今日は、一日自由行動の日で、私達7人はバルセロナ郊外のモンセラにオプショナルツアーを申し込んであった。
7日目
モンセラ
1023年建築の、ベネディクト派の修道院。9世紀後半に山中の洞窟から聖母マリア像が発見され、それを安置した。16世紀後半に現在の大聖堂が完成しここにマリア像を移した。1970年代のフランコ独裁時代には、当時禁止されていたカタルーニャ語でミサを行なうなど、この地方の独立の象徴的存在だった。
ここに祀られている黒いマリア像「ラ・モレネータ」は、長い年月の間に祭壇の蝋燭の火にあぶられて黒ずんでいったといわれている。現在本体はガラスで覆われているが持っている玉は外に出ていて、さわってなでると望みが叶うとされている。私もなでてきました。
大きな包丁で魚をさばく魚屋のおばさん
大きなはさみで鳥を解体する鳥屋のお兄さん
アーティチョーク ズッキーニ など
11時からミサがあるというので、その間におみやげ物やさんに行こうと階段を下りると、かなりお歳の日本人の女性に修道院の場所を聞かれた。場所を教えると階段を上っていかれたが、一人歩きの外国人は危ないと何度も言われていたので、心配になった。 11時からミサが行なわれて、私達も出席していた。後から声を掛けられて振り向くとあのおばあ様だった。「1時から少年聖歌隊の演奏がありますよね。」と聞かれたので、知りませんと答えた。しばらくすると前の信者席のほうに行き、十字をきって座った。 スペインに住んでいるキリスト教徒の日本人で、日本語をおしゃべりしたかったのかと勝手に解釈した.
8日目
昼間行ったモンジュイックの丘に登る坂。
特大のピーマン
日本のとちょっと違うイチジク
牛の胃袋。知らずに食べたことあります。
臓物屋さん。ヤギか何かの脳みそも売っていました。
キノコ類 真ん中はアミガサダケ
ドラゴンフルーツ
豊富な野菜や果物
ランブラス通りに面したサン・ジュゼップ市場の賑わいに圧倒される。
ランブラス通り
カテナリーアーチと二つの門扉の間にある鍛鉄製のカタルーニャの紋章
公開されているが、2時で終わりで入れなかった。
グエル邸
船首につける人形 。商船や客船は人物が多く、戦艦などは動物や勇壮なものが多い。
ガレー船は大きくて立派だった。スクリーンにはガレー船を漕ぐ姿が映し出されていた。
海洋博物館 船の模型が沢山展示され、日本語ガイドを借りていたので、番号に沿って説明を聞いた。ドラマじたてになっていてなかなか楽しめた。こんな時間でもないと来れない場所だなーと思った。学生達が沢山来ていた。
広場に植えられた木。実がなっていて中から白い羽毛のようなものが出ていた。
コロンブスの塔。約60Mの塔の上に、新大陸をめざして旅立つコロンブスの像が立っている。1888年バルセロナ万博を記念してランブラス通りの南端に建てられた。
午後から、フニクラに乗って、モンジュイックの丘に出かけた。今日は月曜日でピカソやミロの美術館やカタルーニャ美術館などが開いていない。 切符売り場でまごまごしていると、切符の買い方を教えてくれた。怖い人だと困るので、かばんを押さえて聞いていたが、いい人だった。フニクラの乗り場もおしえてくれた。ロープウエイに乗り換えてモンジュイックの丘に着いた。17世紀に建てられた要塞、モンジュイック城があり、現在は場内が軍事博物館になっているが今日は開いていない。市内を一望できた。 帰りは歩いて港方面に下りてきた。
イチジクの果肉を土台にしてナッツ類をトッピングしたお菓子を購入。
モンセラは雨だったが、バルセロナに戻ると、曇ってはいたが雨は降っていなかった。バルセロナの港が見えた。
右手には、巡礼者が灯した蝋燭がたくさん立っている。
2泊したホテル ウニベルサルをあとに、 バルセロナ(12:55)〜パリ(14:50) パリ(18:20)〜名古屋(12:50) と乗り継ぎ無事日本に帰ってきました。だいたいは、楽しい旅行でしたが、見たいところをゆっくり見られなかったことが心残りです。プラド美術館やバルセロナの街や美術館をもっとゆっくり見たかったです。