パワプロについて
├パワプロとは何か?
├パワプロシリーズ検証
└登場人物紹介


掲示板
以下の掲示板は、左フレームのBBSのBBSメニューからもいけます。
パワプロ専用掲示板
連絡用掲示板


パワプロ小説
以下の小説は、左フレームのNOVELのメニューからもいけます。
果て無き夢へ
果て無き夢へ登場人物


第二話  臨め、開幕!!







久里浜は千葉県にある。
海を臨むきれいな町で、九十九里浜等は有名だ。
そこのチーム、久里浜朝倉ドルフィンズ。
朝倉工業が立ち上げたチームで、実力はなかなかのものだ。





??:「・・・」
体の大きい黒人が、英語を使って隣の白人に話しかけている。
??:「今日の相手はどこかだって?そんなのもわからないのですます?」
白人のほうは巧みに日本語をしゃべる。しかし、語尾が・・・おかしい
ドルフィンズの1軍が乗った新幹線は、はるばるキラーズの本拠地、徳島バトルゲームスタジアムへと向かっていた。
つまり、ドルフィンズは開幕をキラーズで行うビジター戦なわけだ。
白人選手の名前はマルコ=カールズ。来日5年目になる選手だ。
マルコ:「とりあえず、バラン。ちゃんと相手のデータくらいは抑えておくですますよ」
??:「うるさい。少し声のトーンを落としてくれ」
マルコが唾を飛ばしながらしゃべっていると、前に座っていたベテランの風格が漂う選手が叱咤した。
マルコ:「OH〜。ソーリーソーリーヒゲソーリカミソーリ、Mr.蔵田」
蔵田:「俺は集中しているんだ。今日の試合は俺が先発だしな・・・」
蔵田はそういって、アイマスクをもう一度かぶる。
うちに秘めし、闘争心と復讐心を隠しながら・・・
蔵田:「(ふふふ・・・ようやく貴様らと戦える・・・ってわけさ・・・)」







マルコ:「というわけで、今日の先発は相手エースの可能性が高いわけなのですますよ。Are you OK?バラン」
バラン:「(コクリ)」






監督:「全員集合!!」
キラーズ監督、石原の号令でキラーズの1軍メンバーが集まる。
ここで、キラーズ1軍入りのメンバーを軽く紹介しておこう。
捕手は工藤、そして田上が1軍入り。佐々木は怪我で出遅れた。
内野手には、水城、林、小坂、川崎、珂日、川相、そして修吾が。
外野手は、仲嶋、大西、廣瀬はもちろん、ベテランの斉藤、そして代打要因として木村も入っている。
投手はエースの江成をはじめ、サブマリン条辺、復活の高井。
久遠、松坂、新人の川口が先発ローテンション入り。
オープン戦で活躍したセットアッパーの鬼頭、同じく新人の田中、そして守護神の佐々木と、駒はそろっている。
そして全員が注目のオーダーが発表されようとしていた。









監督:「名前を呼ばれたものは返事をしていけ・・・」
そういって監督はオーダーを読み上げる。
そして9人全員が返事をし終えた。




鳴門キラーズ 開幕オーダー
1 二 林
2 左 廣瀬
3 中 仲嶋
4 右 大西
5 三 川崎
6 遊 小坂
7 一 竹内
8 捕 工藤
9 投 条辺





修吾:「よっしゃー。開幕スタメンだ!!」
水城:「竹内、おめでとう。だけど、俺もお前には負けっぱなしで入られないな。絶対お前をベンチに引きずりおろしてやるぜ」
修吾:「俺も負けてませんよ。気合十分です」
珂日:「チクショ〜。スタメンならずかぁ〜」
仲嶋:「ドンマイドンマイ、でも、出場のチャンスはあると想うぜ?」
大西:「気長に待つべし・・・って所だな」
珂日:「まぁ、代走で走れるときに走っておきますわ・・・よーし!みなさま、開幕勝利と行きましょうじゃあ〜りませんか?!」
珂日が掛け声を出し、右手をさっと差し出す。
1軍メンバーはその珂日の右手に己の右手を一人ずつ重ねていく。
川崎:「キラーズ!」
全員:「ファイッ!!」
修吾:「(よーし・・・絶対にヒットを打つぞ!!)」
修吾は公式戦初ヒットを胸に、珂日は出場を誓い、試合へと臨む。
監督:「(さぁ、見せてみろ、竹内、珂日。お前ら二人の進化したその姿を・・・!!)」









次へ    果て無き夢へTOPへ