3日目

4日目

2連泊したボストンのホテルを朝早く出て北駅に向かう。途中の道の両側には紅葉した木々が広がり、きれいだ。「ボストン北駅」に着いた。大陸横断鉄道「アムトラック」に乗りニューヨークまで4時間15分の鉄道の旅を楽しむはずだったが、今回は時差ぼけがひどく、ほとんど寝てしまった。昼食は用意されたサンドイッチをいただいた。

アムトラックは、1971年に発足した全米をネットワークする鉄道旅客輸送を運営する公共企業体。名前はamericaと trackを合成されたものである。ワシントンDCやニューヨークから一日11~19便発着する。私たちは各駅停車の普通車に乗った。席はすぐに満席になり、皆私たちのように大きなスーツケースや荷物を持っている。そうこうしているうちに、「ペンシルバニア駅」に到着した。。荷物はポーターさんが手配されているはずだったが、来るのが遅れて急いでおろし、自分で途中まで運んだ。

マンハッタンの夜景を見て、ホテルに入った。中央の光っている塔はエンパイアステートビルディング。ワールドトレードセンタービルが破壊されるまでは一番高いビルだった。その後2014年に再建されるとまた一番を譲り渡した。

ワールド・トレードセンターは、アメリカ同時多発テロでそのツインタワーに二機の飛行機が突っ込み崩壊したビルで、その跡地に建設された超高層ビル。高さはアメリカ独立の年に因み1776フィート(約541m)である。

全館撮影禁止だが、唯一撮影できた中庭

五番街の雑踏

セントラルパークは東西は5番街からセントラル・パーク・ウエスト、南北は59丁目から110丁目までを占める。都市計画の一環として造られた人工的なもので、森の中に池や噴水もあり、季節ごとに色々な催しものが行われる。

フェルメール

メトロポリタン美術館は、西半球で最大の美術館。200万点に及ぶコレクションの内約50万点を展示している。

セザンヌ

自画像(レンブラント)

自由の女神は、マンハッタン島南端から約3kmのリバティ島にある。アメリカ合衆国独立100周年を記念してフランスから贈られた。高さは頭までが33.86m、台座から松明までが46.05m、台座の高さは、47mである。右手には純金で造られた炎を擁する松明を掲げ、左手には合衆国独立の日である「1776年7月4日」と、フランス革命勃発の日である「1789年7月14日」と刻印された銘板を持っている。足元にはちぎられた鎖と足枷があり、女神がこれを踏みつけている。冠には7つの突起があり、7つの大陸と7つの海が自由に広がるという意味である。

ブルックリンブリッジは1869年にマンハッタン島とブルックリンの間に最初にかけられた橋。2層に分かれ上部には木製のボードウオークの歩行者区間が設けられている。

5日目へ

ルノワール

10分ほど歩いてフリックコレクションに着いた。フリックコレクションの建物は、ヘンリー・クレイ・フリックの邸宅として1913年から14年にかけてトマス・ヘイスティングに.より設計された。フリックの死後、1930年代にジョン・ラッセル・ホープによって拡張され、1935年に美術館として開館された。

糸杉

エドガー・ドガ

少女(フェルメール)他の作品にみられる意味ありげな背景が描かれておらずフェルメールの娘がモデルではないかと言われている。

バスに乗りニューヨークの町を走る。ニューヨークは、あらゆる人種と文化が混在する巨大都市であり、最もアメリカらしい町ともいわれる。ブロードウエイタイムズスクエア、五番街、グリニッジビレッジ、ソーホなどエネルギッシュで刺激に満ちた町である。

オペラ座の怪人」を見たが、あらすじは教えてもらっていたが、音楽が子守唄になって、半分は寝てしまった。午後8時から10時30分までで、終わってバスでホテルに帰ったが、ブロードウエイはまだまだ宵の口といったところで、ネオンが輝いていた。

レンブラントの「自画像」、ベラスケスの「フラガのフェリペ4世」、ゴヤの「鍛冶屋」、エドガー・ドガの「リハーサル」など多数収蔵されている。フェルメールの作品も収蔵されていて、絵葉書を買い求めた。

日本美術を見て、フリックコレクションに急ぐ。ニューヨークの町は碁盤の目になっていて、~番街 ~丁目と分かりやすい。

ここでガイドさんと別れ自由行動になる。この後オプションの「展望台トップオブザロック」に行く人は再度集合するのだが、私たちは「フリックコレクション」でフェルメールを見たかったので申し込まなかった。

水差しを持つ若い女(フェルメール)水差しは純潔や節制の象徴で、テーブルの上の宝石箱は虚栄を表す。

ワールドトレードセンター

午後は自由行動になり、オプションのメトロポリタン美術館ツアーに出かける。

ペンシルバニア駅と赤帽さん

リュートを調弦する女(フェルメール)
画面には暗くて分かりづらいがもう一つの楽器があり、空いた椅子がある所からやがてやってくる来訪者があることを暗示している。

ジョンレノンとオノヨーコさんが住んでいたマンション「ダコタ・ハウス」。昨日はジョン・レノンの誕生日ということでセントラルパーク内の「ストロベリーフィールズ」にある「IMAGINE]と刻まれた記念碑には花が供えられていた。記念碑への入り口はダコタハウスの真向かいにあり、小野ヨーコさんは今もここに住んでいるそうです。

国連本部

エジプト美術

マンハッタンブリッジ

大型豪華客船

シャパンティエ夫人とその子供たち(ルノワール)

眠る女(フェルメール)

(ゴッホ)

麦わら帽子の自画像

アイリスのある花瓶

二本の切ったひまわり

タイムズスクエアを目指して5番街を歩く。タイムズスクエアは、ブロードウエイと7番街が交差する42丁目から47丁目の一画。ホテルやレストランが密集する劇場街である。かって新聞社のニューヨークタイムズ本社がここにあったことからこの名前がついた。

ブロードウエイミュージカル鑑賞

中断されたレッスン(左上の鳥かごは家庭の主婦に期待される貞操を意味する。)

夫人と召使(毛皮の縁の着いた黄色の上着はほかの幾つかの作品にも登場する。)

兵士と笑う娘(手前の兵士が不釣り合いに大きく描かれている。)

夕食は日本人の経営する店で「和食」をいただく。

あいにくの雨の中、マンハッタン・クルーズで、世界遺産の自由の女神や摩天楼の街並みを望む。摩天楼の先端は霧の中だった。

エジプトからアメリカに寄贈されたデンドゥール神殿 中に入れるのだが、並んで待っていたのであきらめた。