■  日帰り温泉 山梨・早川町編  ■

その4

すっかり、そのおばさんと話し込んでしまって、ちょっとのぼせ気味になったので
もう一度露天へ、行くことにしたよ。

仲の良いおばあちゃん二人組が、ちょうど出たところで、またもや露天を、
独り占め。お日様が幾分動いたので、さっき日陰だったところが、日向になり、
日当たりが良くなっていた。ぼーっと空を眺め、ほぇーっと、ぽけぇーっとする。
ゆっくりくつろいでいると、「おぉ、もうこんな時間!!」というわけで、
上がります。

内風呂の入り口には、源泉の一部が竹の筒から流れ出てきて
大きな石の器に流れ込む用になっていた。そこは温泉のお湯を飲める場所で、
コップが用意されていた。

ああ、そう言えば内風呂であったおばさんが、飲むとなんとかに効くって
いってたなぁ。なんだっけ??忘れてしまったが、体にいいことは、間違いない。
で、チャレンジ。飲んだけど、う〜ん、温泉味ぃ〜、おいしくないぃ。(^_^;

旅館のロービーではA君が、ちょうど出たところ。

「うぃーっす、どうだった?A君?」
「うん、気持ちよかった最高だねぇ。」
「私ね、内風呂でおばさんと、すごく話し込んじゃったよぉ、
なんか夫婦で来てたみたいだけど〜。」
「ああ、ずっと湯船につかって、本読んでたおじさんが
ひとりいたよ。」
「その人旦那さんかなぁ??」
「そうじゃないかな?オレも話しかけようとしたけど、ずっと本に夢中だったから
やめたよぉ。(^_^;、っでさぁ、もうひとりのおじさんは、やたら溜め息ばかり
ついてたし〜、それも話しかけずらくってさぁ〜(^_^;、だって、ふぅ〜とか
はぁ〜、ばかりだっだからさ〜。)
職業柄話し上手のA君の出番は、なしだったのね。(笑)

「よ〜し、ビールでも飲むか〜。(笑)」と、ロビーの自販で購入。
「乾杯〜。」ぐびぐび、ぷへぇ〜。
あぁ、湯上がりのビールは、何故こんなにうまいんだろう。(笑)

一息付いたところで、さあ、お家に帰りましょう。
帰りは他愛もない世間話ばかり、でも恋愛に関しては、私が説教。
A君の彼女候補は、同じ仕事場の子、でもいまだはっきりしないとか。
煮え切らない関係が2年くらい続いてるらしい。聞いている私はイライラ。
はっきりしろっちゅんじゃい。(笑)
そんなA君、今一番楽しいのは「恋」より「仕事」だそうです。
まぁ、がんばってくれ。

というわけで、無事、家に到着。
今回はホントは幼なじみ6人で行く予定だったのが、ふたりとなって
しまったのが少し残念。まぁまた、行けばいいか。次回に期待。
気持ちいい新緑の候を満喫できて、とてもリフレッシュできた一日だったよ。

それでは次回の「ふらり」でね!

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