レコードプレーヤの接続 | ||||||||||||||||||
レコードプレーヤーとPCとの接続は以下のパターンで行います。 他の再生機器に比べるとスペースも必要で少しやっかいな問題があります。 ■最近発売されている廉価な機器ではフォノイコライザーが内蔵されている機種が多い。ただし付属のカートリッジでは十分な音質は期待できないかも知れません。 ■昔使っていたプレイヤーや中高級機では、別にプリメインアンプが必要です。 ■ミニコンポの場合ではフォノ端子が無いものが殆どなので、内蔵機以外は別売でフォノイコライザーを利用することになります。 |
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@イコライザー付きのプレーヤーの場合 アンプ入力用の赤白ピンが付いている場合はプラグBでサウンドカードに直接つなぐ。 Aイコライザー無しのプレーヤーの場合でアンプのフォノ端子がある場合 いずれもプラグAをアンプ→PCとつなぐ 1.フォノ出力端子有り(プリ・メインが分離できるアンプ)の場合 フォノ出力端子からPCと接続する。 2.フォノ出力端子無し テープデッキ端子の出力側を代用する。 |
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FHONO端子のあるアンプの接続。 AUX出力やプリ出力が無い場合にはTAPEのREC端子(出力側)から取り込みます。アンプはデッキと逆になるのでまぎらわしい。私もPLAY側にしてしまった(^^; アンプにより表記が異なる事があります。要は信号の出力側なので差し替えれば判ります。 |
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Aイコライザー無しのプレーヤーの場合でアンプのフォノ端子が無い場合 以前から古いプレーヤは持っているが、現在はミニコンポしか無いという場合のパターンです。この場合はフォノイコライザーを別途購入してPCと接続する。 ※フォノイコライザーはオーディオ・テクニカから発売されています。詳細はこちらをご覧ください。 |
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上記は実際にレコードプレーヤからPCへ録音しているところ。プレーヤ→アンプ→PCとつなぐので場所もとる。PCの近くにアンプが無いと取り込み時にアンプの結線を全てはずさなければならず面倒なので大量の取り込みを考えている方は上記のイコライザを揃えておくと便利です。 ある程度のグレードのカートリッジやプレーヤを持っている場合ならミニコンポと接続して、そのまま再生も出来ますので、イコライザ付きのプレーヤを購入するなら単体での購入が絶対オススメです。 |
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その他のポイント | ||||||||||||||||||
■レコードプレーヤーにアース端子が付いていればアンプに結線します。最初忘れていたら、ひどいハムが出ました。出力は現在使っているアンプにイコライザー部分の出力端子が無かったのでテープデッキ端子の出力側を代用しました。 ■相当古いプレーヤで録音しようという方もいると思います。(管理人も同じです(^^;)Part1で紹介したようにプレーヤも十分にメンテナンスをしてから行うようにしましょう。特に針の減耗程度と針圧は忘れずにチェック。 ■レコードは復刻盤がCDで発売されている事が非常に多い。日本では廃盤になった洋楽もネットで手軽に手に入る時代です。苦労してデジタル化する前に、まず廃盤情報をチェック。 カートリッジを複数持っている場合には ■カートリッジの音色はそのままデジタルサウンドに反映されます。テープへのダビングをやっていた頃は「音がやせる」とかいって中域の厚い音色のものを使った記憶があります。 ■デジタル化の場合はWAVEファイルに限っていえば音やせとかの問題はありません。自分の最もお気に入りのものか単純に高いモノを利用すればいいでしょう。 ■なお、CD-Rに焼くと少し金属音が派手になったり、音が硬くなる印象を受けるメディアもあります。音色を気にする方は使用するメディアの相性も考えてカートリッジを選ぶと良いと思います。 ■針圧の影響ですがテープ録音の場合は「適正範囲で重い方」とか昔は言っていました。PC取り込みでもあてはまるかも知れません。 ■MP3などオーディオ圧縮を考えている場合は、どうも音がやせるような気がするので複数のカートリッジをお持ちの方はCD-R以上に相性を色々試してみてはいかがでしょうか。特性的にオーディオ圧縮では高域はカットされる分量が多いので中域の厚いカートリッジを使う方がいいでしょう。 |
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(C)Fukutaro 2001.4- |
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