日帰り温泉 山梨・早川町編  ■

その3


「こんにちはー。」と玄関を開けると、若いお兄さんが迎えてくれたよ。
受付で入浴料を払い、いざ、温泉へ。
「A君、じゃ、16時に入り口でね。」とそれぞれ男湯、女湯に向かいます。



先ずは露天から、さすが平日誰もいません。やったね、貸し切りじゃん。
旅館の前からは、山々が見えて、眺め良し。
湯船につかりながら、空を見上げます。
雲がゆっくりながれ、時折吹く風が、とても気持ちいい。
温泉の醍醐味を、独り占め。あぁ、しあわせなひととき。(*^-^*)
お湯は、ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉。濁りがなく、なめらかで、やわらかい。
保湿効果が高く、なんかとても、お肌によさそうのよ〜。

ここの旅館には、内風呂二つ、露天二つで、日替わりで交替だそう。
雑誌に載っていたのは、この日は男湯だったらしい。

  

露天を堪能した後、内風呂へ。
脱衣所で、清水から日帰りできている、おねぇちゃんに会ったよ。
気に入っていて、よく来るとか。結構リピーターも、多いのね。

内風呂は、こじんまりとしてる割に、思いの外小さくない印象。
木の浴槽の真ん中に仕切りがしてあり、これは右が熱い湯、左がぬるい湯と
熱さ調節をしているものらしい。でもそんなに熱くなく、長湯できるお湯だったよ。

しばらくすると、おばさんが入ってきた。東京から夫婦で来られた方で
白根館には、年2〜3回、訪れているかなりの常連さん。
「ひとりでいらしたの?」とたずねられ、「今日は友人とです、
温泉大好きなんですよ〜。」なんて話し始め、すっかりうちとけてしまいました。

おばさん夫婦は、旦那さんの仕事の関係で、10年前は、リオデジャネイロに
住んでいたらしく、リタイア後は、温泉でゆっくりくつろいだり、海外旅行をして
過ごしているそうです。海外!?( ̄ー ̄)フッ。にやり。
エセ旅人の私にとっては、目の輝くような話題ばかり。

南米やヨーロッパ各地に訪れたことがある、そのおばさんの、
最近の一番のお勧めは、「トルコ」だそう。
カッパドキアの岩窟郡をはじめ、3つの海が面していることから
いろんな文化が混ざり合っていて、とてもおもしろい国だとか。
なんか聞いているだけでも、妙にワクワク、興味津々。行ってみたぁ〜い!!
今年中には、また海外行こうかと計画してる私にとって、またひとつ
候補が増えてしまったゾ。(笑)

しかし私の放浪癖は、消えないもんだねぇ。
スナフキンに出逢うまでは、私もまた旅人のままなのかな?
このままでは自分がスナフキンになってしまうよ〜。(笑)

つづく


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