3日目
(定山渓温泉〜旭岳ロープウエイ〜美瑛〜層雲峡〜層雲峡温泉)
(上川郡東川町)
大雪山連峰 狭義の大雪は以下の山からなる石狩川と忠別川の上流部に挟まれた山塊を指す。
旭岳(2291m)
北鎮岳(2244m)
白雲岳(2230m)
愛別岳(2113m)
北海岳(2149m)
黒岳(1984m)
赤岳(2078m)
緑岳(2019m)または松浦岳
旭岳ロープウエイは5合目に当たる旭岳温泉の山麓駅(1100m)から山頂姿見の駅(1600m)を結んでいる。
ロープウエイ直下に広がる天女ヶ原の紅葉。天女ヶ原湿原は溶岩台地に発達した山地高層湿原。
ロープウエイからの御田ノ原(みたのはら)と呼ばれる高原沼群の紅葉
姿見駅と名もない沼
ロープウエイを下りて標高1600mの姿見駅から第一、第二、第三、第四展望台を経て標高1670mの姿見展望台、第五展望台へ、一周1、7Kmを約1時間で散策する。
第一展望台から噴気孔を見上げる。
旭岳の大崩落
美瑛の丘(上川郡美瑛町)
北海道のほぼ真ん中に位置し、丘の町として知られる。写真家 故 前田真三郎氏はこの丘陵に見せられ晩年ここに住んでいる。
コマーシャルにも何ヶ所か紹介された場所もあるが、今回は新栄の丘展望台に行った。
美瑛とは、アイヌ語の「ビエイベツ」(脂ぎった川、濁った川)に由来する
カムイミンタラ アイヌ語で神々の遊ぶ庭という意味。
アイヌの人は大雪山連峰を親しみと畏敬の念をこめてそう呼んでいた。
花畑のむこうに玉ねぎを収穫したコンテナが置いてある。
車窓からの田園風景 北海道の稲は茎が二節で(本州のは三節)早く収穫できるようになっている。
銀河の滝と流星の滝は夫婦滝と呼ばれ、流星が雄滝、銀河が女滝といわれる。烏帽子岳(2060m)、赤岳(2078m)を源としている.滝を背に20分ほど斜面を登ると、「双瀑台」の展望台があり、二本の滝が不動岩の左右を長柄落ちるのが見えるそうだが、時間がなく行くことは出来なかった。
層雲峡
大雪山国立公園最大の拠点である層雲峡温泉は石狩川を挟み、断崖絶壁が24km続く峡谷の中ほどにあり、柱状節理の奇岩が左右に広がる。柱状節理とは、玄武岩の岩石によくみられ、マグマの冷却面と垂直に発達する。
アイヌ語で「ソウウンベツ」(滝の多い川)と呼ばれていた。大町桂月が1921年層雲峡と命名する。
今日の走行距離は254kmだった。滝を見た後、層雲峡温泉、層雲閣グランドホテルに入った。
昨日は巨大バイキング会場での夕食だったが、今日は懐石料理で落ち着いておいしくいただいた。
チングルマの紅葉と種
イワウメの花と実
すり鉢池
鏡池
すり鉢池と鏡池で夫婦池
第三展望台から
噴煙を上げる噴気孔
姿見の池。天気が良ければ池に旭岳が映る
ここから(1670m)旭岳登山道が始まる。
ナナカマドの実と紅葉
ワタスゲ
干草ロール
満月池
咲き残ったリンドウ
旭岳登山口にある避難小屋