サレルノはティレニア海に面し、アマルフィ海岸ソレント半島の付け根のサレルノ湾に位置する。大司教座があり、主要な建物としてノルマン人支配時代のアレキ城がある。塔で有名な大聖堂で、大聖堂には、グレゴリオ7世の墓所が置かれている。

3日目

マテーラは「サッシ」と呼ばれる凝灰岩に穴を開けて作られた家(洞窟住居)がある。1993年に世界遺産になった。

マテーラまで200km走る途中で、昼食。パスタも美味しかったし、カレイと野菜のグリルも美味しかった。

コンカ・ディ・マリーニの入り江にある洞窟。海の下で外界とつながっている穴がありそこから光が入り、洞窟内の海がエメラルド色に輝く。エレベーターで洞窟の入り口まで下りて、小船に乗り洞窟内を一周する。元気なお兄さんが「見て!見て!めっちゃ綺麗」と絶叫する。このあたりの海岸には、他にもこのような洞窟は沢山あるようです。

ガイドのアレキサンドロさんと。彼の顔に雪が舞っています。

海岸線を走り、ヴィラ・サン・ジョバンニでフェリーに乗った。船は大きくあまり揺れなかった。船内で買った(ご飯をいためてコロッケにしたもの)を食べた。30分ほどで、シチリア島メッシーナに着いた。バスで1時間程で、タオルミーナのホテルに入った。

観光後、シチリア島に向かい440km走る。途中で昼食をとる。ミネストローネと肉巻き、サラダだったが、ここのムール貝のパスタが美味しいと添乗員が教えてくれて、希望者は頼んだ。これで半人前で、二人で食べた。これが一番美味しかった。

マテーラには、新石器時代以前から自然の洞窟で暮らしていたが、次第に、自分の手で洞窟を掘り、規模の大きな住居にしていった。8世紀以降、ギリシャの修行僧がイスラムの迫害を逃れて洞窟に隠れ住み、洞窟教会を建設した。第二次世界大戦後には、不衛生という理由で、移住させられ、人の住まなくなったサッシは廃墟になった。1970年代、都市再生の動きが生まれ、独自の遺構として注目されるようになった。今は、洞窟ホテルなどもあります。

5日目へ

風見鶏は兵隊さん

アルベロベッロは「美しい木々」と言う意味で、トゥルッリという(部屋一つ屋根一つと言う意味)1000軒の建物がある。一つの屋根に石を何層にも重ねている。昔この貧しい村に税金を取り立てる役人が来る前に、屋根の真ん中にある芯を取ると屋根が壊れて平らになり、木々に隠れて家がないように見せ、税金を免れたと言う話が残っている。1996年、世界遺産に登録された。  ちょうど、雪が降り、おとぎの国に迷い込んだようだった。

すっかり、夕暮れになり、80km走って、アルベロベッロへ。「赤ちゃんの耳たぶパスタ」が美味しかった。お土産にしました。

お墓の跡

断崖絶壁が続くアマルフィ海岸。レモンが栽培されている。

アラブ・シチリア様式で建てられた大聖堂がある。11世紀に建築が始まり、雄大な正面(ファサード)、青銅の扉など。青銅の扉はコンスタンティノープルで作られた。アマルフィの守護聖人アンドレアの聖堂として987年に造られ13世紀まで建築が続けられた。斜めに磔にされた聖アンドレアの噴水が、ドゥオモ広場にある。

アマルフィは、ソレント半島の南東、サレルノ湾に面する、アマルフィ海岸の中心地である。周囲を断崖絶壁の海岸に囲まれ、小湾の奥に位置する小規模の浜に作られた港から、断崖上に向かって形成されている街で、世界遺産に登録されている。

メッシーナはメッシーナ海峡に面した、シチリア島北東端に位置し、イタリア本土のヴィラ・サン・ジョバンニと向かい合っている。カトリックのサンタ・ルチア・デル・メーラ大司教座が置かれ、地元の重要なお祭りが行なわれている。

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エメラルドの洞窟

サレルノのホテルからの風景

4日目