オープンリール復刻図鑑


TDK・東京電気化学工業製品


TDK(東京電気化学工業)はマクセルと並び記録メディアの製造メーカーとして昔から実績がありました。

60年代に発売されたテープは「シンクロ・テープ」というブランド販売され、ナショナルにもOEM供給していたようです。その後、自社の「TDK」だけでブランド名を使用しなくなりました。


1960年代

画像1
画1のデザインの箱はかなり普及していたようです。
5号以下のサイズのものを多く見かけました。

3号(3.5インチ)以外に3インチリールなど小型のリールを得意にしていた?

[素材]アセテート


画像2
60年代中〜後半のシンクロテープで、それまでのアセテートベースに比べ1.5倍の長尺にできるポリエステルをベースに使用していると思われる。

「Plus 50」は50m分長いという意味ではなく標準を100とした場合に50、つまり1.5倍の長尺という表記。

[素材]ポリエステル


画像3
画像3はシンクロ200で一般の100番台の倍の長さのテープと思われる。


[素材]ポリエステル


画像4
おなじみTDKのロゴ入りテープ。


[素材]ポリエステル


画像5
シンクロテープ150、サイズは左が4号、右が7号であることがボックスでわかります。画像1・2のテープと同世代のテープのものではないでしょうか。



1960〜1970年代

画像6
1970年代、管理人も良く見かけたパッケージです。ローノイズタイプでSONYのHFと同じグレードの製品だと思います。

[素材]ポリエステル

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