<エコファーマー認定>農薬・化学肥料の使用を極力控えたお茶      ・静岡やぶきた一番茶100%使用
<富士ブランド認定>静岡県富士市の富士山の恵みを生かした特産品   ・殺虫剤、除草剤完全無使用
農薬・化学肥料を削減した特別栽培茶
『富士のやぶきた あと恋茶 一番茶』【上級煎茶100g】

自然も人も動物も、微生物だって生きている。
  自然の力を最大限にかりて、きまじめ職人が心を込めて作りました。

『富士のやぶきた あと恋茶』のポイント!

1.良質なたい肥自家製ボカシ肥料を使用

2.殺虫剤・除草剤を完全無使用

3.ミル芽一番茶100%使用

4.静岡知事認定エコファーマー

5.富士ブランド認定品

至福の一杯!プレミアム緑茶
『富士のやぶきた あと恋茶』一番茶 100g入

『富士のやぶきた あと恋茶』の名前の由来
やぶきた栽培には富士の気候(霧)が欠かせません。富士の早朝、霧が立ち込める風景、匂いを感じさせる。飲んだその後からやってくる、富士の恋しさと旨味が凝縮された濃いお茶。そんなお茶に仕上げました。

青空園芸では富士山麓の「富士山の恵み」を活かし、生態系を崩さぬよう細心の注意をはらい、除草剤・殺虫剤を完全無使用で栽培しております。一言にこういった物を使わないと言いましても食物連鎖を考えますと非常に奥深いものです。

そこには規定の範囲内であるからと言って扱う農薬は生態系を乱し、環境ホルモンまで影響を及ぼす可能性さえもあります。そこには我々が学んだマクロ的な生態系以外に、もっと目に見えないミクロの生態系があります。

お茶を通じ、大勢の人が安心・安全なお茶を飲んで頂けるよう日々努力しております。
扱うお茶はやぶきた種の一番茶のみ100%使用。さらに静岡県知事認定エコファーマーのきまじめ職人がこだわりぬいた自家製の良質な堆肥とボカシ肥料を使った特別栽培茶です。





青空園芸のプレミアム緑茶『富士のやぶきた あと恋茶』

 自家製の良質な堆肥とボカシを使い情熱を込めて育てたあと恋茶は、
子供から大人まで毎日安心して飲んでいただけるよう
手間をかけ、農薬・化学肥料を削減した特別栽培茶です。
 富士の大地に抱かれたお茶は豊かな香りとともに口の中に広がり、
飲んだそのあとに富士が恋しくなるような深い味わいです。
自然、人、動植物、微生物などが「すべて共存」して出来たお茶です。




青空園芸では安心して毎日飲んでいただけるお茶を日々、研究を重ね育てております。 自然も人も動物も、微生物だって生きている。自然の力を最大限にかりて、きまじめ職人が心を込めて作りました。

当園の情報を初め、気付いたことを書いています♪良かったら覗いて下さい。
(画像をクリック)



◆土を大切に
除草剤をいっさい散布しないで、土の中の良い微生物を増やしてきました。富士山麓のすすきを始め、家庭から出た米ぬかや魚のアラ、生ゴミまでをも利用し、堆肥作りを行っております。更に有機質肥料には微生物(土着菌 コウジ菌 コウボ菌 納豆菌など)で発酵させたボカシ肥料を使って栽培することにより、茶樹に養分やミネラルを、やさしく、ゆっくりと吸収させ、茶樹を丈夫に育て、おいしいお茶となります。地球環境を悪くしない事にもつながります。

近年では乗用型のお茶刈り機が増えてきました。生産者が機械に乗って刈り取るのですが、青空園芸の茶園では乗用型の機械は使いません。なぜなら過去に機械を導入したところ、茶畑を何度も往来する度に土がどんどん固まってゆくのです。茶木にとって土はベットと布団のような物です。ふかふかのベッドで伸び伸びと育てたい親心なのです。

手間をかけたボカシ肥料で育てると、こんなに大きく育つんです。葉っぱが小さいけど新芽が6枚も出ています。驚異的な生育です。

青空園芸は富士山麓に位置し、やぶきた種を育てる為の最適な環境が整っております。


◆超低農薬、特別栽培茶を育てる為に    
        通常と異なる栽培をしております。
今から10年前、一番茶に9〜10ヶ月間農薬をかけなかった為に、二番茶の芽に赤ダニ(害虫)が大発生しました。収穫量に関わるので、すぐさま消毒を行いたかったのですが、観察を続けて一ヶ月。赤ダニが農薬をかけたようにまったくいなくなっておりました。調べると、毛長カブリダニという赤ダニを食べる良いダニが発生していました。天敵を茶畑に発生させる為には、故意的に天敵が暮らせる環境を整えたからこその結果でありました。以後、その種の農薬は使用せず天敵を使った駆除方法を行っております。

 まだまだ、お茶作りは未知の領域が多いのですが、富士の恵みを受け、動植物と地球の環境の為、共生共存を目指した商品づくりに取り組んでゆく所存でございます





安全・安心への取り組みについて

 現在、青空園芸では農薬を極力使用しないお茶の栽培を行っております。お茶の栽培に農薬を散布せずに収穫する事は茶業界では現在でも大変難しい事です。なぜなら、通常の茶防除基準では年間を通じ約二十数数種もの病害虫に対し、農薬を十数回、(全ての農薬を散布するのではなく、害虫の発生により)散布する事となります。それも収穫直前、30日前から短い物で7日前!場合によっては、収穫前日に散布される農薬も(もちろん残留性が残らないよう農水省承認済)あるのですから、いかにお茶が虫にとって美味しく、新芽が出たらすぐに食べられてしまうかが分かります。

 それにしても、体内に残留が残らず安全が確認されているとはいえ、散布する方はたまりません。防毒マスクに長袖シャツを着た装備とはいえ、消毒を直接浴びるのですから。農薬散布当夜はじんましんができたり、胃腸の調子が悪くなったりと、年間を通じ、幾度となく自己の体調不良に悩まされてきました。

 そこでまず、農薬よりも毒素の強い除草剤(草を枯らす薬)の使用を取り止めにする事から始まり、現在では、殺虫剤完全無使用の特別栽培茶として収穫できるようになりました。(※農薬の中でもとりわけ「殺虫剤…茶葉に付く昆虫等を駆除する」と「殺菌剤…茶葉に発生する病原菌を駆除」に分かれます。)




当園の栽培環境です。手間をかけてこだわりぬいたお茶をご堪能下さい!
(農薬を散布している茶園には見られない昆虫がおり、生態系を崩さず共存しています。)






生産者の苦悩


しかしながら、お茶に農薬を散布せず栽培を行おうとした場合、害虫(ここでは茶葉を食べる虫の事)被害はさけられません。そこで、害虫を駆除してくれる虫(てんとう虫・蜘蛛など)が積極的に集まる環境を作りました。しかし、害虫の産卵メカニズムはすごいです。今度は、てんとう虫や蜘蛛よりも早く産卵を行い大量発生し、生産者を悩ませました。

またある時は、お茶の病気に悩まされました。人間にも病原ウイルスがあるように、お茶も病気にかかってしまうのです。農薬(風邪薬も農薬の一種)を散布すればよいのですが、人間に害のにない少量だからといっても、遺伝子レベルではわかりません。環境ホルモンとよばれ、子ども、孫の代まで影響が無いとは言い切れません。ましてや、お茶は日本人には欠かせない毎日飲むものだからです。農薬は自然界に存在しない人間が作った物であるからこそ極力使用したくはありません。

このような悩みを解決してゆくうちに茶葉自体が健康になってゆきました。そんな元気な茶葉を飲むのですから悪いわけがありません。しかしお茶が強くなる=害虫・病気にかかりにくい、と言う事はお茶が抵抗力を持ったと言う事です。抵抗力を持ったお茶は苦みが増し、害虫でさえ食べたくない美味しくないお茶に変わってしまうのです。青汁も健康に良いけど”美味しくないい”というのは皆さんもご承知の通りです。

一般の”無農薬茶”は消費者にとって”安心・安全”だけれど”美味しくない”というイメージをお持ちの方もいらっしゃると思います。『富士のやぶきた あと恋茶』はそんなイメージを覆す、安心で安全、なおかつ安くて美味しいと購入のお客様よりお褒めの言葉を多く頂いております。

 一口に無農薬をお茶を作るといっても、それには大変な労力と工夫が必要であり、農業技術であります。ノウハウがなければ、農薬をただ散布せずに収穫する事は不可能です。その環境を作り出す事に青空園芸では二十五年の歳月をかけ、そして今現在も「おいしくて、安全、安心なお茶」を収穫する事に日夜研究を重ね情熱を注いでおります。


















当茶園の農薬散布状況


平成25年 現在に至る
平成23年 東日本
大震災により福島第一原発事故。セシウム飛来により肥料として使用している
        茅の使用を保全の為一時中断。(現在の所、土への影響は認められず)
平成21年 生産面積100アール当たりの農薬購入金額がトータルで5000円を下回る。

平成20年 殺菌剤の使用を更に減らし、一部の茶園ではなにも使用せずに生産。
平成19年 殺虫剤を一切使用しない生産を開始 殺菌剤は夏場(6・7・8月)のみ4回使用
    6月 サンリット殺菌剤 6000倍(通常4000倍希釈)にて散布…炭素病防止
    7月 カスミンボルドー殺菌剤 1000倍にて散布…輪斑病防止
        フロンサイド殺菌剤 3000倍(通常2000倍希釈)にて散布…炭素病防止
    8月 インダー殺菌剤 10000倍(通常4000倍希釈)にて散布…褐色円星病防止
平成16年 赤ダニ大量発生 茶園に大損失をあたえる
        肥料の発酵が不十分の為、根を傷め、茶木が弱っていた事が判明

平成14年 竹酢を使用し始める
        農薬の濃度を1.5〜2倍に薄め10aあたり120〜130Lに減らす

平成13年 害虫を退治する天敵が増えるよう植物環境を整える(ソルゴ等)
平成12年 木酢、ボカシ肥料の使用を始める
平成 9年 使用する農薬を天敵(害虫を退治してくれる昆虫)に害のない物に変更
平成 8年 8月から一番茶収穫までの9ヶ月間農薬を使用しなくなる
平成 6年 石灰類に関心を持ち始める(苦土・カルシウムが不足すると病害虫がつきやすい)
        9月から一番茶収穫までの8ヶ月間農薬を使用しなくなる

平成 2年 10月から一番茶収穫までの7ヶ月間農薬を使用しなくなる
昭和56年 農薬を減らしたお茶の栽培始める(一番茶収穫までの5ヶ月間減農薬を始めた)
昭和52年 無農薬に関心を持つ。岩石より作られた肥料の葉面散布を始める(月4回使用)
        2年使用したが高額で効力もはっきりしないため使用を断念

昭和50年 畑に堆肥散布を始める(春・秋の2回 1回10aあたり2t)



エコファーマー認定茶って?


左のマークは、農薬の使用回数を極力減らし、有機肥料を主体に使用し、環境に優しい持続性の高い農業生産方式に取り組んでいる農家に対し、県が認定したマークです。

青空園芸では、肥料は有機肥料を中心に使用し、農薬では除草剤、殺虫剤を完全無使用の「安心・安全」なお茶です。無農薬茶と言うと茶葉自体に虫を寄せ付けない抵抗力が出来てしまい、美味しくない(苦みのある)と言われています。をもち隣接地の茶園で農薬を使っているため、有機JAS認定を取得することが難しいのが現状ですが、有機JAS認定茶に劣らぬ味と香りをもち、健康と環境に優しいお茶と自負しております。


Copyright(C)青空園芸