三日目

外堀の外から朝日が昇るのを待った。ここからは、ちょうど塔が5本見える。薄暗い空が段々色付き、朝日が昇ってきた。秋分と春分には、真ん中の塔から朝日が出るのだそうです。今年のお正月には、日本人の観光客が700人も初日の出を拝んだそうです。

北城門付近の癩王のテラスからのピニヤナカス

東西南北のレリーフには、戦争や民衆の生活や天国と地獄の模様などが刻まれている。

アンコールトム南大門

Fアンコールトム遺跡 アンコールは都市 トムは大きいという意味です。南大門を入ると、バイヨンが現れる。門はあと北大門、西大門、死者の門、勝利の門の五つの城門でつながり、各城門は塔になっている。東西南北の四面に観世音菩薩の彫刻があり、京唄子に似た菩薩様もある。城壁の彫刻も、塔の彫刻もみな、石を積み上げてから施されたようです。未完成の壁の彫刻もあり、それが分かる。

Eパンデアイスレイ遺跡 女の砦といわれている遺跡です。東洋のモナリザと言われている彫刻を見ました。 フランス人が持ち出そうとして、国外追放になったのに、国に帰って文化庁の長官になったと怒っていました。そのためか、ここは近くまで寄ったり、中に入ったりできませんでした。女神像はあちこちに彫られていましたが、盗まれた一体が有名だそうです。ばら色砂岩といわれる赤い砂岩で作られています。普通の砂岩に比べて柔らかく彫刻しやすいが、壊れやすい。今でも美しさを保ち続けているそうです。

四日目に

夕食後、空路ホーチミンへ。PM.10:30 アマラサイゴンホテルに到着した。私の部屋ともう一方の部屋が開かない。カードを変えてもらいやっと部屋に入る。お風呂に入り、休もうと思ったとたん、バシャと音がしてブレーカーが落ちたようだ。隣の添乗員の部屋に行こうと思っていると、廊下で中国人が騒ぎ出した。しばらく様子をみていると添乗員の声がして、ホテルの人がブレーカーを揚げに来てくれた。いろいろなことがあったが、眠りについた。

バイヨンを背景に

西城門への道にあるパプオーン 修復中だった。

タプロム遺跡は、アンコールワットも整備する前はこんなだったのではと思わせる。巨大なガジュマルの木に押しつぶされた建造物に圧倒された。ここはこんな形で残しておくのだそうです。

タケウ遺跡は、もう崩れかかっていて、危ないとのことで、周りから見ただけだったが、上の方まで登っている観光客もいた。

Dタケウ遺跡 タプロム遺跡