じむの珍道中旅行記
福井県 東尋坊編
言わずと知れた、日本海きっての名勝地なんですな、これが。
その名も「東尋坊」。たぶん僧坊でもあるんでしょうなぁ、近くにでも。しかし・・・忘れてはいけないっす・・・ここは自殺の名所でもあるんだな。
実際に、
「命の電話」なる公衆電話が、細道にひっそりとあるんですよね。しかも 「ちょっと待て!」 なんて書いてあってさ・・・リアルなんす。
それはさておき〜ほんとスゴイとこでした。何でも、この名勝を形作る岩ってのは、どうやら世界中探しても、ここと、あと2箇所しかないそう
なんですよ。どんな具合でできたのやら〜
考えても詮無いことなんで〜やめよう(笑)。
でもまぁ、実は東尋坊が目的で来たわけでもないので〜あんまり興味は無かったってのが、本当のところです。んだば〜ちょっくら写真でも
載せながら、紹介するとしましょうか〜(投げやり?)
東尋坊タワーからの眺望
こらまた良い景色ですね〜。かなり遠くが見えます。
しかしね・・・足元の土産物屋さん・・・
バラックばかり
で景観ぶち壊しなんですよ
。かなり観光客がいるの
に、整備しないんだろうか?掛川市なんか、城下町
(とは言え、たかが8万石=兵隊2000名)としての
景観を残すために、町中昔の装飾をしているよね。
そこんとこ、どう考えてるんだろ・・・。
もっとも〜自殺の名所なんて言われるからか?
それだったら〜もっと明るくしてさ〜この世も捨てた
もんじゃないって〜気持ちにさせるムードを作れば
良いのになぁ。
まさに足元を見てしまった・・・と言う感じです、ハイ。


うっひゃぁ〜!
あ・あぶねぇ〜!!!
まさに絶叫! クラットキマスネ〜ミーハタカイトコ、ダ
メダメヨ〜と、我を見失うほどに怖いです。
しかも、足場が悪いときて、覗き込むわけでしょ〜?
友人の背中をふざけて押したら 「ふざけんなよ!?」
って、
半分マジだったもんな〜(笑)。
高さは20mくらいあるらしいですよ・・・これを見なが
ら投身自殺とは・・・余程の事情があるんでしょうな。
その気持ちは分からないけど、飛ばなきゃいけない
切羽詰まった感じは伝わってくるぞ・・・。
それにしても、
水がすんごいキレイなんですよぉ。
さすが日本海です(^^。
眠い・・・っての。
東尋坊へは、車で行けます。
案内板が今ひとつ不鮮明で
すが〜なんとか辿り着いた
です。でも、あんまり整備し
てないんですよねぇ・・・。
土産物屋さんからは、なぜ
か「モツ煮」の匂いがしてき
て・・・
真夏にモツ煮かよ!
例の電話ボックスの模型と
かあって
・・・んなわきゃねぇ
だろ!(笑) あぁ眠い・・・。
うろつく〜そして、先端まで行く!
まぁ何となく〜お盆時の東尋坊をうろついてみよう・・・あった電話ボックス・・・見なかったこと
にする。でも、この電話の向こうには、ボランティアさんがいて〜もし志願者からだったら、
説得するそうだ。たいしたモノである、ご苦労様です。
〜っつうことで、侘びた加減の松林の細道を行く〜潮風が心地よい。三好達治・高浜虚子・
伊藤柏翠たの詩碑が目に入る。
富士市から〜4時間の車中仮眠を取っただけで、ぶっ通し
とも言える運転をした身にとっては、この詩歌が全く理解不能
!!!思考停止だよ(笑)
大丈夫か、俺? それもその筈〜
さっきから「火曜サスペンス=火サス」のジャジャジャ〜
ジャジャジャァ〜♪の音楽が、エンドレスリピートで流れてんだよっ!!!何とかしてくれ!

妙にハイな気分だが〜忘れていた・・・
「先端まで行こう!」こうこなくちゃね〜いこいこ。
と言うことで〜もっとも人が来る場所ですが〜先端まで行けました・・・ん〜でもあそこに見
えるのは・・・
まだ先があるって事か!?
だいじょうぶなのか、じむ!?
うをりゃ〜!ここが東尋坊の先端じゃぃ!!!
見えます?(爆) 海が
荒れた日なら、間違いなくさらわれてますぜ、ここは。この立っている岩
ですら、
4m近くあるんですよねぇ・・・しかも、だぁ〜れも気やしません。ところどころクラックが
あって、下手すると落ちます!迷路みたいな岩窟をすり抜けて、ついに辿り着きました〜。
しかしねぇ、この日は風が強かったんですよ、実は。いつも先端に行くのですが〜今回ばかり
は、ホントに怖かったですよね。
東尋坊侮りがたし!!!
しかしなんですね〜日本海ってのは、何となく神秘性を感じてしまいますよ。硫酸銅みたいな
海の色〜山陰で見た夏の日本海・・・太平洋とは、一味違います。
♪〜嬉しいなぁ〜母さんの味ぃ〜んあ〜ぁ、越中〜日本か〜ぃ・み・そ♪ 
オチになってないな。
ホントは、この宿のことを書きたかった。→