。前のほうがシンプルでよかったのになぁ・・・、何で変えちゃったんだろう?と今更ながら思う。
 2年連続補強となった永吉くん&原くんは、予想通り去年と同じ背番号だった(さすがに牧田くんは違ったけど・・・)。去年作ったユニフォームの有効活用?(苦笑・・・ンなアホな)。
両チームのノックが終わる頃、スタメン発表。ほほぉ〜、永吉くん、今年は2番でセカンドかぁ、ヤオハンではずぅーっとセンターだもんね。久々に見るけど、相変わらず動きがいい。心なしか嬉しそうに見えるのは気のせい??
 一方、原くんはスタメンから外された。竹本くんの成長もあるんだろうけど、一番の要因はやっぱり、去年の轍を踏まないように・・・かもなぁ(-_-;)。
 そして先発ピッチャーは・・・「えっ? 今なんと仰いました?」の『牧田』。一瞬耳を疑ったけど、スコアボードを見る限りでは間違いないらしい。今年こそは、すっかりエース様の佐藤くんのハズだったんじゃないの?? 何があったんだ?(←どうやら、前日に風邪をひいて熱出して倒れたらしかった) まさに大ドンデン状態(^^;)。試合前から村井の動揺はピークに達していた(・・・オオゲサな(^^;))。

 河合は1回、永吉くん、長谷部くん、清水さん連続四球で満塁から、村井のイチ押しルーキー・奥村くんがライト前へ2塁打を放って先制。続く吉村くんレフト前、竹本くんのショートゴロエラーで3点を加え、一挙5点。2回にも永吉くんのサード前への絶妙なバントヒットを足掛かりに、清水さんがセンター前にタイムリーを放って6点目を挙げ、JT先発の磯田くんをノックアウト。応援団のげきねり(浜松名物の凧あげ合戦のテーマソング)はノンストップ状態に入ってるけど・・・ちょっと待てよ。これって・・・去年とパターンが似てないか?? イヤ〜な予感がするぞぉ。

 2回、無難な立ち上がりを見せた牧田くんが、先頭の原野さんに四球を与えた。思えばこれがプロローグだったか(-_-;)。牧田くんは続く中田さんにレフト前ヒット、江井くんに四球を与えて満塁。動揺したのか、長浜屋さんの打席の時、ワイルドピッチでまず1点。結局長浜屋さんにも四球でまたまた満塁。更に半田くんに押し出し四球で2点目。
 堪りかねた村瀬監督は、ここで野末さんにスイッチ。新聞には『牧田を引っ張りすぎた』とかコメントしてたけど、牧田くんは立ち上がりが普段からあまり良くない、超スロースターター(=こういうことは日常茶飯事)だということを忘れたのかなぁ。牧田くんを使うからにはそれなりの忍耐が必要になってくるんだよ。使用上の注意(=ある程度(最大6点まで)点を取られても我慢をしてください。投げさせているといいピッチングをするようになります)をよく読んでいない証拠。高木監督を見習ってください。
 代わった野末さんもPH鎌田くんにライト前、佐藤さんに左中間タイムリーを打たれ、あげく河合の佐藤さんのエラーも絡んでとうとう1点差に。
 更に3回。江井くんのキャッチャーフライを竹本くんが落としたことで動揺してしまった3番手の窪田くんが、半田くんに2ランを喰らって逆転。すっかり波に乗ったJTは、河合の4番手・石井君の代わりばなを攻め、TDKから補強・加藤くんがレフト線へ2塁打、原野さんのセンター前タイムリーで3点を追加。あ〜あ・・・当たっちゃったよ(T-T)。今年は展開が早かったなぁ(-_-;)。

 しかぁ〜し! 今年の河合は(ほんの)ちょっと違った。
 まずは田原さんがライトへのソロHRでのろしを上げると、佐藤くんが、こちらもライトへソロHRを放って2点差。5回、原野さんにレフト前へ2塁打タイムリーを打たれ3点差となったものの、6回、佐藤さんがレフト前タイムリー!!でまたまた2点差に詰め寄った。
 河合は抑えのエース様・橋本くんも投入して追い上げ準備万端。2年も連続して、同じような展開で負けられないもんなぁ・・・。
 そして8回。ライト前ヒットの清水さん、レフト前ヒットの奥村くんを置いて、佐藤さんが今度は左中間にタイムリー3塁打!!で同点! げきねりがまたエンドレス状態に入った。「これで河合が絶対に勝ちます!!」と叫んでるおじさんの声もすっかり枯れちゃってる。オーディエンスのボルテージもいやがおうにも盛り上がってきた。
 橋本くんのピッチングも、途中から出場の原くんのリードも冴えまくり。そうそう、最初っからこうしてればよかったのよ。牧田くんを代えたときに思ったんだけど、動揺してたのは牧田くんより武本くんの方だったし、それを引き摺ってるように見えたもん。あの時一緒に代えてやるべきだったのよ。やっぱり経験がモノをいうのね〜。・・・去年のお返しじゃい(怒)←Vol.20村井のレポ参照。未だに根に持っていたしつこい女、村井(^^;)。
 こうなると追う者の強み。迎えた延長10回、四球の清水さんを置いて、奥村くんがライト線へタイムリー3塁打!!でついに逆点! さらに吉村君がピッチャー前へスクイズを決めてもう1点。
 最後は橋本くんがピシャリと3人で締めてゲームセット。・・・ふぅ。とんでもない負け方はしなかったけど、寸前まではいってたな(-_-;)。正直勝って良かった・・・。

 初日からこんな状態だったので、他の試合はあんまり詳しく覚えてないっス(^^;)。覚えているのは、JR東日本東北のときに外野スタンドにお目見えした垂れ幕??と、その試合の動員の多さと、福留くんのHRかな?
 あと、兵庫のチームがやっていた、相手投手が交代するたびにやる品評会(投球練習している姿をベンチ前にズラーッと全員並んで見学する、って言うやつ)が、新鮮で面白かったっス(「何してるんですか、あれ。面白ぉ〜い」と一人ではしゃいでたら、「えっ?! やらないの? 兵庫では当たり前よ」とMさんに言われた)。

(1996.9.27 発行 Vol.31 掲載)
※ 掲載にあたり、一部文章を、加筆及び削除しましたことを、予めお断りしておきます。

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