5日目

知床ウトロ温泉〜遠音別川(鮭の遡上)〜能取湖(サンゴ草)〜紋別空港〜羽田空港

遠音別川の鮭の遡上 (斜里郡斜里町遠音別葉橋)

8月中旬からカラフトマス(オホーツクサーモン)が遡上しはじめ、9月中旬からはシロサケが遡上する。カラフトに比べシロサケのほうが大きい。
海岸には一人で何本も竿をたてて鮭の1本釣りをする人達の竿がずっと並んでいる。。ちょうど海から二人のおじさんが大きな鮭を抱えて上がってきた。大漁だ。
 川の鮭を釣るのは禁止だが、海の鮭はいいらしい。

能取湖のサンゴ草 (網走市卯内原)

サンゴ草は塩分の多い湿地に生える葉のない1年草で、10cm〜20cmの高さで多くの節がある。茎が対生し9月下旬から10月にかけて美しく赤変し、ヤチサンゴ、アツケシ草といわれる。網走国立公園に多く見られ、能取湖南岸の卯内原の台群落が最も美しい。
 日本で最初に厚岸湖畔で発見されたが、今では少なくなってしまった。サロマ湖畔や濤沸湖畔にも見られる。 地元の方が、「数十年前に、最初に見たときは本当に感動したが、段々整備され、色も昔ほどではなくなった。」と嘆いていた。特に今年の色はあまり良くないらしい。

ウミネコ

5日間お世話になったガイドさんと

80歳を過ぎて、娘さんと参加されていた方。
しっかりとした足取りでお元気に旅されていました。来月は沖縄に行くそうです。

すべての行程を終えて、頼んであった帆立弁当を食べながら、紋別空港に着いた。
計画では女満別空港だったが、席が取れなかったようで変更になった。
今日の走行距離は183kmで、合計1136km走り北海道を横断したことになる。

5日間北海道に滞在して、いまさらのように北海道はアイヌの人達の土地だったんだということです。殆どの地名がアイヌの人たちが呼んでいた言葉に漢字を当てはめたものだった。
 雄大な北海道の自然に圧倒されました。

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