毛無山

H.19.04.29

毛無山は朝霧高原の麓からのコースと下部温泉からのコースがある。麓からは地蔵峠までふたとおりのコースがある。麓コースは急登で岩がごろごろした箇所もあり雨が降ると危険である。下部からのコースは長いが峠まではなだらかなのぼりで、急な箇所もあるがなかなか良いコースです。AM.8:12 登山口を出発する。いつもは静かで車も無いことが多いが、今日はすでに3台の車があった。駐車スペースから上はゲートが閉まっている。下部からこの登山口までの林道も冬季は閉まっているが、26日から開いていることを観光課でたしかめてあった。 雑木とヒノキの茂った山腹をジグザグに登り AM.9:26 山の神に着いた。雪の南アルプスを木の間越しに眺めながら、中山金山遺跡を過ぎて、AM.10:12地蔵峠へ。本当の地蔵峠はここから麓コースに行ったところにあります。大きな富士山が迎えてくれた。ここからはつらい急登が続くが富士山がいつも右手に見える。頭上を大きな影が横切った。驚いて上を見上げるとパラグライダーが横切って行った。 パノラマ台からも富士山が良く見えるが、先を急ぐ。登りが緩やかになり、モミやツガの混じる原生林をしばらく行くと山頂に着いた。AM.11:35 ハングライダーやパラグライダーが舞っている山頂には沢山の登山者がいた。だいたい静かな山頂だが、連休だし、遠くから(練馬や千葉のナンバーがあったので)もしかしたら、富士山に来たのかも知れない。富士山はスカイラインで雪崩があり、新5合目から2合目くらいまで通れなくなり、開通が遅れているのです。

空に舞うパラグライダーを見ながらゆっくりして、12:15山頂を後にした。今日の毛無山は千客万来状態だった。展望岩に登り雪の南アルプスを眺める。空気が澄んでいる時は八ヶ岳も見えるが、北アルプスはどうだろう。膝をかばって、ゆっくり下山した。いつもは南部の湯で汗を流して帰るが、今日は1050円を奮発して、下部ホテルの温泉にはいった。女湯のほうは、単純鉱泉、硫黄泉、ヒノキの露天風呂、岩風呂となかなか立派でした。下山後の温泉は大体500円だが、安倍の湯や大野木荘の700円(800円)のところもある。

南アルプス展望台に登る。北アルプス展望台とも書いてあるがまさかね?

栄昇堂の身延饅頭

パノラマ台からの富士山

展望台からの南アルプス

顔を出したコバイケイソウ

麓への分岐

中岳

悪沢岳

赤石岳

塩見岳

農鳥岳

間ノ岳

北岳

木の間越しに見える南アルプス

中山金山の跡 何も残ってない

山の神で小休止

中山金山の看板

登山口

地蔵峠からの富士山

山頂からの富士山と方位盤