pipe コレクション

コレクションという程の物ではありません 恥ずかしいです

021 婆ちゃんの形見の煙管(キセル)セット



私がパイプに夢中になっているのを見て母が
「お前に良い物を上げるよ、コレはお婆ちゃんが生前大事にしていた物で、良い物らしいから大切にしな、私が持っていてもしまっておくだけだから、使ってあげるとお婆ちゃんも喜ぶだろうよ。」
と言ってくれたものです。

母は知らないけど、実話この煙管、私が17歳の時家出をして秋田に23日程いて、その時に婆ちゃんの立派な胴乱に煙管が付いていなかったことを思い出し、買った物なのです。

婆ちゃんが死んでから、すぐにこれのことが気になったのだけど見当たらなかったので、誰か親戚の者が持って行ってしまったのかと思って、ガッカリして、その後すっかり忘れていたんだけど・・・
まさか、母さん、アンタが隠し持っていたとは・・・・

母の話によると、この胴乱は、母が物心ついた時から婆ちゃんは使っていたそうです。
「昔はもっと安っぽい煙管が入っていたんだけどネエ〜、よくイタズラをしたものだよ、いつの間にこんな良い煙管を持っていたのかネ〜。」
だって。



020 徳富博之 作 ハンドメイドパイプ ブローフィッシュ サンドブラスト



日本パイプクラブ連盟の太田昌伸連盟会長より頂いたパイプです。

太田連盟会長より、「2003ジャパンパイプワールドで使用したいので、イーゼルを作ってもらいたい」と依頼を受けまして、私も軽い気持ちで「いいよっ!」て言ったら3週間前になってなんと8本作れと言われまして・・・・ええ作りましたとも、会社を一日有休で休みを取って。

パイプワールド入り口付近、階段を下りてすぐの所にあったイーゼルが私が作ったものです。

後で、太田連盟会長より、「かかった費用を連盟に請求しろ」と言われたのですが、会社で出た廃材で製作したので費用は一切かからなかったから、送料だけ請求したら、「それでは困る」と言うので、「お金はいらないから、先日静岡にお見えになった時に銜えていた、たいやきみたいなパイプを下さい、」って冗談で言ってみたら、本当にくれた。
私は一目見て、徳富パイプだと気が付いていたのですが、最後まで知らないふりをしていました。

サンドブラストが掛っているけど、なかなか良いクロスグレインがバランスよく出ています。
二段ダボになったシャンクとステムのボリュウムのあるデザインがとても気に入りました。

大好きな太田連盟会長より頂いたパイプだということを忘れずに、大切に使わせて頂きます。

長さ(length) 130mm 重量(weight) ?g
ボール径(bowl diameter) 50-42mm 高さ(height)55mm
火皿径(chamber diameter) 19mm 深さ(depth)40mm



019 内堀勝雄 作 ハンドメイドパイプ 竹継

平成15年9月13・14日に、東京の高輪プリンスホテルで開催された、2003ジャパンパイプワールドで購入した、浦和ハンドメイドパイプクラブの内堀勝雄さんが制作したパイプです。

同クラブのブースで何点か並んでいたので、私のハンドメイドパイプの参考にしようと眺めていた所、
背広の裏のペンポケットにすっきり収まりそうな、可愛いこのパイプに目が留まり、
手にとって見た所、小振りなわりに煙草が美味しく味わえそうなパイプだと思い感心していたら、
同クラブの大久保会長にも薦められ購入してしまいました。(8,500円)
竹タンパーとボウルキャップはオマケに付けてもらいました

非常に細かなストレートグレインが小さなボウルをぐるりと囲んでいます。

ショートスモーキング用の小振りなパイプは、吸い味が悪い物だと決め付けていた私の考えを、変えなければなりません。
9/14に購入してから10/1現在、何処に行くにもこのパイプを持ち歩いています。

長さ(length) 150mm 重量(weight) ?g
ボール径(bowl diameter) 30〜38mm 高さ(height)33mm
火皿径(chamber diameter) 18mm 深さ(depth)23mm



018 MASTRO DE PAJA 第30回全日本パイプスモーキング選手権東京大会使用パイプ

平成15年9月14日に東京の高輪プリンスホテルで開催された、第30回全日本パイプスモーキング選手権大会で使用された競技用記念パイプです。

日本パイプクラブ連盟は今年創立30周年を迎え、それを記念して最近話題のイタリー MASTRO DE PAJAの高級パイプを特注しました。
ご覧の通りどっしりとした風格のある素晴らしいパイプです。
美しいグレインにラスティック彫りの文様はそれぞれユニークで、一本一本異なっているのも面白いです。
シャンク底にThe 30th Anniversary The PipeClub of Japanの記念刻印があります。

私に支給された左のパイプは、ラスティック彫りがボウル底部分のみで、素晴らしいグレインがボウルとシャンクを覆った宝石のように美しいパイプでした。
因みに私は、このパイプを使っての競技成績は70分57秒、53/207位でした。



017 有田静生 作 ハンドメイドパイプ 03108



平成15年9月13・14日に、東京の高輪プリンスホテルで開催された、2003ジャパンパイプワールドで購入したパイプです。

当日は有田静生氏も来場され、お話をさせていただき、益々氏と、氏の生み出すパイプに惚れ込み、我慢が出来ずに購入しました。(38,000円)

荒々しいラスティック処理されたパイプの表面は、とても触り心地が良く、グニャリと曲がったシャンクと、少々歪で大きめなボウルは絶妙なバランスで私の右手にしっくりと納まります。
見た目重たそうなパイプで、コレは手を添えて銜えるものだと思いきや、マウスピースの形状がそのように計算されているのか、噛んだとき下唇の当りが上手く手伝って、しばらく銜えたままの喫煙もそれほど苦にならない、素晴らしいパイプだと思いました。
マウスピースにはカンバーランド、シャンクエンドにJemStoneのロードナイトリングが入っています。

以下、有田静生氏によるこのパイプのコメントです。

ラスティックは作家によりいろいろな手法で表面を荒らす為、作家によりその感じが大幅に違って来ます。
私のラスティックはサンドブラストと似ない感じを狙って、もっと荒々しいものにしたいと考えて作ったものです。
リューターを使い何種類かの刃を使って握った時の感触を確かめながら凹凸の大きさ、深さを調整しています、
その後、回転式の粗いワイアーブラシで更に表面をこすり細かい粗面に仕上げています。
染料を乗せてカルナバWAXのみで磨いています,塗料は使用していません。
使用頂くにつれ、染料が多少色落ちして行くと思いますがそれがこの仕上げの持ち味でも有ります。
ぜひ、永らくのご愛用がいただけるよう願って居ります。

長さ(length) 140mm 重量(weight) 76g
ボール径(bowl diameter) 51mm 高さ(height)44mm
火皿径(chamber diameter) 19mm 深さ(depth)32mm



016 Peterson プリンセス ?
これも、静岡パイプクラブの大先輩、長谷川さんが、置いて行ったパイプを、クラブ内でオークションした中の1本です。
しかし、誰も入札する人がいなく残っていたので、800円で私が引き取ってきました。

これも、パイプマイスターの佐藤純雄氏の手でカーボン穿り、マウスピース磨き、等をしてもらっているのですが、メシャム部分の艶が無く、色付けされていると言うよりは、汚れているといった感じなので皆さん敬遠されたのかな?
それ以外は、ネジ込み式のマウスピースもしっかりしているし、完璧な中古パイプです。
人前で銜えると少々格好悪そうだけど、もともと普段は孤独にパイプを楽しんでいるので、何にも問題はありません。

西東京煙管愛好者倶楽部の臥煙堂さんに押し付けちゃいました
練習会の賞品になったそうです



015 HILSON UNICORN 36 sandoblast
これも、静岡パイプクラブの大先輩、長谷川さんが、置いて行ったパイプを、クラブ内でオークションして手に入れた1本です。
パイプマイスターの佐藤純雄氏の手でカーボン穿り、ブライヤー磨き、等をしてもらっているので、かなりきれいです。

なんとなく女性が銜えると絵になるようなパイプだなーなんて思って手にとってみたら、サンドブラストの感じがとても美しく、深く彫れていたので気に入り、入札をしてみたら落札してしまいました。(1,500円で落札)

そう言えば、私の名刺にあるマスコットの「Windy」が銜えているパイプも、こんな感じです。



014 CHACOM sandoblast カナディアン 296
これも、静岡パイプクラブの大先輩、長谷川さんが、置いて行ったパイプを、クラブ内でオークションして手に入れた1本です。(1,500円で落札)
パイプマイスターの佐藤純雄氏の手でカーボン穿り、ブライヤー磨き、等をしてもらっているので、かなりきれいです。

長谷川さんは、喫煙がキツイのか、殆んどのパイプが多少の焦げがあるように見えたのですが、このパイプは、使い込んでいるにもかかわらず焦げは私見には見当たりませんでした。
カナディアンとサンドブラストのパイプを機会があったら欲しいと思っていたので、これを手に入れられて本当に良かったと思っています。

柘のカタログを見ると、CHACOMのサンドブラストは#4260 299とありますが、これは296です。

静岡パイプクラブの友人、路馬跡が、故郷のカナダの帰ると言うので、2007/8餞別として差し上げました。



013 Moretti 1/4Bent Dublin
続けて海外の作家物を買ってしまいました。

久し振りにパチンコをしてみたら、短時間でソコソコ儲かったりして・ ・ ・
こうして手に入れた金はいつの間にか無くなってしまうので、何か形のある物に残そうと思っていた所に、パイプ堂から新商品の更新メールが届き、その中で目に付いたこいつを購入しました。(9,000円)

Morettiは、1968年4月に Igino Moretti 氏がイタリアで作った "Moretti Recanati" のパイプで、現在はIgino氏の義理の息子である Marco Bigiani 氏が一人で作っているハンドメードパイプだそうです。

微細なサンドピットはいくつかありますが、素晴らしく揃ったグレインと、ボールトップのバーズアイがたいへん魅力的で、
とってもスマートなシェイプのパイプです。
マウスピースのポイントは、わざわざブライヤーを埋め込んである様で、そこも気に入っています。


長さ 152mm  重量  52g
ボール径 45×41mm  高さ 49mm
火皿径 20mm  深さ 36mm



012 BARI Select nature OLD BRIAR 7933
頂き物のパイプです。
静岡パイプクラブの大先輩、長谷川さんが、「使わないパイプが沢山有るので、皆さんで良かったら分けてください」と言って置いて行ったパイプの中の一本。

折角だからきれいにオーバーホールをし、クラブ内でオークションして、クラブの会計に入れようという事になったのだが、このパイプだけはマウスピースも噛み砕いてあり、使用傷も多くオーバーホールに費用がかかり過ぎるとの事で私が頂き、他のパイプと別口で、パイプマイスターの佐藤純雄氏の手でカーボン穿り、ブライヤー磨き、吸い口新規製作をしてもらい見事に蘇りました。(費用4,700円)

きれいになったこのパイプをまじまじと見てみると、美しいバーズアイがボウル側面にびっしりと広がる魅力的なパイプで、煙草葉もタップリ入り、安定して自立する(ポッカー)シェイプはモロに私好みで、お金をかけて良かったと喜んでいます。

長年使用されてきただけあって、いい感じに育ったパイプで、煙草本来の味がそのまま楽しめる様なそんな気がします。




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