ダブルワークの成立要件
「そうだ、今のままでは先々不安がある。何とかしたい。」とお考えの方々と共に、具体的に
「どのようなものがベストなのか」について考えてみたいと思います。
すでに生活の基盤として「職業」を持っている私達の「収入の形態」を考えてみましょう。
職業を列記してみます。
サラリーマン 医師 弁護士 公認会計士 税理士
司法書士 土地家屋調査士 弁理士 調理師 行政書士
経営コンサルタント プロスポーツ選手 鍼灸師 魚屋さん 佐官さん
大工さん 建築士 運転手 中小企業診断士 造園師
美容師 理容師 不動産鑑定士 歌手 俳優
農業 林業 漁業 その他一般企業オーナー

ざっと数えても相当な種類がありますね。
ここで一つ考えてみて下さい。
前項の「ダブルワークの必要性」でも述べましたが、これらほとんどの方々は、
実は「体が資本」なのですね。自分の体を動かしていくらの職業なのです。
何かのアクシデントで体が動かなくなったら、収入が見込めなくなるのではないでしょうか。
この収入形態を「労働的収入」と呼ぶことにしましょう。
ところが世の中、「労働的収入」以外の収入形態をお持ちの方も大勢います。例えば、

ビル・マンションのオーナー 貸駐車場のオーナーの地代・家賃
作曲家や作詞家・ベストセラー作家の印税収入 特許考案者の特許料収入
預金金利で生活している人 株の配当で生活している人
鉱物資源や土砂・砂利の採掘権を持っている人

この人達は、一時の労働提供や投資または先見力の発揮により、「権利」を手に入れた人々です。
これを「権利的収入」と呼ぶことにします。
「権利的収入」を得ている人達は「自分の労働力」を継続して提供しているわけではありません。
自分の労働とかけ離れたところに「収入源」があるのです。
ダブルワークとして成立させるためには、同じ「労働的収入」を追いかけることは、非常に困難なところが
あると思いませんか。「止めたらゼロ」の収入源なのですから。
「権利的収入」を得ている人達をよーく観察してみましょう。
この人達が継続して「受注」「発注」「配達」「集金」「在庫」「設備」に関わっているでしょうか。
「集金」すら銀行振込だと思いますが…
私達「労働的収入」の形態を生活の糧にしている者は、この「権利的収入」を得ることにより、
「より長期にわたり安定した生活の基盤」を築けるのではないでしょうか。
ところが今までは、この「権利的収入」を手にする人達はごく限られた人々でした。
「人」「もの」「金」「特殊な能力」を有する者達しか手にすることができなかったものでした。「今までは」なの
です。今、多くの人達に、この「権利的収入」を手に入れるチャンスが訪れようとしています。
それが「高度情報化社会」において可能になりつつあるのです。
「情報を提供する側」にまわれるということなのです。
扱うものが「情報」なら「いつでも」「何処でも」「誰にでも」可能です。
時間や場所や対象となる人に制限がありません。
これなら「時間のない私達」にも可能となるのではないでしょうか。
ダブルワークが成立する条件」として、「いつでも」「何処でも」「誰にでも」「空いた時間でできるもの」で、
情報を提供することで、「権利的収入」が見込めるものを採用すべきだと提案します。

くれぐれも「労働的収入」を二つ以上持たないことではないでしょうか?