ウソ手
20型〜28型 03/02/14 |
29型〜40型 03/12/01 |
20型 黒先 解説 ┳┳┳┳┳┳┳┳┳┓ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┫ ┼┼┼┼┼┼い○┼┫ ●┼┼┼┼┼●ろ┼┫ ┼┼┼┼┼●┼┼┼┫ ┼┼┼┼┼┼┼○┼┫ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┫ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┫ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┫ ╋┼┼┼┼┼╋┼┼┫ 黒石が●にある場合は、いとろのどちらをオサエるのが本手でしょうか。 |
21型 黒先 解説 置碁の基本的な定石です。手順中、黒9のアテコミが好手で白10と打たせてから11とオサエます。次の黒の一手は? |
22型 黒先 解説 ┳┳┳┳┳┳┳┳┳┓ ┼┼┼○い┼┼┼┼┫ ┼┼┼┼○●┼┼┼┫ ┼┼┼○●●●┼┼┫ ┼┼┼ろ○┼┼┼┼┫ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┫ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┫ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┫ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┫ ╋┼┼┼┼┼╋┼┼┫ ツケオサエ定石で白が少し変わった打ち方をしました。いとろのどちらが本手でしょうか。 |
23型 黒先 解説 ┳┳┳┳┳┳┳┳┳┓ ┼┼┼┼┼┼い┼┼┫ ┼┼●┼○ろ┼┼┼┫ ┼┼┼┼┼┼●┼┼┫ ┼┼┼┼○┼┼●┼┫ ┼┼┼┼┼┼○●┼┫ ┼┼┼┼┼┼○○┼┫ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┫ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┫ ╋┼┼┼┼┼╋┼┼┫ いとろのどちらが本手でしょうか。 |
24型 黒先 解説 ┳┳┳┳┳┳┳┳┳┓ ┼┼ろ○┼┼┼┼┼┫ ┼○┼●い┼┼┼┼┫ ┼┼┼┼┼┼●●┼┫ ┼┼┼┼●┼┼┼┼┫ ┼┼┼┼┼○┼○┼┫ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┫ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┫ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┫ ╋┼┼┼┼┼╋┼┼┫ いと辛抱するか、ろと反発するか。 |
25型 黒先 解説 ┳┳┳┳┳┳┳┳┳┓ ┼┼┼┼┼○い┼┼┫ ┼┼┼┼○┼○●┼┫ ┼┼┼○●┼●ろ┼┫ ┼┼┼┼●┼┼┼┼┫ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┫ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┫ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┫ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┫ ╋┼┼┼┼┼╋┼┼┫ 黒はここでいとアテていくべきでしょうか。ろとツイでいるべきでしょうか。 |
26型 黒先 解説 ┳┳┳┳┳┳┳┳┳┓ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┫ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┫ ●┼○┼●┼●┼┼┫ ┼ろい┼┼┼┼┼┼┫ ┼┼┼┼┼┼┼○┼┫ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┫ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┫ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┫ ╋┼┼┼┼┼╋┼┼┫ 置碁で良く出てくる形です。厳しい攻め方を考えてください。 |
27型 黒先 解説 ┳┳┳┳┳┳┳┳┳┓ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┫ ┼●┼┼○い┼┼┼┫ ┼┼┼ろ┼┼●┼┼┫ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┫ ┼┼┼┼┼┼●┼┼┫ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┫ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┫ ┼┼┼┼┼┼┼●┼┫ ╋┼┼┼┼┼╋┼┼┫ 白に対する攻め方の問題です。 |
28型 白先 解説 ┳┳┳┳┳┳い┳┳┓ ┼┼┼┼●○ろ┼┼┫ ┼┼┼●●●○○○┫ ┼┼┼┼┼┼●●○┫ ┼┼┼┼┼┼┼┼●┫ ┼┼┼┼┼┼┼●┼┫ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┫ ┼┼┼┼┼┼┼●┼┫ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┫ ╋┼┼┼┼┼╋┼┼┫ いとろはどちらが得でしょうか。 |
29型 黒先 解説 置碁に良く出てくる形です。AとBのどちらが本手でしょうか。 |
30型 黒先 解説 白5と急所にオイたところです。シチョウは黒良しです。本手はA、Bのどちらでしょうか。 |
31型 黒先 解説 白5はハメ手に近い手です。黒6で8のところへ受けておけば隅は黒地です。この後黒はA、Bどちらに打つのが良いでしょうか。 |
32型 黒先 解説 白1、3と打って隅をねらってきました。黒が手抜きすると白「ア」のツケがあります。それを防ぐにはA、Bのどちらが良いでしょうか。 |
33型 黒先 解説 置碁の基本定石です。白7と隅を取られるが黒は手抜きしたのでやむうえません。定石だから本手はすぐ分かるでしょう。 |
34型 黒先 説明 ツケノビ定石です。黒は隅を守り白への攻めもねらえるのはA、Bのどちらでしょうか。 |
35型 白先 解説 黒2の大ゲイマに受けてから白13までは定石です。黒14と変化してきました。白はAとBのどちらに打ったらよいでしょうか。 |
36型 黒先 解説 白1のスベリに黒はどう受けるのが良いでしょうか。よく出てくる形ですね。 |
37型 黒先 解説 この局面ではA、Bのどちらが本手でしょうか。白△の石と関連します。A、Bの手でアと出ていくのはイに打たれてしまいます。 |
38型 黒先 解説 黒4は一間トビが普通です。白5のツケに黒はどう対応しますか。 |
39型 白先 解説 白三々に入った時、黒2と打つたのはウソ手です。定石は「アか3」です。黒4、6と厳しくきましたが、白はAとBのどちらが適切でしょうか。 |
40型 白先 解説 白1と三々に入って黒2、4と打ったところです。AとBのどちらが良いでしょうか。 |
解説
20-1図 本手い |
20-1図 黒1とこちらからオサエるのが本手です。白2は絶対ですから、そこで黒は3とカケていきます。5まで黒は立派な姿です。辺の星の一着も立派に働いています。 20-2図 黒1とサエぎるのはウソ手です。辺の星が働いていません。これは黒の甘い形です。 |
20-2図 ウソ手ろ 問題 |
21-1図 本手 |
21-1図 黒1とこちらにサガるのが冷静な好手です。白2のとき、3とキッて2子を取りきります。 21-2図 黒1とサガるのはウソ手です。白2、4とワタられてしまいます。黒は眼のない形で攻められることになります。 |
21-2図 ウソ手 問題 |
22-1図 本手ろ |
22-1図 黒1が本手です。白2にひいた時、黒3とアテて5とカカエます。この手順が大切です。 22-2図 先に黒1とアテるのは手順を間違えました。このあと黒3とキッても白4とノビられてしまいます。 |
22-2図 ウソ手い 問題 |
23-1図 本手い |
23-1図 黒1のトビが本手です。こう打って黒3とツケてワタる手段を残しておく方が良い。 23-2図 黒1は白2とサガられて黒3は、はぶけません。黒は左の一子を分断されています。 |
23-2図 ウソ手ろ 問題 |
24-1図 本手い |
24-1図 この場合は黒1とヒいて辛抱しているのが本手です。 24-2図 こう打ちたくなりますが、白6の後、時期を見て白10のデが残ります。白10の手があるので辛抱が正解です。 |
24-2図 ウソ手ろ 問題 |
25-1図 本手い |
25-1図 強く黒1とアテて3とツいでいてよいのです。白4とくる手は恐れません。黒11までと打って、白にもキヅがあるので怖くありません。 25-2図 かなり強い人でも黒1とツグようです。 |
25-2図 ウソ手ろ 問題 |
26-1図 本手ろ |
26-1図 黒1とコスみ、白2には黒3とハネます。白4には黒5とツケてもたれて攻めます。 26-2図 攻める石に直接ツケるのはよくありません。白6とポンヌキを許しては良くありません。(初級・中級者には黒地が大きく見えてしまいます。) |
26-2図 ウソ手い 問題 |
27-1図 本手い |
27-1図 右隅を固めつつ、白2子を攻めます。 27-2図 黒1と大上段にいくと、白2と三3に入られて、隅に変化されて甘くなります。 |
27-2図 ウソ手ろ 問題 |
28-1図 本手ろ |
28-1図 白1とツゲば6目の地ができます。 28-2図 白1とカケツグと3目の地になります。 |
28-2図 ウソ手い |
29-1図 本手B 黒1が本手です。黒7までが定型です。しかし、隅はまだ手残りです。詳細は定石とコウの第10型をご覧ください。 |
29-2図 ウソ手A 問題へ 黒1のアテから3とオサエ込んでいくのは打ちすぎです。白12まで白十分です。 |
30-1図 本手B 黒1が本手です。白2のキリに黒3のサガリが手筋で素晴らしい手です。以下黒15まで白のツブレです。 |
30-2図 シチョウに注意 前図白8からの変化図です。白12のシチョウは黒良しですから黒1の手は成立します。シチョウをしっかり読んでおく必要があります。 |
30-3図 黒失敗 黒3とオサエたくなりますが、これは白4とカカエられて良くありません。黒失敗です。 |
30-4図 ウソ手A 問題へ 黒1のツギはウソ手です。白2、4とワタられて黒全体を攻められてしまいます。 |
31-1図 本手A 黒1が本手です。黒3とノビキればまあまあです。 |
31-2図 ウソ手B 問題へ 黒1とツゲば白2とワタられ白の思うツボでつまりません。 |
32-1図 本手A 黒1とトンで受けるのが働いています。白2は無理ですが黒17まで白の無理を証明しました。 |
32-2図 ウソ手B 問題へ 黒1は堅い手です。隅は完全に確保できましたが発展性に欠けます。 |
33-1図 本手A 黒1は堅実で置碁の場合はお勧めです。黒1を手抜きすると白1と打って攻められます。 |
33-2図 ウソ手 問題へ 白の一子の動きをある程度制限していますが、白はまだ動き出す可能性を残しています。 |
34-1図 本手B 黒1とガッチリとツグのが本手です。次に白への攻めをねらうことが出来ます。 |
34-2図 ウソ手A 問題へ 黒1が初心者の間違いやすい手ですがウソ手です。白2とハネられると黒3と受けて隅の地が減り白2があるため白への攻めがねらえなくなります。 |
35-1図 本手A 白1が本手です。黒2に白3が見落としやすく素晴らしい好手です。黒がダメヅマリになっています。 |
35-2図 ウソ手B 白1には黒2と打って楽になりました。白3に黒4と白の一子を取ります。白5とアテ 続いて |
35-3図 黒1が大切な手です。白2の取りには黒3とアテます。白4の取りには黒5とアテ 続いて |
35-4図 問題へ 黒6まで黒の厚い姿です。 |
36-1図 本手A 黒1と三々に守っておけば隅を確保して安定します。白は追求しようがありません。 |
36-2図 ウソ手B 問題へ 黒1と受けるのは白2とスベられて黒3と受けなくてはなりません。ちぢこまった形です。 |
37-1図 本手A 黒1とサガるのが本手です。黒3のハシるのが好手です。白△があるので黒3が光って見えます。 |
37-2図 ウソ手B 問題へ 黒1と打つのは黒3と走る方向がつまりません。 黒1の石の方向を間違えました。 |
38-1図 本手B 黒1が本手です。白2の時黒3とハネます。黒▲とのコンビネーションがとても素晴らしいのです。 |
38-2図 ウソ手A 黒7ツグ 問題へ 黒1と受けるのは良くありません。白は隅に地を持って中央に頭を出しているので十分です。 |
39-1図 本手B 白1が本手です。黒2のオサえに白3とキリます。黒4のツギは両アタリをふせいでいるので仕方がありません。白5とツイで黒のウソ手をとがめています。 |
39-2図 ウソ手A 問題へ 白1はウソ手です。黒6まで白2子を取られたうえ、アの急所がのこっています。 |
40-1図 本手A 白1が本手です。黒2とヒラいた時、白3に打ちます。 |
40-2図 ウソ手B 白1はウソ手です。黒2、4で白が困ります。黒8まで隅の白石は取られています。 白5で6と4の石をアタリにすると黒5とキリ、白は4の一子を抜きます。 その後黒は白1をシチョウにカカエて黒有利でしょう。 |