早朝ホテルを出て、124km、1時間45分バスで走り、ブレーメンに着きました。ブレーメンは、ドイツの北部、ヴェザー川沿いにある。ハンブルクに次ぐ大きな港町だが、実際は海から50km以上も内陸にあるので、賑やかな港町とはちがい、町並みも清潔で落ち着いている。グリム兄弟の生地ハーナウからハーメルン、ブレーメンを結ぶ街道をメルヘン街道と呼んでいる。

7日目

マルクト広場には、平和と権利のシンボル、ローラント像が建っている。この像がこの町のある限り、ブレーメンは自由ハンザ都市でいられると言われている。もしこの像が壊されても、もう一つストックがあるから大丈夫と言う話もあるが、誰も見たことがないそうです。この像の右側には、緑の屋根、ルネッサンス様式のファサードを持つ市庁舎がある。地下のブレーマー・ラーツケラーは、600種類ものワインを収蔵し、今はレストランになっている。そこにブレーメンの音楽隊像が立っている。

昼食の後、315km、約4時間30分バスで走ってケルンへ。

市庁舎とリーブフラウエン教会

ブレーマー・ラーツケラーの入り口

南ファザード扉口のタンバン

ロバたちが入りたかった音楽隊か?

サラダとヴィーナ・シュニッツェル(子牛のカツレツ)

ロゼリウスの家とパウラ・モーダーゾーン・ベッカー美術館。

岐阜からみえたご夫妻 岐阜バッハで唄っている御主人、オペラ好きな奥様。

豪商の家

ブレーメンの音楽隊

ローランド像

現在は商工会議所となっているシュッティング

バスで、ケルン市内のホテルに移動する窓から見た大聖堂

ベットヒャー通りの入り口

ベットヒャー通りは、コーヒー商人ロゼリウスが、中世の町並みを再現しようと造った通りで、100mほどの細い道に、映画館、劇場、美術館、カジノ、ブティック、アトリエ、カフェ、レストランなどがある。

ケルンからフランクフルトに移動し、ルフトハンザドイツ航空で中部国際空港へ。朝、8時40分に空港に着いた。

ロゼリウスの家の南側の屋根と屋根の間の空間にグロッケンシュピール(鐘)が備え付けられていて、時間が来ると音楽を奏でる。

コインを入れると、ブレーメンの動物達の声がする。

最後の晩餐 サラダとアコダイの蒸し物

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奥行き144m、幅86m、1248年に着工し、1880年に完成した。高さ43.5mの身廊、右側のステンドグラスはバイエルン王、ルートヴィッヒ1世が奉納したので、バイエルン窓と呼ばれる。尖塔の階段を登って上まで行って見た。

ドイツには、しゃれた名前の付いた街道がいくつもある。地域特産品にちなんだドイツワイン街道、ホップ街道、伝説にちなんだニーベルンゲン街道、風光にちなんだロマンチック街道、建造物から古城街道など50以上もの街道がある。アウトバーンを降りて交通の不利をこうむっている地域の経済振興を図るというのが、街道ネーミングの最大の理由だそうだ。ネーミングと中身が一致し、旅人に期待以上のものを提供し世界中からの旅行者を引きつけている。あわただしい旅行もいいが、一つの街道を選んでゆっくり、旅するのもいいな。ドイツ人は世界一旅行好きの国民と言われているらしい。学生の夏休みの宿題で、「外国に行くこと。」と言うのがある国もあるそうだ。ヨーロッパならそんな宿題も出来そうです。 日本人と国民性が似ているというドイツを旅して、とても安心感があった。

バイエルン窓

533段の階段を上がって、塔の上のほうまで行く。

久しぶりの日本食はうなぎでした。

聖ペトリ大聖堂は、1042年に建築が始まり、最も古い部分は、西と東にある地下納骨堂。

ケルンは、ライン川の美しい景観が楽しめる。ローマ時代から商業や産業の拠点として繁栄し、2000年の歴史を持つ。ケルン大聖堂は、高さ157m、二つの塔からなるゴシック様式の代表的な寺院。ケルン中央駅の直ぐそばにあり、大きさに圧倒される。

8日目