祠の裏側の聖母マリア

新・至れり尽くせり ゆとりと充実のポルトガル紀行8日間

ガロの置物

コルクの鍋敷き

ガログッズ

メモリア礼拝堂

ナザレ

長いフライトのあと、リスボンのホテル(アルティス パーク)に着いた。翌日は9時の出発で、ポルトガルの旅が始まった。 天候が不安定で、雨が降ったり、晴れたりしている。丘の上に風車を発見する。

3日目へ

昨年9月にルーマニアに行った後、同じユーラシア旅行社でポルトガルに行くことになっていた。しかし、飛行機トラブルで一日延びたため、休暇をとりにくくなって、とりやめた。今回、クラブツーリズムで行くことになった。クラブツーリズムで行くのははじめてて、少々不安だった。しかも、添乗員が男性なのもはじめてだった。 ポルトガルは鎖国をしていた江戸時代にも多少、通商があった日本に縁のある国だが、最近は遠い国になってしまっている。パン、コンペイトウ、カステラ、など、ポルトガルから入ってきたことばも、馴染み深い。 これを見なければ、とか、是非ここだけはという思いも無く、なんとなく、行ってみたいなと出かける事にした。

バターリャ

ガロはポルトガルでは幸せを運んで来てくれると言われている。昔、無実の罪で死刑宣告された男が、裁判官に向かって、テーブルの上にある丸焼きのチキンを指差して、「無実の証拠に、刑が執行される時、この丸焼きチキンが鳴き叫ぶからな。覚えておけ。」と言った。後日この男の刑が執行される時、本当にチキンが泣き叫んだという。と言うわけで、チキングッズで溢れている。  鍋敷き、置物、鍋つかみを購入

1時間30分走って、ナザレに到着する。展望台から大西洋とナザレの町を見渡せる。  この海岸は、世界中からバカンス客が訪れるビーチリゾート。 古代フェニキア人によって拓かれた歴史のある漁村で、バスの中から、鰯の開きを干している風景も見られた。残念ながら、レストランでは鰯の開きを焼いたのはでないそうだ。

H.20.5.27〜6.3

1日目

ポルトガル語で戦いを意味するバターリャはここにある修道院に由来する。1385年、カスティーリャ軍の侵入によるアルジュバロッタの戦いに勝ち、ポルトガルの独立を守ったジョアン1世は、神に感謝して、1388年修道院の建設を始めた。建設は16世紀初頭まで、代々の王に引き継がれ、マヌエル様式とゴシック様式の混じった壮大なものとなった。  創始者の礼拝堂には、ジュアン1世の家族の棺が置かれている。 また、王の回廊は、簡素なゴシック様式にマヌエル様式の装飾が施され、美しい。

駄洒落の好きな添乗員が、言うと思っていたら、言った。「トマールに泊まります。」 そのトマールのホテル ドステンペリオスで夕食。ポーク料理です。

未完の礼拝堂(アルバレシュ・ベレイラ)

洗礼台

アルコバサは、ポルトガル初代の王、アフォンソ・エンリケスは、イスラム軍との戦勝に感謝し、1178年、アルコア川とバサ川に挟まれたこの地に、修道院の建設を始めた。建設はシトー派の修道会に委ねられ、ロマネスクからゴシックへ過渡期の建物で、簡素・簡潔を旨とするシトー派の精神を反映し、内部は質素である。教会の奥にある一対の棺はペドロとイネスのものである。  ペドロ王子はカスティーリャ王国の姫コンスタンサを迎えるが、同行してきた侍女のイネスと恋に落ちてしまう。父王アフォンソ4世の怒りにふれ、引き離されるが、コンスタンサが亡くなると、王子はイネスとの関係を公にし、子供も生まれた。しかし、王と重臣たちにより、イネスは殺されてしまう。王子はぺドロ1世として即位すると、殺害にかかわった者を処刑し、墓を掘り起こし、王妃の戴冠式を行なった。    棺のペドロとイネスは手をつないでいる。(下からは見えないが)

アルコバサ

崖の上から降りて、砂浜の海岸で遊び、地元のレストランで、昼食。サルディーニァ(鰯)料理をたべた。5匹食べた人もいる。このワインは緑のワイン。

ノッサ・セニョーラ・ダ・マリア教会

浜と町を一望する崖の上のオ・シティオに建つ小さな祠は、霧に視界を失った騎士が崖から落ちるところを聖母マリアに救われ、お礼に建てたメモリア礼拝堂で、ヴァスコ・ダ・ガマも航海の前に、祈りを捧げた。

教会のアズレージョ

成田12:30〜10時間50分〜アムステルダム16:20〜アムステルダム21:00〜2時間55分〜リスボン23:00

日本との時差はマイナス8時間

勝利のサンタマリア修道院(世界遺産)

ナッツ類をうる年配の女性。持っている枡一杯が5ユーロで、乾燥イチジクを買った。 女達は、何枚も重ねた独特のスカートをはいている。 未婚の女性はロング、既婚の女性はこのおばさんくらいのスカートの丈だそうです。反対の様な気がするが。

夏になるとこの海岸は海水浴客で埋まる

サンタマリア修道院(シトー会修道院の世界遺産)

2日目

リスボン〜90KM 1時間30分〜ナザレ 30分〜バターリャ 30分〜アルコサバ 70KM 1時間〜トマール