じむのサンフランシスコ紀行
やっぱり、鳥を見ないとねぇ?
Scene1 いきなりやっちまった・・・。
さて、スーツケースは2個だ。誤情報で1個だけと聞いていたので〜超大型を用意したのだが、急遽2つにした。そしてバードウォッチャー
たるもの、
双眼鏡は必需品であろう!しっかりとサブ機タンクロー号を自宅から持ってきた!ようし、これでカリフォルニアの鳥達をキャッチ
しまくるのだ。と言う感じで成田空港だ・・・・・?・・・・・・・・ん?・・・・・・・・んん?・・・・・・・・・なひ!さうがんきやうがなひではないか!
今更どうしろというのじゃぁ〜
いきなりやっちまった!!!どうしよう・・・まさに牽制タッチアウトの気分だよ。途方に暮れるも打つ手はなし。
どうしたもんだか
放心状態である。彷徨うようにショッピングモールを歩く。しかし、神様は我を見捨てず・・・ぬあんとカメラショップがあった
のだ。ウヒ〜助かったよぉぉ!んでもって、安いがアイレリーフだけは長い、タンクローミニを購入。しかし、市価の1.5倍の値段だよ。
でもとりあえず、鳥は見られるね・・・
ゲッツー崩れの間に1点と言う感じだろうか。タンクローミニよ、よろしく頼む!
Scene2 初めての出会いはブラックバード
サンフランシスコ上陸後〜
初めての出会いは 「BREWER'S BLACKBIRD」だった。
何せ、この方々は、どこにでもいる!街角だろうが〜カフェーだろうが、海岸だろうが、
人の足元だろうが、
お構いなしにウロウロしている。ホッピングするかと思えば、ウォー
キングもするひょうきんな方々だ。そして目つきが悪い(笑)。光線の具合で頭部は
紫色に見える洒落者でもある(画像にカーソル=矢印を合わせてみて下さい)。
眼球は綺麗な黄色だ。大きさは15cmくらいかな?とにかく人懐こいので憎めない
奴らなのだ。しかし同行のNさんはお嫌いとのこと。カフェで勉強中に、やたらと邪魔
されたらしい。しかし、双眼鏡もいらないほど近くに来るので、バードウォッチャーには
嬉しい鳥である。
この鳥の歩く真似をしていたら〜その場にいたブロンドお姉さんに
笑われてしまった。
言葉が出来たら、コーヒーくらい誘えたんだけどね(笑)。
ちなみにメスは、地味な焦げ茶色に、翼部分がうっすらと緑色をしているそうです。

Scene3 なんて☆たくさん!?
次はこの方々です。フィッシャマンズ・ワーフにほど近い、ゴールデンゲイトブ
リッジを望む砂浜で見つけました。
その名は「EUROPEAN STARLING」 日本語
で言うと・・・ヨーロッパホシムクドリってな
ところでしょうかねぇ?
人慣れしてます、ひたすら・・・フィッシャマンズ・ワーフの名物、パンの器に入
れられたクラムチャウダーがありますが〜食べ残しのパンを目当てに、鬼の
ような勢いで集まって来ます。と・・・言いますか〜カモメたちのおこぼれをい
ただきに来ますね(笑)。それでもって、町中であろうと何処であろうといます、
それもたくさん!毎朝のバス停でも、うなるほどいました。
星ダクでとってもお
洒落な方々ですが〜そんなわけで、当たりまえに居すぎるためか、だれも関
心を払いません。
市街地では、ブラックバードよりも多く数が見られ、特にダウンタウンから西に
行ったパーク・プレシディオ通りの街路樹がねぐららしく、夕刻は賑わうようで
す。大きさは、日本のムクドリより少々小柄な感じでしょうか。
写真は夏毛です。冬毛は、頭部にかけても星一色になるそうで、もっともっと
お洒落なんだそうですよ。
Scene 4 日本のバードウォッチャーを甘く見るな!
さて・・・と言うわけで〜渡米2日目だ。この日はいきなりのピンチ!メシを買う場所が・・・と言うか、どうしたらいいか全くわからなぃ〜って
な状況に追い込まれた。(FLIGHT2 Scene11参照) とにかくメシを調達せねばならぬ、と言うことで〜商店を見つけるのにタンクローミニ
号が大活躍だ。
俺らは、常に双眼鏡を持ち歩き〜駅だろうが道端だろうが鳥見をしているのだ、恥も外聞もないゾ!日本のバーダーを
甘く見てもらっては困る。ってなわけで、この時も〜松林に巣を構えるゴーデンイーグルをしっかりとキャッチした。空腹そして迷子の恐怖、
治安への怖れなんかがごっちゃまぜになっていたが〜それでも双眼鏡を振り回したんだよ。しかし、ゴールデンイーグル・・・驚いたね。

Scene 5 It's a GOLDENGATE PARK
ゴールデンゲイトパークは、すっげぇ広い!ゴールデンゲイトブリッジの南側に広大な面積を誇る公園だ。ホームステイ先から歩いて5分
もすれば〜そこはもうゴールデンゲイトパークなんだよ。渡米2日目・・・いきなりの大ピンチだったが〜それを何とか乗り切り、意気上がる
昼下がり・・・
なんと無謀にも地図も無しに探検だ〜と言うか、独りでバードウォッチングだ〜(笑)。
・・・とまぁ・・・意気込んで出かけたは良いのだが・・・ホント何も持っていないんだよ。テキトーに南下すれば公園なんだろうけど〜ホイと出
たら、フリーウェーっぽい道路じゃん、しかもビュンビュン車が来るから横断なんて絶対ムリ!仕方なく道路に沿ってけもの道を歩く・・・。
松林の中、松ぼっくりを蹴りながら歩くと横断歩道だ。そしてそこを渡りきるといよいよ公園の端っこだね。
しかし・・・しかしだ!・・・人気が
ないんだよね。
時折、犬を連れたローカルの人が通る程度なんだ。「こんなところでは・・・強盗にあってもどうにもならぬ!」そんなコトが
脳裏に浮かびまくるが〜忍者の国日本には、忍術「木ノ葉隠れ」があることを忘れてはならない・・・ってできねぇじゃん!?せいぜい、茂
みから隠れて見ているしかないではないかぁ。・・・ってなことで、池があったので、ほとりから見てみることにする。
Scene 6 う、うわぁ〜!
茂みに隠れての鳥見だよ。でも何とも心細い・・・。しかも、異国と言うこともあり〜気配が消し
にくいんだよね・・・。と、そんなことを考えていると〜
ビュン!と何か飛んでいった。あぁ昆虫
だろうか?そんな事を考えていると、目の前の植え込み辺りに、またビュンと飛んできた生き
物がいる・・・
「え・・・え?・・・ホバリングだよ、おい!」正直言って、初めはスズメバチかと思っ
た。しかぁし!
なんとハチドリだったのだ!渡米準備に忙しくて〜鳥の種類などは調べていな
かったのだ、全く嬉しい誤算である。残念ながら、ここではもう見られなかったが〜しかし、住
宅地の庭にも平気で来る鳥であることが分かったので、
以後、最重要ターゲットとしてマーク
することにしたんだよね。んで、とうとう撮った写真が左の写真なんです。
写真をクリックすると大きな写真が見られます
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もちろん、続く・・・でしょ!