'03.06.27　作成

Ｒｏａｄ　ｔｏ　函館　〜静岡編〜

全日本クラブ選手権　静岡県予選

ａｔ　富士球場　７月６日　（Ｓａｔ）

第一試合　　フジウンノ野球クラブ　ＶＳ　静岡硬式野球倶楽部

　平成に入ってから本大会の出場を二分している両チームの対決（間に天城が入っていることはこの際気にしない（苦笑））。村井自身、クラブではこの２チームのファンなので、雨で一日延びてくれてヒジョ〜に嬉しい(^o^)/。豪華だねぇ〜この組み合わせは・・・（なんて思うのは私だけか(^^;))。

　球場に着くとすでにフジウンノが先制（１−０）していた。う〜ん、お約束（笑）。２回にも、この回先頭の加藤くんがレフトへソロＨＲを放って２−０。
　折りたたみの椅子をわざわざ本部席から持ってきて観戦していた連盟の関係者らしきおじさん曰く「なんだかこれじゃあ昨日と全く同じじゃねぇか」。なんでも前日は、雨の中、４回までは試合を行ったんだそうだ（４回途中で大雨になってしまったのでノーゲームにしたらしい）。そのときも加藤くんがＨＲを放ったんだとか。幻のＨＲがもう一度打ててよかったね。
　しかしその裏。静岡硬球は２アウトから秋山くんがショートへ内野安打、実石くんセンター前、望月くん四球で満塁、そこで小長谷和良さんがセンター前にタイムリーを放って同点。
　フジウンノも３回、四球の遠藤くん、ライト前ヒットの佐野くんを置いて、鈴木さんが左中間２塁打を放って３−２。４回にも１アウト２塁から塚本くんがセンター前にタイムリーで４−２．５回には鈴木さん、加藤くんの連続２塁打で２点を加え、７回にも井藤くんレフト前２塁打＆静岡硬球の田造くんの２塁送球が逸れて・・・で２点追加、と、すっかりフジウンノペース。さすがは会社・・・ちなみに業種は運送業。○○（←この部分は忘れた）運送の舎弟だ、と前出の関係者らしきおじさんが語っていた・・・が、北海道（注：この年のクラブ選手権は、北海道にある函館太洋オーシャンズの創立９０周年を祝って函館開催だった）へ行くための予算をハナから組んであるだけあって、選手達に気合の入り方が違う?!なぁ・・・。クラブチームとしては珍しいくらいの量のオーディエンスも盛り上がってます。
　フジウンノ先発・杉山くんの、要所を締める粘り強いピッチングの前に沈黙したままの静岡硬球。このまま終わるなよぉ〜の村井の願い!?が通じたのか、７回、やっと反撃開始。
　この回先頭、大木くんがセンターオーバーの２塁打で出塁。続く田造くんがレフト線へ『さっきのお詫びで〜す』タイムリーでまず１点。更に秋山くんのセンター前、小長谷（和）さんのレフト線２塁打、小長谷（順）さんのレフト前タイムリーで３んてんを挙げ、１点差に。
　「よっしゃ、面白くなってきたぞ〜」と思ったのも束の間の８回。遠藤くんサードゴロエラー、佐野くんライト線２塁打で２,３塁。続く鈴木さんのあたりはセカンドゴロ。が、何を思ったのかサードランナーの遠藤くんが飛び出してしまった。「こりゃ、本塁アウトになるな」と思いきや・・・、こちらも何を思ったのか、セカンド（・・・だったか、サードだったか(^^;)　記憶が定かじゃない）がボールを持ったままランナーを追っかけて・・・。結局、その深追いのし過ぎがセカンドランナーの佐野くんまで生還させてしまう大チョンボとなって２点が入り勝負アリ。
　８回からは杉山くんの後を受けたバテラン松尾さんが好投、１０−７でフジウンノが勝利を収めた。

　　　　Ｏ・ＭＡ・ＫＥな話題　　　　

　今回お手伝いに来ていたのは、ヤマハ・谷脇サブマネ（眼鏡の似合ういい男！）、河合・新田マネ、関東自工・大森マネ、石丸くん、大木くん、ヤオハン・国崎マネ、大饗くん、大高くんの８名。関自とヤオハンはほぼジモティなので選手達も駆り出されてしまうわけやね。中でも大饗くんの『ケッ、やってらんねぇよ』的な態度は印象的だった(^^;)。暑い中ご苦労サマ。
　第一試合の途中頃やってきた中遠クラブの選手が、ちょこまかと動き回っている大木くんを捕まえて立ち話（どうやら大木くんのお兄さんがその選手と知り合いで、どこかのチームにいるらしい）。今年からフジウンノに移籍した佐野くんが関自を辞めたホントの理由を聞いてしまった(ToT)。結構あるのね、関自でも・・・。

　第２試合、中遠クラブ　ＶＳ　エースコンクラブは、２−２の同点で迎えた８回に、大手くんのソロＨＲ、柳沢くんの左中間２塁打、松本くんのレフト前、岡本くんのショート内野安打で一挙５点を加えた中遠クラブが、最終回のエースコンの反撃を何とかしのいで２回戦に進出した。
　この結果を踏まえた村井は「多分今年はフジウンノか中遠だな」と読んだんだけど・・・、まさか三島クラブが行くとはねぇ・・・。

　クラブチーム同士の対戦を見ることにちょっと味を占めてしまいましたので、来年も見に行こうかなぁ?!

（１９９６.９.２７　発行　Ｖｏｌ.３１　掲載）
※　掲載にあたり、一部文章を加筆及び削除をしましたことを、予めお断りしておきます。

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