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toshirou pipe 023・024 を取った後の余った原木から制作。
私のトレードマークの桜海老をイメージしてみたのですが如何でしょう。
乳白色のアクリル板を挟んだカンバーランドで継をしたシャンクから、マウスピースの上面を真っ直ぐに平らに仕上げてみたのがお気に入りです。
火皿も、ボウルに合わせてテーパーを付け 肉厚は十分あります。
長さ 130mm 重量 29g
ボール径 67*50mm 高さ 53mm
火皿径 トップ23o・底8o 深さ 37mm
このパイプはアクリルの板を挟んでカンバーランドで継ぎをしてあります
黒エボナイトのマウスピースが抜けます
その方の名誉の為に 誰か?はふせますが
「最近どう パイプ作っている? イイのが出来る様になったら一本私にも作ってヨ!」
って謂われたので
完成したばかりのコレを持っていたので見せたら
「イイネ〜 コレ私に譲ってヨ!」
と言いながらイキナリ ボウルとカンバーランドの継ぎ部分を持って 思いっきり捻ってくれました
結果はこの画像です
アッ!という間の出来事でしたネ
その方 オロオロしちゃってさ
「金額を言ってくれ 買い取らせて貰う」
って言うんだけど
私 ゲラゲラ笑って 「気にしないで下さい」
って言って帰って来ちゃいました
その方はパイプ暦長いんだけどナ〜?
たぶんマウスピースを抜いて ダボ継ぎ部の仕上りでも見たかったんでしょうが
断りも無くイキナリ捻り抜くかネ?
店に並んでいる売り物でも人が使用している物でも 許可を取ってからやるのが筋だろうに・・・
内心とても腹が立って
可也の金額を言ってこのパイプを置いてこようかと思ったのだけど
捨てられちゃうのも可愛そうなので 何とか修理して自分で使います |
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静岡パイプクラブにやたら元気の良い体育会系の爺さんがいるんだけど、
その方から依頼されたシェイプです。
ラフトップで花が咲いたような感じのベントパイプが希望。
こんな感じのパイプかな?って持っていたスタンウェルの217を見せたら
「ソウソウそんな感じでラフトップでもっとフリーハンドを強調してもらいたい!」
って事でこんなのを制作してみました。
はじめて使った水牛の角を継ぎ材にして、テーパープッシュでマウスピースを繋いでいます。
アクセントに入れたアクリルの板が白のつもりだったんだけど、水牛の角と同じ様な乳白色だったのはチト失敗。
ボウルトップ付近を非対称にしてフリーハンドを強調しています。
画像は色濃く見えますが、木目出しも着色もしていません。
この爺さんは可也ハードな使い方をする方なので、色付きも早いと思い、下手に着色するよりもその方が楽しめるかナって思ったので・・・
私の技術では到底隠し切れない傷がシャンクに出ています。
一応埋めはしたのですが、この爺さんの使い方だとすぐに目立たなくなるでしょう!
大きさの割にはバランスが良く、顎への負担もあまり無いんじゃないかナ?
気に入ってくれるといいナ!
長さ 163mm 重量 60g
ボール径 67*50mm 高さ 55mm
火皿径 20mm 深さ 40mm
2006/03/18
静岡パイプクラブの月例会で、納品させて頂きました。 |
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初めからこんなグレインが出る事は解っていたんだけど、友人に見せられたイバルソンがとても気に入ったのでそれを真似して作っていたのです。
穴開けが済んでエボナイトをダボで繋ぐ時、ダボ穴付近にフローが隠れていた様で、割れてしまい、やむなくシャンクを継いで延長する事になりました。
どうせならばとグレインを引き立たせた像足のシェイプにデザインも変更してみたんだけど、上手く行ったのかな?
小振りな像足のフルベントで結構軽いし銜え易いと思います。
カンバーランドをダボで継いでいますが、根竹を使った方がもっと軽く出来たかな?
傷が17箇所有ります、あまり上手に隠せませんでした。
このパイプは自分自身で使用していますが、結構美味しい。
長さ 115mm 重量 37g
ボール径 40*35mm 高さ 50.5mm
火皿径 20mm 深さ 37mm
2006/03/18
静岡パイプクラブの友人、「県庁の星−S」さんが突然3月いっぱいで転勤になり、静岡を離れる事になったと言う。
もっと早く分かっていれば餞別に一本作らせて頂きたかったのに…と思っていたら、どうもこのパイプが気に入ってくれたみたいなので、私が使用した後だけど連れて行って頂くことにしました。 |
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少し大振りなアップルのストレートです。
このパイプは、静岡パイプクラブでたいへんお世話になっている方、「幸彦ちゃん」にプレゼントしようと思って制作しました。
不器用なのに(失礼カナ?)何事にも前向きで一生懸命な幸彦ちゃんの姿勢が私は大好きで、
クラブのためにも尽力を尽くされている幸彦ちゃんに感謝して、今の私に出来る精一杯のプレゼントです。
少々大振りなのですが、たぶんあの人はこれ位の方が喜んでくれる気がします。
だいぶ私の想いがこもってしまいました、私が使用したいパイプです。
長さ 160mm 重量 60g
ボール径 42mm 高さ 43mm
火皿径 20mm 深さ 34mm
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友人から分けて頂いたオリエンタルブライヤーで制作しました。
ブライヤーとは違った粘りのある素材で、火皿や煙道を開けるのにドリル歯が食い付いてしまい、苦労をしました。
さらに荒削りの後、サンドペーパでのシェイプの整え作業がなかなか捗らず、結局殆んどを切り出しナイフで削り型出しをしました。
ハジメは1/8ベントを予定していたのですが、やはりストレート好きな私の事、こちらの方がこのパイプには似合いそうだと強く思い、サドル切りをしてストレートに仕上たけどどうかな?
#800までのサンドペーパーを丁寧に掛け、着色、赤棒、白棒、ワックスなどの処理は木部には一切してありません。
っで、それではチト素っ気無いので、マウスピースにはカンバーランドを奢ってみたりして。
長さ 143mm 重量 36g
ボール径 35mm 高さ 46mm
火皿径 19.5mm 深さ 32.5mm
静岡パイプクラブの先輩、チャンスセンターすぎやまさんにプレゼントしました |
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せっかく記念すべき?20本目の自作パイプなのに、こんな普通のヤツを作ってしまいました。
でもね、私が今一番欲しいシェイプがコレだったので後悔はありません。
前作の「ダンディー証券マン」の余りからギリギリ取ったヤツなので、木目の方は何も考えていませんが、木質は硬くて重たいし、大きさ、火皿形状、肉厚、バランス、全てが狙った通りに仕上がったと思っています。
(ホントはもう少しボウルを前傾させたかったかな?)
マウスピースにはカンバーランドを使用してみました。
サドル切りしようかとも考えたのだけど、テーパーの方がカンバーランドの模様が生きるかナって思ったので。
パイプレストを使わずに安定して置く事が出来るし、構えなく普段使用できる使い安いパイプだと思います。
長さ 128mm 重量 38g
ボール径 38.5mm 高さ 39mm
火皿径 20mm 深さ 32.5mm
静岡パイプクラブの友人、Writer.M氏のdunhillのパイプレストと交換して頂きました。 |
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今年の4月、急に転勤になってしまった静岡パイプクラブの仲間「ダンディ証券マンさん」の為に制作したパイプです。
彼には以前から、自分の為にロングシャンクのパイプを作ってもらいたい、と頼まれていたのですが、そんなの出来ません、とお断りしていたのです。
3月に最後にお会いした時、私の御任せで宜しければ餞別に一本作らせて頂きます、と約束をしまして、ようやく出来上がりました。
グレインは良くないのですが、このパイプに使用したブライヤーは、とても重くて硬くて赤い物でした。
その為仕上の作業がなかなか捗らず何度もこの辺で良いかナ!って妥協しそうになりましたが、使う人の喜ぶ顔を思い浮かべては最後までキッチリ仕事が出来たと思っています。
実は、シャンクエンドが制作途中で割れてしまい、他のパイプを制作した時に出た端材を継に使ってロングシャンクにしています。
どうせ継をするのならばもっとロングシャンクにと考えもしましたが、これ位が使いやすいかなって・・・
モールも普通サイズで済むし、パイプポウチにも無理なく収まるし。
ボウルに2箇所、継部分に1箇所、大きな傷がありましたが、埋め木処理してあります。
初めての試みでしたが、その気になって探さないと判らないほど上手に隠せました。
長さ 152mm 重量 44g
ボール径 40mm 高さ 41mm
火皿径 20mm 深さ 34mm |
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やっぱり私はビリヤード系のストレートタイプが好きなようで、
こういったシェイプを制作していると、自分が使用している姿を思い浮かべながらでとても楽しいのです。
見ての通り、幅広のシャンクとマウスピースがこのパイプの特徴です。
ボウルも少し前傾させて見ました。
割れやフロウが計16箇所あり、全て補修したつもりですが、目立つ所が3箇所ほどあります。
にも拘らず、このパイプは木目出しも染色もしてありません。
#1200までのサンドペーパーを丁寧にかけて行き、ワックスだけで仕上ています。
ワックスは友人から分けて頂いた、イボタ蝋を初めて使用してみました。
カルバナ蝋のガラスのような輝きも魅力的ですが、このイボタ蝋はしっとりと落ち着いた艶が出てとても良い感じだと思いますが如何でしょう?
長さ 144mm 重量 56g
ボール径 37.5mm 高さ 47mm
火皿径 20mm 深さ 38mm
2006年1月21日に行なわれた静岡パイプクラブの新年会で、抽選の景品用に提出したところ、
ゲストで招待した浦和ハンドメイドクラブの大久保会長に当りました。 |
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静岡パイプクラブには、わざわざ何が気に入ったのか、東京の日野市から毎月クラブの月例会に静岡に通って来る大学生がいます。
その彼も今年大学を卒業して、故郷の九州に里帰りすると言うので、たぶん3月の例会を最後に、彼には暫く逢えないのではないだろうか?
もう随分前の事だけど、彼がメールで、私の作ったパイプ003が好みだと言ってくれた事がある。
同じ物は出来ないけど、似た様なパイプを作って餞別に彼に贈ろうと考えて制作してみました。
制作途中ボウルトップに火皿内に繋がる大きな傷が出て来て、初めに計画していたシェイプにならなかったのが残念です。
私としては8日間という今までに無い速さで仕上たようですが、決して手抜きをした訳ではありません。
かける時間はコレまでと同じくらいだと思います。
どうしても19日に間に合わせて、直接彼に手渡し、このパイプでの喫煙姿を見たかったのです。
狙った通り、彼にはとてもよく似合っていた様に私には見えましたが・・・
長さ 116mm 重量 37g
ボール径 41.5*34mm 高さ 32.5mm
火皿径 19mm 深さ 28mm |
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手持ちの原木が無くなってしまいまして、でも早急に一本作りたかったので静岡のチャンスセンターすぎやまさんにあった穴開き原木を購入して制作しました。
ナカナカ良いグレインが出てきて喜んでいたのだけど、シャンクにとんでもない割れが出て来て
調子良く進んでいた制作の手が止まってしまった事もありましたが、フレスコの碓井さんに良いパテを教えて頂きこうして完成しました。
静岡パイプクラブのメンバーに伽羅というスナックを経営している方がいまして、
この方はパイプクラブのメンバーなのにパイプを持っていません。
昔、芸者さんをしていたと言うこの女性は、とっても粋で、お話も面白く、私はこの方の事が大好きです。
で、この方の為に、私なりに色々考えてこのパイプを制作したのです。
初めは女性用という事で小振りで細長いパイプをと考えていましたが、粋でサバサバしている伽羅のママのイメージで、たぶん常に手を添えていて銜えっぱなしではいないだろうから少々先調子で重たくても良いかなとか、派手な感じが似合うかな?とか、
使う人の事を色々考えての制作は、自分の為のパイプを造っているのと違った意味で難しかったけど、とても楽しかったのです。
長さ 145mm 重量 49g
ボール径 49mm 高さ 40mm
火皿径 20mm 深さ 30mm |
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