ダブルワークの必要性
私が今まで大きな病気や怪我もなくやってこれたことは、非常にラッキーだったと思います。
もしも長期入院などのアクシデントがあったら、今の生活はおそらく崩壊していたでしょう。
しかし、将来においても私が健康を維持できる保証はどこにもないのです。
その時私の家族はどうなるのでしょうか?
しかも、日本列島大不況の時代突入です。
この先ずっと現状を維持できる保証はどの業態・職種においても保証の限りではありません。
企業は「年棒制」を導入し、完全能力主義の競争社会となることも間違いないでしょう。
ここで言う能力とは、「知的能力」だけでなく「精神的能力」や「肉体的能力」も含まれると思います。
今、私達おじさんは、これら能力の下降線上にいるのです。
唯一対抗できるのは「精神的能力」くらいなものでしょう。
年功序列社会から完全実力主義に移行しつつある現状で、まず「リストラの対象」となるのが
私達比較的給料の高い「管理職」=「おじさん」なのです。
現に、私の地域静岡県の中部でも大不況です。
東芝富士工場の合併、倒産・廃業があちこちで起こっています。
サラリーマンの方々にもリストラの嵐吹き荒れています。
でも、「明日は我が身」と危機感を持っている方は少ないようです。
30歳代でリストラにあうなんて、今まで考えられなかったことですよね。
「転ばぬ先の杖」があれば安心でしょうが、「その時」になってからどう対処していくのでしょうか。
社会的な信用・地位がある間にしか、何とかできないのではないですか?
「どん底」に落ちた自分を想像してみて下さい。誰も見向きもしなくなって、
「そして誰もいなくなった」状態を考えてみて下さい。
家族の幸せはどうなるのでしょうか。
勿論「お金」が幸せの全てではありません。しかし、「生活の基盤」は間違いなく「お金」でしょう。
ただ、こういった現状を認識できたとしても、打開する手だてが見当たらず「不安」な状態でいるのも
また事実です。
「何とかしなくては」と思いながらも、現状に流されている方も大勢いらっしゃることでしょう。
「何をしていいのか分からない」「現状を打破する方法がない」方へエールを送ります。

「頑張れサラリーマン!!」