四子局3
第1譜 15手 (通算1-15) |
黒 四子 しげ 白 AI囲碁 四子の黒で最も普通に受けてみます。 黒2と一間トビに受けます。 積極性はありますが地には甘いのが特徴です。 黒4と一杯につめて打ち込みをねらいます。 白5と右上にかかってきたので、予定通り黒6と打ち込みました。 白9と打ったからには白1の石は捨てられなくなりました。 白15と黒石の切断をねらってきました。 黒の次の一手はどこがいいでしょうか。 |
第2譜 16手 (通算16-31) |
2−1図で白1と打って黒を切断しようとしても無理です。黒10まで白全滅です。 2−1図 第2譜の黒3となっては白の失敗です。 白4は黒5と中央を突破されて良くない。 黒7となっては黒が打ちやすくなっています。 黒の次の一手はどこがいいでしょうか。 |
第3譜 24手 (通算32-55) |
黒1と左右の白の間を突き抜いていきます。 白2は自分の石の連絡を確実にして、後に白10と打って眼形の足しにしようとする考えだと思いますが、黒は中央が厚くなり白は打ちにくい手です。 白8も同じ考えのようです。 黒13、15と白が中央に出ないように打ちました。 黒17で白を封鎖しました。 白24までの白石を攻めるか、それとも他へ回るか黒の次の一手を考えてください。 |
第4譜 20手 (通算56-75) |
細長い白石の集団は取りきれないと判断して黒1と地を取りながら中央の白を攻めていきます。 白は生きが心配になって2と手入れしました。 黒3の攻めが厳しいです。白4と打ったので黒5と突き抜いてしまいました。 白4,6,8と生きようとしているので、黒9と芯を止めました。 白10とはずうずうしい手です。 黒11,13とカラミ攻めです。 右下隅の白と中央の白のどちらかを攻めたいのです。 黒の次の一手をどこに打ちますか。 |
第5譜 15手 (通算76-90) |
黒1と地を取りながら攻めます。 白2には黒3と遮ります。 黒5と確実に切断しました。 白8に黒9のオサエで左上隅の白は生きられません。 黒13,15と切断しました。左辺の白は手抜きして大丈夫でしょうか。 白の次の一手はどこが良いでしょうか。 |
参考図1 |
黒1とオサエられると白は下辺に1目も出来ません。白2には黒3とオキ白4と遮れば、黒5とワタッてしまいます。 白8と眼を作りにいっても黒9が急所で、白10には黒11と打っておかないと上辺の白と連絡してしまいます。 白12には黒13と眼を取りにいきます。 白14、黒15と破られますが、白16と後手一眼です。黒17で白は一眼しかありません。 参考図2 白2のツケがうるさい手ですが、黒5,7が好手で黒がしのいでいます。 |
第6譜 24手 (通算91-114) |
下辺に一眼作るために白1は必要です。 黒2と下辺を取りにいきました。 白5と右上を動き出しましたが、黒6と受けておきます。 白7には黒8と眼を取ります。黒10と連絡して黒は心配する石がなくなりました。 白11には黒12が眼を取る急所になります。 黒24で白は投了しました。 |