早朝、お弁当を持って、朝日を見に行く。暖かい飲み物を用意してくれたところで、朝食をとり、展望台で、朝日が登るのを待つ。ウルルが朝日に.染まっていく。

5日目

早朝、ケアンズの空港から7時25分発の国内線で、エアーズロックリゾートへ。飛行機の中からは、これから行く、エアーズロックの姿が見えた。

オーストラリア大陸のほぼ中央、赤土の荒野に忽然と姿を現すエアーズロック(ウルル)。周囲約9.4km、海抜868m(地上からの高さは335m)世界最大級の一枚岩。1872年、.ウイリアム・ゴスが.見つけ、当時の長官、へンリー・エアにちなんで「エアーズ・ロック」と名づけた。アボリジニにとって重要な聖地であり、名称も、.このあたりに住むアナング族が呼び続けている「ウルル」に変更されている。

バスで、ウルルを一周する。場所によって表情を変えるウルル。

7日目へ

かぼちゃのスープとまたバラマンディのソテーの夕食をとって休んだ。

洞窟に残る壁画

6日目

オルガ岩群内部深くまで入ることができるのが風の谷。駐車場から1kmのカル展望台まで歩いた。ここからさらに歩くと、カリンガナ展望地にでて戻ってくるというコースもあるが、4時間ほどかかるということで、今日はここまでのウオーキングだった。

エアーズロックとともに世界複合遺産となっている「オルガ岩群(カタジュタ)」風の谷のウオーキング

ホテルで、イカのフライとオージービーフの夕食をとる。美味しかったが、先ほどの乾杯で、つまみを食べ過ぎ、あまり食べられなかった。 今日は、今回の旅行のメインイベントだった、「ウルル登山」をすることができて、良かったと思いながら、眠りについた。

ホテルに入り、スープと鳥の蒸し焼きの昼食をとる。

14時20分の国内線で、シドニー空港に戻り、バスで、ブルーマウンテンズに移動する。クリスマスの飾りつけのホテルに着いたのは、20時30分だった。 今はスクールホリデーで、学校が休みのため、ホテルは家族連れであふれていた。

エアーズロックの西約45kmにある巨石群、「オルガ岩群(カタジュタ)にバスで移動する。高さ546mのマウントオルガをはじめ大小36個の岩からなる。アボリジニ名は「たくさんの頭」を意味する「カタジュタ」である。かっては、一つの岩山であったが、長年の間に風化が進み、今から7000万年前に今のような形になったと考えられる。

クニヤウオークを歩く。先住民の伝説では、毒蛇に甥を殺されたニシキヘビのクニヤが、その復讐をした場所で、ここに残るマギースプリングスは、亡くなった甥を祀っているといわれている。

5時30分に、山麓を散策したグループと合流し、夕日に染まる「ウルル」を見に行く。スパークリングワインを用意してくれていて、皆で乾杯し、夕日に染まり、刻々と色を変えるウルルの姿を眺めた。

登山口は、西側に一か所で、最初の急な部分には、鎖が張られている。鎖が終わると、アップダウンを繰り返して、山頂に着く。風が強かったり、天気が悪かったりすると、登山口が閉まってしまう。今日は、予定では登る日ではなかったが、登山口が開いているというので、登ることになった。私は、3時に登り始めて、4時15分に山頂に着いた。登りは、辺りを見回す余裕もなく、下山時は、5時30分までに降りなければならなかったので、鎖場までは急いで降りた。参加者21名中登頂できたのは、9名だった。登山それも岩場の経験がないと怖くて無理ではないかと思った。

ガイドのユウコさん

こんなところに泉が