2023.8.16

阿智村

こうようざん広葉杉と書き、中国南部から台湾が原産地の樹木。ヒノキ科の常緑針葉樹。葉は水平に伸びた枝にらせん状から2列状に付き、先端は尖って痛い。

新野盆踊り」に来たが、夜まで時間があるので、阿智村の巨木を訪ねた。阿智村春日に向かう。ネットでみると、河岸段丘の端、個人の家の裏に立つと書かれているが、「大杉広場 旧宮崎邸跡」の看板、広場がある。その先に大杉が聳えている。広場はきれいに草が刈ってあるが、木の周りは草が生えていて、草を踏みながら木に近づく。今は中関の大杉といわれている。阿智高校の近くに女杉があり(S.20 伐採)夫婦杉と呼ばれていた。旗本宮崎家の御神木であった。

中関の男杉

樹高 19m
目通り幹囲 5.5m
樹齢 推定200~299年

樹高 35m
目通り幹囲 3.4m
樹齢 推定250年
阿智村指定天然記念物

阿智村春日にある春日神社に向かう。国道153号と中央道に挟まれた山裾に春日神社が鎮座する。その境内、社殿の左側にこうようざんが立つ。2本の合体木で、手前には富士浅間大神と刻まれた大石、その横には屋根の付いた祠がある。

安布知神社のスギ

阿智村駒場にある安布知神社に向かう。阿智村の中心部、阿智第一小学校の西に鎮座する。ここは古代東山道の神坂峠の麓にあたり、阿智駅が置かれていた。は拝殿の手前、石段の脇の斜面に立っている。

樹高 60m
目通り幹囲 6.5m
樹齢 伝承1000年
阿智村指定天然記念物

拝殿の左には村指定天然記念物のヒイラギが立っている。雄のヒイラギで、葉はt老木になると刺が無くなる。
樹齢 推定300年、根元径 150cm

拝殿の右奥に、村指定天然記念物のサカキが立っている。樹高 11m、目通り幹囲 67cm、推定樹齢 150年

新野に戻り、宿に入る。新野の盆踊りまでに夕食を済ませ仮眠をとる。

春日神社のこうようざん