H.19.08.25
8月最後の土曜日の今日、いつもなら行かないのだが、夫がもう大丈夫だろうというので、富士山に出かけた。AM.3:40に起きて、4時過ぎに出発。もう日の出が遅くなっていて、5時ごろにならないと明るくならない。6時過ぎにスカイラインに入ったが、新5合目から4.3K地点で車が動かなくなった。雪崩で道が狭くなっている箇所があるのでその渋滞かな?と思っていたが、いっこうに動かない。そのうちに誘導員の姿が眼にはいった。下り斜線に車をとめるように誘導しているのだ。えー!!こんなところから歩くの!!
富士登山を始めた翌年、7月に出かけたところ、上の駐車場が満杯で、2Kくらい下に車を止めて、歩いたことがある。その頃は、まだ若かったし、何とかできたが、もう4Kも歩いたら、新5合目でもう疲れてしまう。
富士山は諦めました。登山者は減っていると思うが、観光客が多すぎる。7月、8月はやはり、シャトルバスにした方が環境にも良いし、是非、やって欲しい。
朝霧高原に向かい、猪頭から、湯の奥猪頭線を走って、下部側の登山口に着いた。今日は一台の車も止まっていない。今年の4月29日に登っている。
7時55分支度をして歩き始めた。暑いことは暑いが、樹林帯を登るので、風が涼しい。11時35分山頂に着いた。夫より25分ほど遅れたようだ。この山頂は1946Mで、もう少し行ったところに1964M地点があるという。前にも行って見たことがあるが、ここらしいというところはあったが、しるしは無かった。今回は富士東ワンダーホーゲル部が作った立て札が立っていた。天子山最高地点大見岳と書いてあった。
この間はなだらかで、お花畑が続き、お天気が良ければ富士山が良く見えるが今日は、残念ながら見えない。
高山のお花畑のように綺麗ではないが、いろいろ咲いていた。
登山口
登山口に咲いていた葛の花
夫が上のほうで騒いでいるので行って見ると大きなヒキガエルがいた。道にいたらしいが、脇のほうに移っていた。撮影が終わるとはねていってしまった。
山頂手前の草地では、トリカブトが蕾で、唯一咲いている株です。
山頂のお花畑では、マルタケブキ、ヒヨドりソウ、ハハコグサ、名前が分からない花など綺麗に咲いていました。
マルバタケブキ
山頂からのお花畑
トリカブトが沢山咲いていた。
シモツケソウの群落
タケブキに止まる蝶
シシウド
ウメバチソウ、蕾も沢山あった。
トモエシオガマ
シャジンが咲き残っていた。
お天気は良かったはずだが、山頂でも、富士山展望台でも、地蔵峠でも富士山の姿を見ることは出来なかった。富士山に嫌われた一日でした。PM.3:10登山口に下りた。約7時間歩いたことになる。暑さで体力が消耗した感じがする。下部温泉会館で汗を流して帰りました。
お花畑から山頂に帰ると、山頂がにぎやかになっていた。ボーイスカウトの子供たちが十数人登ってきていた。早く着いてもうおにぎりをほおばっている子や、やっと登ってくる子やらいろいろでした。
1964Mの最高点
コウリンカ
ウドの花