3日目
ホテルでの、朝食の後、メキシコシティ郊外の町に出かける。 オリンピック競技場へ。聖火を持った男女とラテンアメリカを象徴するコンドルと、メキシコを象徴する鷲を描いたレリーフが美しい。 その後、メキシコ国立自治大学へ。1551年に王立メキシコ大学として創立される。ペルーの国立サンマルコス大学に次いで、アメリカ大陸で2番目に古い大学です。卒業生に3人のノーベル受賞者を出したメキシコで唯一の大学でもある。
教会横の細い道の階段を下がっていくと、市場が続いている。野菜、果物、お菓子、お花、銀製品、などの店が所狭しと並んでいる。フリータイムで、銀製品の店を何軒か覗いた。
ピーナッツの穀物をまぜ蜂蜜で固めたもの。(今日のお菓子)
町の目抜き通りは、ソカロとサンファン広場をつなぐクアウテモック通りで、沿道にはショップやカフェテリア軒を並べる。美しい町並みが残っている。
1529年にコルテスの命令で建造された、アメリカ大陸最古の教会のひとつ。征服当時、先住民の反乱が頻発し、スペイン人は教会に立てこもって防戦したため、今日のような大施設になった。聖堂の内壁には、豊臣秀吉によって処刑された外国人宣教師と日本人カトリック教徒を題材にした殉教壁画も描かれている。壁画は1959年に幾重にも塗り重ねられた石灰を取り除き、発見された。
タスコ
昼食をとったレストランに戻り、バスでメキシコシティに戻った。
白い壁、赤い屋根のジャカランダの紫の花が映える。
市庁舎(現在は郵便局)
坂道を上っていきます。白いカブトムシはタクシーです。
山頂に立つキリスト像
サンタプリスカ教区教会 タスコの銀鉱王ボルダが、「神はボルダに富を与え、ボルダは神にこれを捧ぐ」という家訓を実行し、町に寄贈したチュリゲラ様式で飾られた豪華な教会。1751年から1759年にかけて造られた。塔の高さは40m。
バスで、タスコの町に移動する。タスコは、メキシコシティの170km南西にある。スペイン人によって北中米最初の鉱山が造られ、銀の発掘で栄えた町である。その後鉱山以外の産業が育たなかったので、狭い傾斜地にコロニアル風の古い町並みが美しく残っている。
礼拝堂
殉教壁画の一部
バスで、クエルナバカに向かう。クエルナバカは、メキシコシティから75km南にあるモレーロス州の州都。平均気温20℃の「常春の町」として知られる。
クエルナバカ
ホテルに戻り、メキシコの郷土料理「タコス屋」さんに出かける。タコスとは、トルティージャを使ったメキシコを代表する軽食。具やソースはさまざま。サルサ(唐辛子をベースにしたものだけでも数百種ある。)を好みでかけて食べる。
昼食は、トルティージャのスープ、焼き魚 フルーツパイ。窓から見える景色がご馳走です。
世界遺産・ポポカテペトル山腹の16世紀初頭の修道院群のひとつである。 また、町には、コルテス宮殿がある。1530年に征服者コルテスが建てた城塞風の宮殿。現在は、クアウナワッツ博物館として、公開されている。
世界最大規模の壁画で覆われた中央図書館
グアダルーペ
教会の前のボルダ広場(ソカロ)
カテドラル(世界遺産)