H.20.4.1〜4.9
国王の宣言から闘牛、絞首刑まであらゆる行事が公開された広場。広場を囲む建物は17世紀建造の集合住宅。
マヨール広場
ギャラリーガイドを購入 ゴヤは日本語版があったが、エル・グレコ、ベラスケスは英語版でした。
プラド美術館
1日目
ダマスキナドス・スレアス
トレドの伝統的な工芸品、象眼細工。アラビア文字をアレンジした昔ながらの図柄や花や鳥をモチーフにした物まである。
AM3:30に家をでて、東名を走り浜松西インターに車を止めて遠鉄バスAM.5:15に乗り込む。ここは1利用10日まで500円で車を駐車できる。 AM10:19名古屋セントレア空港を日本航空で飛び立ち、PM15:40パリ(シャルル・ド・ゴール空港)に到着する。エール・フランス機に乗り継ぎPM21:15(現地時間)煮到着した。 いくら待っても4人の荷物が出てこない。空港に掛け合うこと30分、やっと荷物が無事に出てきた。11時過ぎにホテル プラガに到着した。長い一日がやっと終わった。
エル・グレコの「聖衣剥奪」などの絵画が展示された聖器室や、イサベル女王の王冠がある宝物室、中央祭壇の装飾などが見所だが、撮影禁止だった。
カテドラル スペインの主席大司教座があるスペイン・カトリックの総本山。長さ113M、幅57M、高さ45Mで70の円形天井と88の柱列、750のステンドグラスをもつヨーロッパを代表するゴシック建築のひとつ。
マドリードから71キロ走りトレドに向かう。 車窓からは、広々としたスペインの大地が広がる。このあたりは畑が広がっている。 スペインは国土が日本の1.4倍ほどの50万平方キロメートルに4000万人の人が暮らしている。 マドリードを中心とした内陸部は標高が600M〜1000Mで、雨が少ない。一日の気温の差が大きく、朝晩は寒く、昼間は25度から30度近くになり暑かった。
スペインでは一族に最高級の生ハムを振舞うことが成功した人達の夢だとか。 ハモン・イベリコはどんぐりのみを食べて育った黒豚の生ハムで最高級とされている。本によってはハモン・べジョータがマグロの大トロといわれているとある。何回か生ハムが出たが、美味しさはまちまちだった。
スペイン王家の宮殿。ちょうど衛兵の行進や音楽隊の演奏が始まっていた。王宮前のオリエンテ広場にはイタリア人彫刻家タッカによる騎馬像が立っている。これはプラド美術館にあるベラスケスの絵を基にしている。
「ドンキ・ホーテ」の作者セルバンテスの没後300年を記念して造られた彫像が立っている。
プラド美術館が収蔵する絵画はおよそ8000点、展示品だけでも3000点で私達は日本人ガイドに連れられてみるべき何点かを重点的に観賞した。 収蔵品に略奪品が無いのが美術館の自慢で、スペイン王家所蔵のコレクションが基礎になっています。プラドの3大巨匠 ディエゴ・ベラスケス エル・グレコ フランシスコ・デ・ゴヤの作品は美術の教科書に載っている有名なものだが、本物を見ることができて感激です。 一巡して、ルーベンスの三美神を見ていなかったのでガイドさんに連れて行ってもらい見ることが出来た。エル・グレコが本当はドメニコス・テオドコプーロスという名前だが、性格的に問題のある人だったようでギリシャ人という意味でエル・グレコ(ギリシャ人の奴)と「言われていたとか。 ゴヤの「裸のマハ」は、当時裸体画は宗教上の理由で禁止されていたので、「着衣のマハ」も描かせて、カーテンを開けると「裸のマハ」は現れるようにカモフラージュしていたとか。
新婚さん5組を含む21人でツアーがはじまった。
サント・トメ教会の近くで見つけたエル・グレコ作「オルガス伯爵の埋葬」の陶板。本物は教会の聖堂手前の部屋に飾られている。画面は天上界と地上界にわけられている。埋葬を手伝う少年はグレコの息子がモデルとされ、グレコ本人も描かれている。少年のポケットからはみ出したハンカチにグレコのサインがある。教会は撮影禁止でした。
刀剣屋さんのショーケース
スペインは4月からサマータイムが始まっていて、朝の日の出が7時30分くらいで、8時ごろやっと明るくなる。日の入りが遅く夜9時近くにやっと暗くなる。昼間が長いので観光にはうってつけの季節かもしれません。
アルカサール レコンキスタ(国土回復運動)中の11世紀に、アルフォンソ6世により建設された軍事要塞。4つの尖塔が印象的。
トレド
ベラスケスのお墓があった所といわれているが、骨は見つかっていない。記念の塔が立っていて小さな広場になっている。そばにはかわいい建物が建っていた。
フェリペ4世騎馬像
スペイン広場
王宮
2日目 マドリード〜トレド
マサパンのお店。アーモンドの粉と砂糖を使いオーブンで焼き上げたトレド伝統の御菓子。
タホ川に三方を囲まれるトレドは、古代ローマ時代から要塞都市として栄えてきた。イスラム統治時代にはイスラム教、キリスト教、ユダヤ教の三つの宗教が共存し、独自の文化と町並みを生んだ。 エル・グレコなど多くの人々に愛され、世界遺産に認定されている。グレコが見た風景が今もほとんど変わりなく残っている。
広場にあるレストランで昼食。生ハム、魚のクリーム煮。サングリア(ワインにオレンジ、グレープフルーツ、レモンなどの果物を入れ、ハーブやスパイスを加える、スペインの飲み物) 薬臭いそうだ。ここのハモン・セラーノは美味しかった。
ホテル プラガの窓から市街を見下ろす。ヨーロッパはどこもそうだが、みな路上駐車で一車線が埋まっている。見ているうちに、手品みたいに器用に縦列駐車していった人がいた。
ホテル・マジョラルにて、夕食。イカやムール貝のスープ、肉料理でした。食事までに時間があったので、着物を着てみました。姿見が無かったので四苦八苦でした。
広場の周りにある建物の一階にはたくさんの食べ物屋さんがたくさんある。日本でもおなじみの魚介類のフライや海老のフリッタやクロケッタ(コロッケ)などがお皿にもられて美味しそう。
撮影禁止