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P-47 B面の夏 250円 文庫
黛まどか
角川文庫 1996年初版 定価560円(当時)
状態 B / 中よれ少
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「梅匂ふ好きと嫌ひの境目に」
「会ひたくて逢ひたくて踏む薄氷(うすごほり)」
「別のこと考へてゐる遠花火」
「風鈴をしまふと決めてからの音」
「うしろからふいに目隠しされて秋」
「大切なもの皆抱へ冬に入る」
俳句を初めて間もない1994年、この句集で第40回角川俳句賞奨励賞を受賞し、
女性だけの俳句結社「東京ヘップバーン」を立ち上げた黛まどかさん。
17文字という短い言葉の中に、恋をする喜びや切なさ、ひたむきさを込めた1冊です。

P-42 ハミングバード 田村隆一詩集 1200円
青土社 1992年第1刷 定価2400円(当時)
状態 B- / オビ付 表紙・裏表紙・小口汚れ有 中は美本 絶版
   
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 まず白紙をひろげる
 そして言葉があらわれるのを待つ
 
 言葉があるから詩が生まれるのではない
 言葉を探すたびが詩だとしたら
 (中略
 喋ることだけはやめてくれ
 言葉を書くなら砂の上に描いてくれ

 寝たり食べたりする空間は砂上に
 波という神の手が
 
 たえず洗っては消し去ってくれて
 白紙だけがひろがっている
 (「砂上にて」)

詩人、エッセイストであり、アガサ・クリスティーやエラリィ・クイーン、
ロアルド・ダールやトミー・ウンゲラーなどの翻訳を手がけた
「酔いどれダンディ」田村隆一さん。
70代にさしかかろうとしてなお、皮肉と含羞が入り混じる若々しい詩群を、
秋の夜長に味わってください。
  
sold out P-38 はだか 谷川俊太郎詩集 1200円
佐野洋子 絵 平野甲賀 装丁
筑摩書房 2001年第26刷 定価1995円
状態 B / 函入 カバー破れ少 中は美本

ここに登場する詩の主人公たちは子供のよう。
けれども、深く、深く、遠くを見つめる目は大人のよう。
すべてひらがなで書かれた詩は、誰もが知っている言葉で紡がれているのに、
誰も届かない心の奥まで、私たちの目の前に描き出されています。
存在感のある佐野洋子さんのさし絵と、谷川さんの言葉が響きあい、
無垢な心が見えてくるようです。

 ぼくもういかなきゃなんない
 すぐいかなきゃなんない
 どこへいくのかわからないけど
 さくらなみきのしたをとおって
 おおどおりをしんごうでわたって
 いつもながめてるやまをめじるしに
 ひとりでいかなきゃなんない
 どうしてなのかしらないけど
 おかあさんごめんなさい
 おとうさんにやさしくしてあげて
 ぼくすききらいいわずになんでもたべる
 ほんもいまよりたくさんよむとおもう
 よるになったらほしをみる
 ひるはいろんなひととはなしをする
 そしてきっといちばんすきなものをみつける
 みつけたらたいせつにしてしぬまでいきる
 だからとおくにいてもさびしくないよ
 ぼくもういかなきゃなんない (「さようなら」)

P-19 倚りかからず 1000円 再入荷
茨木のり子
筑摩書房 1999年第3刷 定価1890円
状態 B / オビ付 中は美本
   
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「 もはや できあいの思想には倚りかかりたくない
 もはや できあいの宗教には倚りかかりたくない
 もはや できあいの学問には倚りかかりたくない
 もはや いかなる権威にも倚りかかりたくはない
 ながく生きて 心底学んだのはそれぐらい
 じぶんの耳目 じぶんの二本足のみで立っていて
 なに不都合のことやある
 倚りかかるとすれば それは 椅子の背もたれだけ」
亡くなられた詩人、茨木のり子さんの詩集。
静かだけれど潔い言葉が紡がれています。
 
sold out P-29 あなたと読む恋の歌百首 650円
俵万智 著 安野光雅 装幀・切り絵
朝日新聞社 1997年第7刷 定価1260円(当時)
状態 B / オビ付 カバー汚れ・折れ有 裏見返しに「megu」の書き込み有
       中は美本

1995年4月から1997年3月までの2年間、
朝日新聞日曜版に連載された100首(と著者の1首)の恋の短歌。
俵万智さんが選んだ歌は、どれもはっとするような言葉で紡がれています。
 きみが歌うクロッカスの歌も新しき家具の一つに数えむとする  寺山修司
 こころみにお前と呼べばおどろくかおどろくか否おどろくか否  岡井隆
 せつなさと淋しさの違い問うきみに口づけをせり これはせつなさ  田中章義
 肌の内に白鳥を飼うこの人は押さえられしかしおりおり羽ぶく  佐佐木幸綱
 トレーラーに千個の南瓜と妻を積み霧に濡れつつ野をもどりきぬ  時田則雄
幸せな恋、つらい恋、信じるときも、疑うときも、
すぐそばにいても、遠く離れていても…。
恋人や妻、夫へのさまざまな思いを込めた31文字、
あなたのお気に入りはどれですか?
sold out P-28 谷川俊太郎詩集 すき 700円
和田誠 絵
理論社 2006年初版 定価1470円
状態 B / オビ付 表紙カバー汚れ少 中は美本
「ぼくはしてる
 なにかをしてる
 でもそれよりまえにぼくはいる
 ここにいる

 だれかがどこかにいるのっていいね
 たとえとおくにはなれていても
 いるんだ いてくれるんだ
 とおもうだけでたのしくなる」(「いる」)
難しい言葉を使わずに、深い余韻を残す谷川俊太郎さんの詩を読むと、
日本語ってすてきだなと、いつも思います。
子どもたちへのさまざまなメッセージにあふれた1冊です。
sold out P-24 のはらうた T 750円
くどうなおこ と のはらみんな
童話屋 2003年第69刷 定価1313円
状態 B+
「 みおろせば のはらいちめん くさやきの かすかなねいき
 こうさぎや こねずみたちの  ポチポチと つぶやくねごと

 ゆめのつぶ ふりまきながら そらたかく ひとりしずかに
 わたしは つき わたしは つき」 (「よるのそら」 つきとしこ)

「のはらむら」の動物たちや植物たち、風や月や小川のおしゃべりやつぶやきを、
「のはらみんなのだいりにん」工藤直子さんが書き留めてできた本、
それが「のはらうた」です。
みなさんも「のはらむら」の仲間たちの言葉に、耳を傾けてみませんか。

sold out P-25 のはらうた U 750円
くどうなおこ と のはらみんな
童話屋 2003年第48刷 定価1313円
状態 B+
「 のはらには いろんなものが おちている
 いいにおい うたのきれはし かげろうのいと ねごとのつぶつぶ
 ためいきのかけらも あるな だれか さびしかったんだな

 みつけると ひろいあつめて くものポケットに しまっておく
 ほしがるこが いたら あげようと おもってね」 (「おとしもの」 かぜみつる)

工藤直子さんが「のはらむら」を散歩しながら書き留めたたくさんのうたが、
2冊目の「のはらうた」になりました。
元気なうた、静かなうた、ゆかいなうた、しんみりとしたうたも。
みなさんも「のはらむら」の仲間たちの言葉に、耳を傾けてみませんか。
 
sold out P=26 のはらうた V 750円
くどうなおこ と のはらみんな
童話屋 2003年第42刷 定価1313円
状態 B+
「 しっ、しずかに
 ぼうしのような ねどこに いもうとたちが ねむってるの
 
 いちばんめのいもうとは あした にばんめは あさって 
 じゅんばんに めをさまして 「おはよう」と おきてきます
 そしたらまたあそんでやってね」 (「つぼみ」 つゆくささやか)

春・夏・秋・冬、移り変わる「のはらむら」の四季は、
まるで自分の心の中のよう。
うれしいこと、哀しいこと、いろんな思いに染まりながら、
それぞれの心の奥にある「のはらむら」に吹く風に思いを馳せて、
詩を味わってみてはいかがでしょうか。

sold out P-27 のはらうた W 750円
くどうなおこ と のはらみんな
童話屋 2002年第5刷 定価1313円
状態 B+
「 でっかい うちゅうの なかから
 ちっぽけな こねずみ いっぴき みつけだして
 おでこから しっぽのさきまで あたためて くれるのね
  ・・・・・
 おひさま
 ぼく どきどきするほど うれしい」 (「ひなたぼっこ」 こねずみしゅん)

1984年に生まれた「のはらうた」も4冊目。
仲間が増えて、くじらやくらげもやってきました。
けれども「のはらむら」の毎日は相変わらず、
「わらったり ないたり かんがえごとをしたり ひるねしたり……のひび」。
そんな中から生まれた、きらきらしたたくさんの詩をぜひ楽しんでください。

sold out P-23 くどうなおこ詩集○(まる) 750円
童話屋 2001年第9刷 定価1313円
状態 B+
「 だれかに あいたくて 
 なにかに あいたくて
 うまれてきた―
 そんな気がするのだけれど

 それが だれなのか なになのか
 あえるのは いつなのか―
 おつかいの とちゅうで 
 迷ってしまった子どもみたい
 とほうに くれている

 それでも 手のなかに
 みえないことづけを
 にぎりしめているような気がするから
 それを手わたさなくちゃ
 だから

 あいたくて (「あいたくて」 )

平易な言葉使いの中から、本当に大事なものを取り出して、
「ほら」と見せてくれる工藤直子さんの詩や散文39編が収められた、
小さなアンソロジー。

sold out P-30 わたしを束ねないで 700円
新川和江
童話屋 1997年初版 定価1313円
状態 B / 中は美本

「わたしを束ねないで
 あらせいとうの花のように
 白い葱(ねぎ)のように
 束ねないでください わたしは稲穂
 秋 大地が胸を焦がす 
 見渡すかぎりの金色(こんじき)の稲穂

   (中略)

 わたしを区切らないで
 ,(コンマ)や.(ピリオド) いくつかの段落
 そしておしまいに「さようなら」があったりする手紙のようには
 こまめにけりをつけないでください わたしは終りのない文章
 川と同じに
 はてしなく流れていく 拡がっていく 一行の詩」(『わたしを束ねないで』)
やわらかい言葉の中に、きっぱりとした強い意志を感じる詩。
美しい装丁の小さな本を手にし、
何度も繰り返し、声に出して読んでみたくなる1冊です。

sold out P-32 めくってびっくり短歌絵本3 君になりたい 恋の短歌 750円
穂村弘 編 後藤貴志 絵
岩崎書店 2007年第2刷 定価1470円
状態 B  中は美本

観覧車回れよ回れ想ひ出は君には一日(ひとひ)我には一生(ひとよ)
(栗木京子)
ああ皐月(さつき)仏蘭西(ふらんす)の野は火の色す
君も雛罌粟(コクリコ)我も雛罌粟 (与謝野晶子)
ああ君が遠いよ月夜 下敷きを挟んだままのノート硬くて (永田紅)
31文字の中に広がる濃く熱い恋の歌14首。
北原白秋、前田夕暮、与謝野晶子から林あまり、東直子など
それぞれの世界を独特な雰囲気のイラストで飾ります。
編者は穂村弘さん。

sold out P-33 パンプルムース! 750円
江國香織 文 いわさきちひろ 絵 吉田篤弘・吉田浩美 装丁・レイアウト
講談社 2005年第2刷 定価1365円
状態 B / 表紙・裏表紙わずかによれ有 赤は美本

いわさきちひろの29枚の絵と、そこに添えられた29編の詩。
江國香織さんがひらがなで綴る言葉が、ちひろの絵とゆるやかに結びつき、
なんともいえないぬくもりや、ほんの少しの苦さ、
くすぐられるようなゆかいな気持ちが広がっていきます。
例えば、小さなカニが描かれたそばには、
「つつじのみつをすうときには すい っと
 ちょうちょをつかまえるときには ぱ っと」(「これだけはおぼえておこう」)
小鳥が海を見ている絵の横には、
「わたしがおばあさんになって 
 あなたがおじいさんになっても
 もしおともだちでいられたら
 ときどきいっしょにあさごはんをたべましょう
 (中略)
 そのあといっしょにおよぎましょう
 おそろいのみずぎで
 (はでなやつがいいな)
 おおきなパラソルをたててくれる?
 しわしわのてをつないで
 おそろいのうきわで」(「おともだち」)
ちなみに「パンプルムース」とはフランス語でグレープフルーツのことだとか。
sold out P-35 シャガールと木の葉 900円
谷川俊太郎
集英社 2005年第1刷 定価1785円
状態 B / オビ付 オビ汚れ有 表紙上よれ有 中は美本

たくさんの中から、ただひとつきりと選ばれた言葉で ―それも、
決して難しいものではなく、普段私たちがよく使う言葉から ― 綴られた詩。
それだからこそ、谷川さんの詩はこんなに心に響くのでしょう。
「さまざまな依頼に応じて」書かれた45編の作品は、
亡くなった人々を悼むもの、NHKの番組に書かれたもの、原爆の日に寄せられたもの、
カザルスホールのためのものなど、多岐に渡っています。
そのひとつひとつが、シンプルで、その体を通した「実感としての言葉」に満ちています。
「詩はかくれんぼしている
 出来たての詩集のページで
 形容詞や副詞や動詞や句読点にひそんで
 言葉じゃないものに見つかるのを待っている」(詩は―<かっぱかっぱらったかい>のために)

sold out P-37 手紙 1000円
谷川俊太郎
集英社 1984年第1刷 定価980円(当時)
状態 B / オビ付 オビこすれ、傷み有 裏表紙・小口汚れ少 表紙角に傷み有 中は美本

『電話のすぐあとで手紙が着いた
 あなたは電話ではふざけていて
 手紙では生真面目だった
 〈サバンナに棲む鹿だったらよかったのに〉
 唐突に手紙はそう結ばれていた

 あくる日の金曜日 (気温三十一度C)
 地下街の噴水のそばでぼくらは会った
 あなたは白いハンドバックをくるくる廻し
 ぼくはチャップリンの真似をし
 それからふたりでピザを食べた

 鹿のことは何ひとつ話さなかった
 手紙でしか言えないことがある
 そして口をつぐむしかない問いかけも
 もし生きつづけようと思ったら
 星々と靴ずれのまじりあうこの世で』(『手紙』)

温かくて冷たく、確かなようでいて不確かな想いを、
言葉にしていく詩人のすごさ。
初版から25年、今も読み継がれている1冊です。

sold out P-40 江國香織詩集 すみれの花の砂糖づけ 800円
理論社 1999年第1刷 定価1575円
状態 B / オビ付 裏表紙上よれ少 中は美本

江國香織さんの言葉の使い方はとても独特で、
時に好き嫌いがはっきり出てしまうかもしれません。
この本の、短い1編1編に、その言葉遣いがぎゅっと閉じ込められています。
「ちびだった 
 なまいきだった
 めだけはいつもあけていて
 なにもかもみてやる
 と
 おもっていた」(ちび)

「はてしのない場所にいた
 草いっぽんはえていない
 だれもいない
 こころぼそい 場所に

 おとなになって
 世の中は秩序だち
 緑豊かな涼しい場所で
 私は仲間と安心を得た
 
 それなのに、また

 あなたに会って
 こんなに遠くまで来てしまった
 草いっぽんはえていない
 こんな荒れはてた
 こんなさびしい
 こんな茫々とひろがるはてしのない場所に
 また」(また)
少女の頃の心もとなさと、大人の女性の大胆さ。
一人で立つことと、誰かに寄りかかること。
甘さとほろ苦さを併せ持った、著者初めての詩集です。
sold out P-1 チャイナタウンからの葉書 1900円 
リチャード・ブローティガン作 池澤夏樹訳
株式会社サンリオ 1990年初版 定価1300円
状態 B+ / オビ付 破れ少 絶版
 
sold out P-3 俳句はいかが 500円  
五味太郎作
岩崎書店 1994年第1刷 定価1400円 
状態 C / オビ付 表紙、オビよれ、破れ
sold out P-4 あ・い・た・く・て 400円
工藤直子作 佐野洋子絵
大日本図書 1992年第5刷 定価950円
状態 B / 表紙、裏表紙汚れ少
「だれかに あいたくて なにかに あいたくて 生まれてきたー
そんな気がするのだけれど」。自分に、人に、風景に、
そして猫に会いながら、ことばの旅を続ける詩人、工藤直子さんの詩集。
選ばれたことばたちの、なんと心にぴたりとくること。

sold out P-2 女に 2000円 
谷川俊太郎作 佐野洋子絵
マガジンハウス 1991年第4刷 定価1600円
状態 B / 函入 オビ付 函背やけ 絶版
sold out P-11 これが私の優しさです 谷川俊太郎詩集 250円 文庫
谷川俊太郎作
集英社文庫 1993年第1刷 定価420円
状態 B / 表紙カバーよれ有 中は美本

sold out P-14 ONE 私の20歳代 1950−1959 200円 文庫
谷川俊太郎
集英社文庫 1997年第2刷 定価390円
状態 B- /  表紙汚れ少 中折れ少 
       詩の他エッセイ、日記あり
sold out P-12 祝婚歌 900円
谷川俊太郎編
書肆山田 1984年初版第5刷 定価1500円
状態 C / 函入 函汚れ 中一ヶ所しみ 他は美本


sold out P-12 祝婚歌 1000円 再入荷
谷川俊太郎 編
書肆山田 1998年第19刷 定価2100円(当時)
状態 B / 函入 中は美本 函汚れ有 ビニールカバー無
「健康で 風に吹かれながら
 生きていることのなつかしさに
 ふと 胸が熱くなる
 そんな日があってもいい
 そして
 なぜ胸が熱くなるのか
 黙っていても
 二人にはわかるのであってほしい」(『祝婚歌』吉野弘)
谷川俊太郎、室生犀星、草野心平、田村隆一、金子光晴、茨木のり子、
ロゼッティ、ジョイス、D・H・ロレンス、タゴール、ジャック・プレヴェール…。
古今東西の作家や詩人の書いた、二人の新しい門出を祝福する詩の数々。
旅立ちの最初の日々を思いおこしながら読むのもいいものです。
店主が結婚する時に友人から贈られた、思い出深い詩集でもあります。
 
sold out P-13 うつむく青年 詩集 650円
谷川俊太郎
株式会社サンリオ 1990年第2刷 定価1200円
状態 B / 中は美本
sold out P-15 レイモンド・カーヴァー詩集 水の出会うところ 950円
レイモンド・カーヴァー 黒田絵美子訳
論創社 1989年初版 定価1880円
状態 B / オビ付 中は美本
sold out P-16 風になる 750円
いわさきちひろ 絵 俵万智 短歌
河出書房新社 1991年9版 定価1340円
状態 B- / 表紙汚れ少 中しみ少
sold out P-17 世間知ラズ 800円
谷川俊太郎
思潮社 1995年第7刷 定価1553円
状態 B+ / オビ付 萩原朔太郎賞受賞
「私はただかっこいい言葉の蝶々を追っかけただけの
世間知らずの子ども
その三つ児の魂は
人を傷つけたことにも気づかぬほど無邪気なまま
百へとむかう

詩は
滑稽だ」(「世間知ラズ」)
sold out P-18 金子みすゞ童謡集 350円 文庫
矢崎節夫 編解説 佐治晴夫 エッセイ 
ハルキ文庫 2001年第16刷 定価609円
状態 B+

青いお空の底ふかく、海の小石のそのように、
夜がくるまで沈んでる、昼のお星は眼にみえぬ。
   見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。(「星とたんぽぽ」)
大正時代、西條八十に見出され、たくさんの詩を書き綴った金子みすゞ。
子どものころのきらきらとした気持ちそのままに紡がれた、美しく優しいことばを、
ぜひ声に出して読んでみてください。
sold out P-19 倚りかからず 950円
茨木のり子
筑摩書房 1999年第5刷 定価1890円
状態 B / オビ付 オビ汚れ少 中は美本

「 もはや できあいの思想には倚りかかりたくない
 もはや できあいの宗教には倚りかかりたくない
 もはや できあいの学問には倚りかかりたくない
 もはや いかなる権威にも倚りかかりたくはない
 ながく生きて 心底学んだのはそれぐらい
 じぶんの耳目 じぶんの二本足のみで立っていて
 なに不都合のことやある
 倚りかかるとすれば それは 椅子の背もたれだけ」
今年初めに亡くなられた詩人、茨木のり子さんの詩集。
静かだけれど潔い言葉が紡がれています。

sold out P-19 倚りかからず 1200円 再入荷
茨木のり子
筑摩書房 1999年第5刷 定価1890円
状態 B / オビ付 中は美本
「 もはや できあいの思想には倚りかかりたくない
 もはや できあいの宗教には倚りかかりたくない
 もはや できあいの学問には倚りかかりたくない
 もはや いかなる権威にも倚りかかりたくはない
 ながく生きて 心底学んだのはそれぐらい
 じぶんの耳目 じぶんの二本足のみで立っていて
 なに不都合のことやある
 倚りかかるとすれば それは 椅子の背もたれだけ」
昨年亡くなられた詩人、茨木のり子さんの詩集。
静かだけれど潔い言葉が紡がれています。

sold out P-20 みみをすます 850円
谷川俊太郎 詩 柳生弦一郎 絵・装本
福音館書店 1995年第24刷 定価1500円(当時)
状態 B / 函入 角よれ少 中1ページ汚れ少 他は美本
耳をすます、人々の足音に、自分の産声に、ざわめきの底の今に…。
「(ひとつのおとに ひとつのこえに みみをすますことが
もうひとつのおとに もうひとつのこえに
みみをふさぐことに ならないように)」(「みみをすます」)
シンプルな言葉で、豊かな世界を描き出す谷川俊太郎さんの作品。
「みみをすます」「えをかく」「ぼく」「あなた」「そのおとこ」「じゅうにつき」の6篇の詩に、
柳生弦一郎さんのダイナミックな絵がマッチしています。
sold out P-21 あさ / 朝 750円
谷川俊太郎 文 吉村和敏 写真
アリス館 2004年第14刷 定価1365円
状態 B / オビ付 表紙カバー上よれ有 中は美本

「ひかりが そっとはいってくる
 ゆめでまいごになった こころのなかへ」
プリンス・エドワード島、ノヴァ・スコシャ、ケベックなどの、
薄明の夜明けから、光あふれる朝の美しい写真を背景に、
谷川俊太郎さんの「朝」の詩が綴られています。
左右どちらからも読めるビジュアルブック。
『朝のリレー』も収録されています。

sold out P-21 あさ / 朝 750円 再入荷
谷川俊太郎 文 吉村和敏 写真
アリス館 2005年第18刷 定価1365円
状態 B / オビ付 表紙わずかに汚れ有 中は美本
「ひかりが そっとはいってくる
 ゆめでまいごになった こころのなかへ」
プリンス・エドワード島、ノヴァ・スコシャ、ケベックなどの、
薄明の夜明けから、光あふれる朝の美しい写真を背景に、
谷川俊太郎さんの「朝」の詩が綴られています。
左右どちらからも読めるビジュアルブック。
『朝のリレー』も収録されています。
 
sold out P-21 あさ / 朝  750円 再入荷
谷川俊太郎 詩 吉村和敏 写真
アリス館 2004年第6刷 定価1365円
状態 B / オビ付 表紙上・角よれ傷み有 中は美本
「ひかりが そっとはいってくる
 ゆめでまいごになった こころのなかへ」
プリンス・エドワード島、ノヴァ・スコシャ、ケベックなどの、
薄明の夜明けから、光あふれる朝の美しい写真を背景に、
谷川俊太郎さんの「朝」の詩が綴られています。
左右どちらからも読めるビジュアルブック。
『朝のリレー』も収録されています。

sold out P-22 ゆう / 夕 800円
谷川俊太郎 文 吉村和敏 写真
アリス館 2004年初版 定価1365円
状態 B / オビ付 見開き汚れ少 中は美本

「だれがあかりを消すのだろう
 夕暮
 あんなに静かにやさしい手で
 空の全部にさわっていて」
カナダの風景に魅せられたカメラマン、
吉村和敏さんのすばらしい写真と共に、
谷川俊太郎さんの、一日の終りの詩が収められています。
鮮やかな夕暮れに、しばし今日のできごとを振り返ってみたくなる詩集です。

sold out P-22 ゆう / 夕 750円 再入荷
谷川俊太郎 文 吉村和敏 写真
アリス館 2004年初版 定価1365円
状態 B / オビ付 表紙カバーヨレ有 中は美本
「だれがあかりを消すのだろう
 夕暮
 あんなに静かにやさしい手で
 空の全部にさわっていて」
カナダの風景に魅せられたカメラマン、
吉村和敏さんのすばらしい写真と共に、
谷川俊太郎さんの、一日の終りの詩が収められています。
鮮やかな夕暮れを眺めながら、
しばし今日のできごとを振り返って読みたくなる詩集です。
  

                      P-5 日本の詩歌9 北原白秋 300円 
                       中央公論社 1968年初版 定価480円(当時)
                            状態 C / 函入 中シミ、汚れ 
                   

        sold out        P-6 日本の詩歌10 高村光太郎 300円 
                       中央公論社 1967年初版 定価480円(当時)
                            状態 C / 函入 中シミ、汚れ 月報付

        sold out        P-7 日本の詩歌14 萩原朔太郎 300円 
                             中央公論社 1968年初版 定価480円(当時)
                            状態 C / 函入 中シミ、汚れ 

        sold out        P-8 日本の詩歌18 宮沢賢治 300円 
                             中央公論社 1968年初版 定価480円(当時)
                            状態 C / 函入 中シミ、汚れ
 

                      P-9 日本の詩歌23 中原中也 伊東静雄 八木重吉 300円  
                             中央公論社 1968年初版 定価480円(当時)
                            状態 C / 函入 中シミ、汚れ 月報付

         sold out       P-10 日本の詩歌26 北川冬彦 安西冬衛 北園克衛 春山行夫 竹中郁 300円
                        中央公論社 1969年初版 定価480円(当時)
                            状態 C / 函入 中シミ、汚れ