彩りの絶景列車と北海道大縦断18景

H.21.10.13〜15

@苫前の壮大な風車群 苫前とはアイヌ語で「トマ・オ・マイ」エゾエンゴサクのあるものという意味。エンゴサクとはケマンソウ科の多年草で4〜5月に総状花房の濃い青紫の花を咲かせる。

2日目へ

旧花田家番屋留萌郡小平町鬼鹿広富) 

旧花田家番屋

先月北海道を横断したので、今度は縦断するこのツアーに参加した。朝6:30集合なので、空港近くの東横インに前泊した。 中部国際空港でチケットを貰い7:30発のANA701便で新千歳空港に9:10着いた。 添乗員や44名(総勢46名)の参加者と合流しガイドさんに誘導されバスに乗り込んだ。

日が暮れてから稚内温泉 ホテルめぐまに入った。特別料理を頼んであった。蛸しゃぶと大きな毛蟹を堪能した。露天風呂には帆立貝を塗りこめた「かまくら」があり風よけになっている。

ワッカナイとはアイヌ語の「ヤムワッカナイ」(冷水の湧く沢)から訛転したもの。

最北端の駅到達証明書

南は指宿枕崎線の西大山駅〜北は宗谷本線の稚内駅まで

稚内駅(日本最北端の駅)の入場券

宗谷本線旭川駅から名寄駅を経て稚内駅を結ぶ北海道旅客鉄道。スーパー宗谷が走っているが、今回各駅停車に乗った。  豊富=徳満=兜沼=勇知=抜海=南稚内=稚内
南稚内でスーパー宗谷とすれ違った。(豊富駅16:04〜稚内駅16:59)

B日本海眺望列車で日本最北端の駅を目指す。

幌延町の232号線沿いにある。平成15年2月に建設された。 総出力21000Kw。出力750kwの風力発電機が海岸沿いに約3.1kmに渡って並んでいる。支柱の高さ74m、風力ローター直径50.5mで、カットイン風速3m/秒 で発電し、カットアウト風速25m/秒で停止する。

オトンルイ風力発電(天塩郡幌延町字浜里

A日本海オロロンライン 石狩市から天塩郡天塩町までの国道231号、232号の愛称。231号は石狩市の漁村(厚田村、浜益村)をとおり、濃昼山道、送毛山道をこえ、雄冬峠をまわり、増毛町をへて留萌へいたる。 留萌以北の232号線は小平町、苫前町、羽幌町、初山別村、遠別村をへて天塩町にいたる。羽幌温泉、しょさんべつ天文台、などの施設があり、天売島、焼尻島を望む日本海の眺望を楽しめる。

留萌ニシン街道には、佐賀番屋、旧花田家番屋、岡田家がある。 旧花田家は明治38年に建築され、道内の番屋の中では、最大の規模で、当時雇い人は200人をこえていた。  232号線をはさんで反対側にはにしん文化歴史公園があり、北海道の名づけ親 松浦武四郎翁の像が立っている。松浦武四郎は松阪市に生まれ、幕末から明治にかけて活躍する。16歳で全国各地を旅し、28歳からは国防の危機に晒された蝦夷地を6度も調査している。今日の日本海は荒々しい波がたっていた。

隣接する道の駅(おびら鰊番屋)