3日目
ホテルで朝食をとり、シドニー空港から国内線でケアンズへ。12時過ぎにケアンズに着き、バスで、キュランダ観光に出かける。
キュランダ
キュランダは、ケアンズの北西30kmに位置する人口約760人の高原の小さな町。その昔はアボリジニがこの地に暮らしており、キュランダという名前はアボリジニの言葉で、「熱帯雨林の村」という意味。19世紀には鉱山の町として栄え、1886年には鉱山で働く人のために鉄道が敷かれた。これが、観光用の「クランダ・シーニックレールウエイ}となっている。
夕方から、ケアンズ郊外の「パロネラパーク」に行くが、お粗末なところで、参加したことが失敗だった。
ケアンズは、クイーンズランド州にあり、州内には、グレートバリアリーフ、世界最古の熱帯雨林、ゴールドコースト、サンシャインコーストなどがあり、観光業が盛んである。沿岸部では、サトウキビ、トロピカルフルーツなどの農業や、牧畜業、内部では、ウラン、ボーキサイト、銅などの鉱業で、オーストラリア経済の一翼を担っている。
ワラビー
キュランダ・コアラ・ガーデンで、コアラをだっこして記念撮影ができる。
海鮮のバイキングをホテルでとり、夜のケアンズに出かける。牧場に出没する野生のカンガルーやワラビーを見て、高台でケアンズの夜景を見、南十字星を見付けた。
ケアンズ
鉱山鉄道が利用されなくなったあとの1960年代から、ヒッピーが自由を求めて集まった。現在では、多くのアーティストが住み、彼らの作品を見ることができる。
ケアンズに戻って海沿いのレストランで、カリフラワーのスープとバラマンディ(白身魚)のソテーの昼食をとる。 これから出てくる白身の魚はほとんどバラマンディだった。
現在、この列車が走るのは、ケアンズ~キュランダ約34kmである。1時間45分の鉄道旅行の車窓からは、熱帯雨林の山の斜面に開けた景色が広がる。ストニークリーク峡谷にかかる大きく弧を描く橋を渡る時は、直ぐ脇に45mの落差を持つ滝が見える。バロンフォールズ駅に停車し、展望台からバロンフォールズの瀑布を見ることができる。峡谷をすぎると、あたりは一面のさとうきび畑になる。
オージーバーガーの昼食。大きなバーガーだったが美味しかった。
ケアンズの沖合に浮かぶコーラルケイ(サンゴのかけらが堆積してできた島)がグリーン島である。1770年、キャプテン・クック一行がエンデバー号に乗ってこの島を発見した。島の周囲には、広大なラグーンが広がっている。島に渡り、シュノーケリングをする人たちと、グラスボートに乗る人達に分かれた。私は、グラスボートに乗った。シュノーケルをつけたことがなかったが、初心者でもできそうだったので、やればよかったと思った。
ウオンバット
キュランダ駅
色が濃くなっているところは、魚の群れがいるところです。
4日目