7日目
今朝は、ゆっくり朝食をとる。レストランは、小さな子供連れの家族であふれていた。バスで、世界遺産・ブルーマウンテンズ国立公園に行く。
カトゥーンバの町の南1.5kmのところにあるのがエコーポイント。展望台からユーカリの原生林に埋め尽くされた広大なジャミソンバレーが広がり、東側には、奇岩・スリーシスターズがそびえている。
英国式のアフタヌーンティーの昼食。
最後の晩餐は、シドニーの夜景を見ながらの、ディナークルーズだった。夜景もきれいだったが、最後のおしゃべりに花が咲き、ベトナム風の海老とオージービーフも美味しくいただいた。
ユーカリの森を散策し、ゴンドラに乗ってターミナルに戻った。
シドニーの西、内陸に向かって70kmほど行くと、北はクイーンズランドから南はビクトリア州まで、延々と4000km以上にわたって連なる山脈、グレートディバイディングレンジ(大分水嶺)である。山脈の向こう側は、乾燥した大地が果てしなく続くアウトバック。ブルーマウンテンズ国立公園はこの山脈の一部にある。
シドニー空港から、21時30分発のカンタス航空機で、日本に向けて出発した。帰りもプレミアムエコノミーだったので、少しは休むことができた。 今回は、南半球ということで、季節が日本と反対だが、広い国なので、シドニーは冬、ケアンズは夏。エアーズロックは朝晩冷え込むが、日中は暑い。という具合で、着るものに苦労した。食事は、オージービーフとバラマンディという白身魚が多かった。 オプションに参加して失敗だったが、念願のエアーズロックには、登ることができて、よかった。もう少し余裕をもって登りたかった。気象条件が厳しく、登れる率が50%を切っているという状態だそうで、ラッキーでした。。頂上からの景色はあまり覚えていません。 オーストラリアは、物価が高く、水や飲み物も高かった。
カトゥーンバの東隣りにあるルーラは、「山の王冠に輝く宝石」と称される町で、メインストリートを散策した。ここで、ユーカリののど飴を買った。
家に帰ると、出かけるときに咲きそうだった「鹿の子ユリ」「カサブランカ」が咲いていた。
昔のトロッコ列車を観光用にして、最大斜度52度の急斜面を滑り降りる。標高差415m。結構怖かった。
アボリジニの伝説によると、(かってこの地に美しい三姉妹と祈祷師の父親が住んでいた。パンイップという魔物が娘たちを襲いにやってきたため、父は娘を岩にして隠した。父は魔術で自分をコトドリに変身させ、岩穴に逃げ込んだ。変身する魔法の杖を落としてしまったため、昔の姿の戻れず、いまだに岩となってここにいる。コトドリの父は杖を探していまだに森を飛び回っている。)