テキスト ボックス: 私の句帳(NHK俳句より)(三)
九十九・菩提寺のここが近道曼珠沙華
一〇〇・今朝も又愛車の黄葉払いけり
一〇一・節分の子等の一人は変声期
一〇二・仰ぎ見る富士の麓の葡萄狩り
一〇三・短夜のルーツを辿る長子かな
一〇四・遠雷や停泊船のモダンジャズ
一〇五・友情を一時預けて宮相撲
一〇六・ばった跳ぶブラスバンドの練習場
一〇七・背負い籠の婆の一喝鳥威し
一〇八・富士に星寄り添う如し年の市
一〇九・空白も一つの記録日記買ふ
一一〇・新緑の富士を望みて観覧車
一一一・湯上りの呼吸優しき寒の開け
一一二・室の花世界を語る理髪店
一一三・相撲部の貸切船や春の海
一一四・春水や就航前の吃水線
一一五・日本語も飛び交う中の雛の市
一一六・囀りの苦手な一羽かも知れず
一一七・春暁や星を頼りの峠越え
一一八・軽暖や長き航跡真っ平
一一九・高台の潮風やさし苺狩
一二〇・はすっぱの老雪女かも知れず
一二一・涼しさや天竜川の艪の軋み
一二二・マンションの西窓全て秋簾
一二三・暮早しすべき作業の半ばかな
一二四・骨董の柱時計にさす冬日
一二五・膝毛布重ねて土俵審査員
一二六・ひと雨の土筆の丈の高さかな
一二七・たんぽぽも柩に納め見送りぬ
一二八・白牡丹の如き留学生来る
一二九・ででむしの群れる名曲喫茶裏
一三〇・問診の医師の高音の暑きこと
一三一・冷房や額の皴の真っ平
一三二・夕立をやり過ごしたる武家屋敷
一三三・権禰宜の戻る私服や蚯蚓鳴く
一三四・釣人の帽子に絡む芒かな
一三五・鈍行の車窓の紅葉かぎりなく
一三六・愛犬の見上げる空に渡り鳥
一三七・大根の匂ひのぬけぬ客間かな
一三八・失ひし父の形見や雪解川
一三九・富士もまた崩れ行くなり鰯雲
一四十・口笛に続く指笛芽吹く頃
一四一・双頭の蛇の夢見る朝かな
一四二・
一四三・
一四四・
一四五・
一四六
一四七・





テキスト ボックス: 私の句帳(NHK俳句より)(三)
九十九・菩提寺のここが近道曼珠沙華
一〇〇・今朝も又愛車の黄葉払いけり
一〇一・節分の子等の一人は変声期
一〇二・仰ぎ見る富士の麓の葡萄狩り
一〇三・短夜のルーツを辿る長子かな
一〇四・遠雷や停泊船のモダンジャズ
一〇五・友情を一時預けて宮相撲
一〇六・ばった跳ぶブラスバンドの練習場
一〇七・背負い籠の婆の一喝鳥威し
一〇八・富士に星寄り添う如し年の市
一〇九・空白も一つの記録日記買ふ
一一〇・新緑の富士を望みて観覧車
一一一・湯上りの呼吸優しき寒の開け
一一二・室の花世界を語る理髪店
一一三・相撲部の貸切船や春の海
一一四・春水や就航前の吃水線
一一五・日本語も飛び交う中の雛の市
一一六・囀りの苦手な一羽かも知れず
一一七・春暁や星を頼りの峠越え
一一八・軽暖や長き航跡真っ平
一一九・高台の潮風やさし苺狩
一二〇・はすっぱの老雪女かも知れず
一二一・涼しさや天竜川の艪の軋み
一二二・マンションの西窓全て秋簾
一二三・暮早しすべき作業の半ばかな
一二四・骨董の柱時計にさす冬日
一二五・膝毛布重ねて土俵審査員
一二六・ひと雨の土筆の丈の高さかな
一二七・たんぽぽも柩に納め見送りぬ
一二八・白牡丹の如き留学生来る
一二九・ででむしの群れる名曲喫茶裏
一三〇・問診の医師の高音の暑きこと
一三一・冷房や額の皴の真っ平
一三二・夕立をやり過ごしたる武家屋敷
一三三・権禰宜の戻る私服や蚯蚓鳴く
一三四・釣人の帽子に絡む芒かな
一三五・鈍行の車窓の紅葉かぎりなく
一三六・愛犬の見上げる空に渡り鳥
一三七・大根の匂ひのぬけぬ客間かな
一三八・失ひし父の形見や雪解川
一三九・富士もまた崩れ行くなり鰯雲
一四十・口笛に続く指笛芽吹く頃
一四一・双頭の蛇の夢見る朝かな
一四二・
一四三・
一四四・
一四五・
一四六
一四七・