6日目

ホテル カンパニールを出発し アリカンテの駅からユーロメッド(2等)に乗り込む。AM9:25に出発した列車はバレンシア湾に沿って北上しPM.14:00にバルセロナの駅に到着した。  19世紀末、モデルニスモ建築が花開いたカタルーニャ州の州都 バルセロナ。中世の香りが漂う街並み、地中海沿いに拓けたベイエリア、新旧のバルセロナに出会える。

おいしかったパエリア

ニンニクの利いたポテト

魚のテリーヌ

鐘楼には内部にエレベーターがあり、真ん中に見える橋の高さまで上がれる。橋を渡って反対側に行き、螺旋階段で下りる。途中に窓やバルコニーがあり、外の装飾を眺めることが出来る。バルコニーにでると足がすくむ。誕生の門のほうは混んでいたので、受難の門のほうに10分ほど待って上がることが出来た。まじかに見る鐘塔の上についた飾りはとても変わっていて きかった。

樹木のような柱が林立する。上部にいくにつれて、枝分かれしている。中ほどのコブは木の枝を払ったときに出来るコブを表している。

サグラダ・ファミリア寺院

ムール貝

海老2種類、魚、イカのグリル

帰りにおねだりして、ライトアップしたサグラダ・ファミリアにまわってもらった。程よい光に照らされて幻想的な眺めでした。

バルセロナオリンピックの時に選手達のロッカーがあったところを取り壊しレストランが並んでいる。といっても、みなテントのつくりになっている。海風に吹かれて寒かった。 サッカー観戦に行った2組の新婚さんが抜けたので豪勢な食事を食べ切れなかった。

正面の設計図。まだ全部はできていない。 この壮大な建物には正確な設計図はなく、ガウディの頭の中にあった。資金不足や戦争により、工事が大幅に遅れたため、サグラダ・ファミリア建設委員会はガウディに、彼の死後も建設できるように正式な模型を造ることを依頼した。

内部の階段を下りる。右廻りと左廻りがあり、見えるものが違った。

33歳で命をおとしたキリストにちなんで縦横斜め33になる数字が書かれている。

誕生の門 キリスト誕生の物語を彫刻で表現。植物、動物、人などをモチーフにしている。 誕生の門の「6体の楽器を奏でる天使達」は日本人 外尾悦郎氏の作品。

サグラダ・ファミリアは世界で唯一、入場料を支払う工事現場である。この日は日曜日だったため、工事現場はお休みで、職人達の作業を見ることは出来なかった。 モデルニスモとは、「新しい芸術」という意味で、19世紀末から20世紀初頭にかけてバルセロナを中心に、カタルーニャ地方で興った芸術復興運動。バルセロナで流行したモデルニスモ建築の特徴は、イスラム美術とゴシック美術の特徴を併せ持つムデハル様式を用いたことである。三大建築家は、ガウディ、ドメネク、カダファルクである。

ホールの天井には、太陽と月をあらわす円形装飾(春夏秋冬)や蛸の装飾がある。

広場の下にある多目的ホール。下の白い所は奥に行くにしたがって高くされこちらから見ると同じ高さに見える。

広場の曲がりくねったベンチに座る。

洗濯女の回廊の傾いた円柱

洗濯女の柱として知られる円柱(バイオリンの音色が響いていた)

グエル公園 眼下にバルセロナ市内が広がる小高い丘にイギリス風庭園住宅を造る予定だった。結局住宅は2戸しか売れず、市に寄贈されて公園になる。ガウディの特徴である破砕タイルの装飾で、広場や散歩道はおとぎの国のよう。

カサ・パドリョ 波打つ正面には緑、青、茶の色ガラスと円盤状の白いタイルがちりばめられる。

カサ・ミラ(ラ・ペドレラ)建物の形からラ・ペドレラ(石切場)と呼ばれる。独特な形の外観

バルセロナの駅

ユーロメッド

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らせん状の蛸の足のような階段

鐘塔 現在8本で、3つの門に各4本づつ12本立つ予定。12使徒に捧げる意味を込める。  橋に座るのはキリストの昇天

J.M.スビラルク作、受難のファサードのベロニカの彫刻群

受難の門(キリストの受難を表現)誕生の門とは対照的なすっきりとしたデザイン。

リュウゼツランの植木鉢

階段にはトカゲがいる。地下貯水槽の放水口

広場の正面階段

ガウディが住んでいた住宅(今は博物館)

1等客室の広々とした車内

ビュッフェ